2006年06月28日

喫煙者専用のエアラインが日本へ?

 ドイツの起業家Alexander Schoppmann氏が喫煙者専用の航空会社を設立、就航に向けて資金調達に奔走している。エアラインの名称はSmintair。スミントエアーと発音するのだろうか? Smoker's International Airwaysの略語だそうだ(BBC)。

 なんちゃってニュースかと思いきや、既に公式サイトまであり、2007年3月26日にデュッセルドルフ−東京線を就航させると出ている。B747を2機リースする意向らしい。発着枠は確保しているのかな?

 投資家・スポンサーだけじゃなく、パイロットや客室乗務員、地上職員も募集中なので、興味のある方は公式サイトをごらん下され(でも、実際に就航しなくても私は責任取れません)。

 ヘビースモーカーの友人・知人はみな長時間のフライトには苦しんでいるから、こんなエアラインがあってもいいかも。私が乗ることは絶対にないと思う。

 私が気になるのはタクシーのタバコだ。タクシーを止めて乗り込んだ瞬間、タバコの臭いが充満していると、すごく損した気分になる。「タバコが苦手なので降ります」とも言えず、そのまま乗る(乗車拒否してもいいんでしょうか?)。その日はタバコの匂いが一日中気になる。

 最近は禁煙タクシーも増えているらしいけど、あたしゃ全面禁煙にしろなんて言わない。一目で「禁煙タクシー」と「喫煙タクシー」が見分けられるようにしてくれればいいのに。そうしたらみんな好きな方を選んで乗ればいいんだから。

【参考サイト】タクシー全面禁煙をめざす会

【追記】Smintairの話に戻ると、成田にはジャンボ機の発着枠は現段階では余っていない。BBCの原文にはB747−400ERをリースすると書いてあったと記憶しているのだが(7月3日現在はなくなっている)、旅客用の400ERは世界に6機しかなく、すべてカンタス航空が使用しているため、専門家によると400ERのリースは難しいという。要するにあくまで「楽観的な計画」といったところみたいだ(7月3日記)
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2006年06月26日

ビジネス界の重要人物ランキング

 フォーチュン系の「ビジネス2.0」誌がビジネス界の重要人物50人のリストを発表した(原文=英語)。選考基準はこれまでの業績や名声、資産などは関係ない。あくまでその人のアイデアや製品、ビジネスの洞察力が世界を変えつつあるかどうか、重要な新技術の開発などで詳細を形成しつつあるか、を基に選んだという。

 そういう基準のせいか、ビル・ゲイツは21位と中途半端なランク。グーグル創業者の2人が2位なのは目新しさがない。最近は米企業ニュースもそれほど詳しくチェックしていないので、知らない名前が多い。

 日本からはトヨタの張富士夫会長が8位に入っただけ。その他有名どころというか、私に馴染みのあるところではニューズのルパート・マードックが4位、アップルのスティーブ・ジョブズが5位、バーナンキFRB議長が20位、アマゾンのジェフ・ベゾズが42位、ヴァージンのリチャード・ブランソンが45位といったところだ。マードックが上位にいるのが意外。

 ところで、このリストの一番興味深いところは1位。それが原文では「You!」となっている。要するにあなた自身ということで「クリエーターとしての消費者」となっている。まさにWeb 2.0とやらを反映した順位だ。7位は「新興中流層」で、説明は「中国、インド、ロシア、ブラジル、その他あちこち」となっているのが面白かった。

 同時に発表された「重要でない人10人」というか「旬をすぎた10人」は特に順位付けはされていないものの、マイクロソフトのスティーブ・バルマー、SCEの久多良木健、スラッシュドットのロブ・マルダ、ボーダフォンのアルン・サリン、リナックスのリーナス・トーバルズなど。こっちのほうが大胆に選んだ感じでおもしろい。
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2006年06月23日

もらい泣き

 サッカー「日本がブラジルに2点差で勝つわけないじゃん!」と言いながらも、お祭り騒ぎの好きな性格が災いして?朝4時前に起床。窓からご近所さんを見渡すと、灯りのついている家がちらほらある。お仲間のサッカー観戦者に違いない。

