あまり旅行向けの本じゃなかったとは思う。それにしても、正直いってこれまで読んだブログ関連本の中では最もイマイチ感がある本だった。著者の考えがまとまっていないというか、一本筋が通っていないというか、うまく表現できない。なんなんだろう?
タイトルは「ブログが…」となっているけど、実際は「ネットが…」という感じ。著者本人はあとがきで「わたしの本当にいいたいことは、個人の情報発信がジャーナリズムを変える、ということである」としている。
考えてみると、最新のネット関連本にしては時代に半歩遅れているような気がする。内容がどことなく古臭いのだ。去年の今頃だったら納得しながら読んでいたかもしれない。
愛読していた著者本人のブログ「ネットは新聞を殺すのかblog」は2回目の炎上が終わって燃えカス状態になっている。そんなことも引っかかっているのか、読み終わって寂しさが残った。
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留守中に梅雨が明けていた。あわててタイトルバナーをひまわりの写真に変更。「らくだのひとりごと」の文字が花にかかってしまっているので、左上に動かして文字の色を変えようか検討中。とりあえず数日はこのままです。それにしても東京は寒い。