もっとも、「交通安全運動って何? 視界が遮られる? いや、そんなことないよ。テントなんてあったっけ?」という家族もいるので、私のように感じている人は少数派かもしれない。
今回の交通安全運動、3日目のきょうになって気づいたことがある。我が家の一番近くにあるテント、いつもなら4本の足がすべて歩道にあるのに、なぜか今回は2本(後ろの半分)が歩道の後ろにあるマンションの庭に入っている。要するに、テントの厚みがだいたい半分になったわけで、常々邪魔くさいと思ってきた私には、ちょっとだけ嬉しい。誰かが私と同じようなことを感じていて、すぐ近くの交番に文句でも言ったのかな。
テントの中の人たち、いつもなら丸くなって座り寿司やお菓子を食べているのに、今回はそんなスペースがなくなったからか、横一列に並んで道路を向き、無表情に口を動かしていたのがどことなくおかしかった。