 我が家では7時前に目覚ましを鳴らす人は寝室を利用できないという決まりがあるので、リビングに寝袋で寝た。我が家にいながらにしてキャンプしているみたいで気合いだけは十分だ。

 前半に玉田が点を入れた時は、思わず声が出た。近所からも物音が聞こえたような気がする。クロアチアがオーストラリアに1対ゼロでリードしていると伝えられたこともあって、ロナウドが同点打を決めるまでの10数分間だけ「甘いとは分かっているものの、ひょっとしたら奇跡が…」という夢を見させてもらった。

 結果としては、追いつかれたところで『これで振り出し、ここから2点取んのはしんどい、というかほぼ不可能…』という諦めムードが広がり、ズルズルと点を取られていくという日本らしい展開。ブラジルは後半にカカとロナウジーニョを下げただけじゃなく、ゴールキーパーまで控えの人に代えていた。怪我したわけでもないのに。なんか惨めだ。

 試合終了後中田ヒデが仰向けに倒れ込み、交換したユニフォームで顔を隠して泣いているのが分かったし、中村もインタビューでうなだれて泣いていて満足に話せない様子。なぜか私までもらい泣きしちゃって湿っぽい寝不足の朝となった。

 さて、決勝トーナメントはどの国を応援しようか。
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2006年06月22日

「決定力不足」

 前回のエントリーで、山口光市で起きた母子殺害事件の犯人に最高裁が自判で死刑判決を下さなかったことを「決定力不足」と揶揄した。これまでこの事件について少なくとも1回は書いた記憶があるものの、「犯人に死刑を!」と書いたことはない。このブログの存在を知っている数少ない友人の1人からそのヘンのところを突っ込まれたので考えてみた。

 やはり私は「何がなんでも犯人を死刑にしろ!」とは断言できない。できれば犯人にはシャバに出てきて欲しくないというのはある。日本には終身刑がないから死刑もしょうがないのかなぁと思う。いわば「消去法的賛成」ってやつだ。

 なんでこんなに消極的かっていうと、犯人が友人(テレビではマブダチと表現していた)に送った手紙が週刊新潮に出て、世論と裁判に少なからぬ影響を与えたせいだ。要するにこの犯人は自分の友人に売り飛ばされたってわけだ。

 極悪非道な殺人犯なら私信をあのように転載してもいいのだろうか。是非の線引きはどこにあるのだろう。私にはそれが分からないからモヤモヤしている。

 下世話な私はついつい『情報提供者には新潮社からかなりの金額の情報提供料が転がり込んでいるんだろうな』などと考えてしまう。自分は安全な場所にいて、仲間を売り飛ばすっていう行為がどうも引っかかってしまうのだ。このマブダチは自分のしたことに満足しているのだろうか。ちょっと聞いてみたい。

 「犯人を死刑にしろ!」と言い(書き)切れない私こそ、「決定力不足」かつ優柔不断な女だ。
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2006年06月20日

6月20日の雑報・雑感

■差し戻し判決
 山口県光市の母子殺人事件、最高裁が高裁への差し戻し判決を下した。大方の予想通りの結果とはいえ、あといったい何年かかるのだろうと思うと気が遠くなりそうだ。

 犯人が死刑になる可能性が大きくなったという。高裁で死刑判決が出たとしても、犯人側は間違いなく上告するだろう。永山則男のときは20年くらいかかったと記憶している。

 本村さんが記者会見で自判してほしかったと言っていた。私も同じ気持ちだ。ちゃかすつもりはないし、素人の私には分りようもない難しい仕組みがあるんだろうけど、最高裁も「決定力不足」だと感じてしまった。

■陸自サマワ撤退決定
 米ニュースサイトでは「日本はアメリカに何年も先行している」とか「彼らはまず、非戦闘員を人道支援目的で派遣した。これはイラク戦争への賛否を問わず尊い行為だ。そして今、彼らは撤退しようとしている。これもまた正しいことだ」と好意的なコメントをみかけた。

■W杯サッカーと株価に相関関係?
 AFP電によると、6月29日のJournal of Financeにアレックス・エドマンズ米MIT教授とディエゴ・ガルシア・ダートマス大教授によるサッカーW杯の成績と株価の研究が発表される。

 予選リーグでの敗退は当該国の株価指数を平均で0.38%押し下げ、決勝トーナメントで負けると0.49%下がるっていうんだけど、私には誤差の範囲内としか思えない。記事にある通り時価総額にすればすごい金額になるけどねぇ。

 報道によると、この研究は1973年1月から2004年12月までのW杯ほか主要なサッカーの試合を39カ国について調べているとか。
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2006年06月18日

勝てなかった…

 先日のサッカーW杯オーストラリア戦は観戦の友を準備していなかったので、買い置きの冷凍エダマメをゆでて、観戦しながら食べた。我が家は2人ともアルコールを飲まないので、エダマメだけ食べてテレビを見ているのはなんだか間抜けな感じだった。

 その反省から、きょうはクロアチア戦を控えてポテチ、かりんとう(ともに夫が買ってきた)、チーズケーキ(私が焼いた)という不思議な布陣の観戦用おやつを準備。味見を兼ねて日中からチーズケーキを食べたのがまずかったのか、なんか胸がもたれ気味だ(観戦中には食べられなかった)。

 日本代表も重かった。ボールを奪ってから前へ前への動きが鈍い。ボールをいったん止めてからパス。悠長にボールを回しているうちに敵が上がってきてディフェンスを固められちゃう。ワンタッチでさっとボールを回すなんてのは世界のスーパースターのワザなんだろうか。

 きょうは3人の選手交代があったのに、交代した選手が相手をかき回せなかったのにジリジリさせられた。点を取られなかったのがせめてもの救い。選手たちが「勝てる試合だった」と言っていたが、クロアチア側もそう思っているんじゃないのかな。
posted by らくだ at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

誤審

 朝方「FIFAが日豪戦での誤審を認めた」っていうニュースをみて、てっきり中村のシュートの話かと思ったら、全然違うプレーだった。駒野がケーヒルに倒された場面で、日本がPKをもらっていたはずだという。

 いまさら「たられば」の話をするつもりはない。すごく違和感があるのは、そのプレーを問題にして「あの場面で駒野が倒されたのにPKにしなかったのは誤審だ!」との指摘をテレビや新聞、ネット上で全然目にしていなかったからだ。

 実況中継では「倒されました」ぐらいの表現だったような(確かな記憶はない)。その後も、中村のシュートが問題になったことはあっても、駒野が倒されたことを指摘する人はいなかった。日本が強硬に抗議しているわけじゃなく、FIFAが自ら進んで懺悔して初めて話題になるっていうのが、なんとも普通ではありえない展開で、背中がむずがゆいような感じ。

 日本てプレーヤーだけじゃなくてサポーターや解説者などの観客も世界の一流レベルから随分と遠い位置にいるんじゃなかろうか、まだまだサッカー後進国なのかもしれない、とふと思った。大きな大会があるときだけ「にわかサッカーファン」になる私は、もちろん最後尾でジタバタしている。

 大切なゲームを控えているときに、こんな景気の悪いことを書いちゃマズかったかな。
posted by らくだ at 22:25 | Comment(3) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

6月14日の雑報・雑感

■ロナウドがヤバイ
 サッカーW杯のブラジル−クロアチア戦は録画してざっと見ただけ。クロアチアは守備がボロボロとか聞いていたのにそんなことないじゃない! 試合後のインタビューでコバチがロナウドをめちゃくちゃにけなしていのをBBCで発見した。

 いわく「彼は走らず我々の真正面にいた。疲れていたに違いない。彼はほとんどボールに触らなかった」「(彼をマークするのは)とても簡単だった。以前、彼を相手にしたときはとても難しかった。彼に何が起きたのか分からない」

 確かにシャープさがなくてボッテリした感じ。

■嫌なら食べるな
 ケンタッキーフライドチキン(KFC)が悪玉脂肪のトランス脂肪酸を含む揚げ油を使っているのはけしからん!と、アメリカの消費者団体が使用差し止めを求めて訴訟を起こしたそうな(長崎新聞)。この感覚が私には理解できない。体に悪いと思ったら食べるのをやめて、「KFCのチキンは食べないほうがいい」って広報活動をすればいいのに。そういえば、ケンタなんてもう何年も(10年以上?)行っていない。

■ホリエモンはシアワセモン
 ライブドア臨時株主総会。「ホリエモンの有罪が確定していないのに経営への非関与が決まったのはなぜか」とか、「ホリエモンを孫だと思って投資した。孫が不祥事を起こしたからといって見捨てられない」(ともに発言を正確に記憶しているわけじゃないから、だいたいこんな感じの発言があったという話)という株主の発言を断片的にTVニュースで聞いて、かなり意外だった。ホリエモンて少なくとも一部の株主には今でも愛されているんだな。

■中銀総裁の投資スタンス
 10年前くらいだったかグリーンスパン前FRB議長の個人資産内容が明らかにされた。株式の保有はなく、とにかくTB(財務省短期証券)が多くて『さすがに手堅い』と感心しながら苦笑した記憶がある。

 福井さんは日銀総裁就任時に村上ファンドへの投資を引き揚げなかったというのは情けない。多分、相当儲かっていたんだろうね。

 今年1月にライブドアがあんなことになり、何かとつながりのありそうな村上ファンドだってひょっとしたらヤバイかもしれないって感じなかったんだろうか? 売却したのが今年の2月で「村上ファンドが阪神タイガースに手を出したことに強い違和感を覚えた」っていうのは恐ろしく暢気な話だ。
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2006年06月12日

負けた…

 うぅ、喪失感は大きい。今晩は験を担いで「カツ」を作って食べたんだよ。終盤にかけ、あれよあれよという間に点を取られて逆転して負けちゃった(もちろんサッカーW杯の日豪戦の話)。

 きのうあたりからからだったかな、テレビでオーストラリア戦について話す専門家?たちは「オーストラリアは後半に入ると疲れるから大丈夫」って論調だった。日本人とどこが違うのだろうと不思議に思ったのだが、聞いたところによると「体が大きいから」という単純な理由だった。

 それを聞いて『日本みたいに蒸し暑いところだったらともかく、湿度が低いドイツでそんなに違いがあるんだろうか』と半信半疑だった。実際は、オーストラリアがそれほど弱らず、却って日本の集中力が途切れちゃったって感じだ。

 観客に日本のサポーターが多く、客席が青く染まってまるでホームゲームみたいだったのに、すっごく残念。それにしても、事前に必要以上の楽観ムードを煽らないで欲しいよ。
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2006年06月11日

携帯ストラップ型の韓国版SUICA

Tmoney 今回の旅行で買った物の中で一番気に入っているのが、写真右側に写っているピンクのTmoneyだ。JR東日本のSUICAみたいな機能があり、地下鉄と市バスで使える(タクシーとショッピングの印もついているが、利用したタクシー内にはカードの読み取りに使いそうな機械は見当たらなかった)。

 以前の交通カード(写真左)がTmoneyに代わったとは聞いていた。今でも交通カードも使えるのだが、このアクセサリー型Tmoneyがかわいいので、つい買ってしまった。街中の売店やコンビニのGS25とかファミマで売っていて本体は5000ウォン(約600円)。普通のカード型は2500ウォン。チャージは1000ウォン単位でできる。

 いろいろ物色したところ、サッカーW杯バージョンとか、五円玉みたいに真ん中に穴が開いた丸いコイン型、Tシャツ型などいろいろなTmoneyがあった。こういうプリペイド式のカードってクレジットカードと同じ大きさだと思い込んでいた。この遊び心が気に入った。

 Tmoneyの詳細について知りたい人はソウルナビのTmoney関連ページへどうぞ。
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2006年06月10日

「いらしゃいません」

 韓国に行くたび、日本語を話す人が増えているように感じる。昨年は本屋に温泉ガイドブックを探しに行ったら日本語ペラペラの店員さんがいたし、堤川なんていう日本人観光客があまり訪れそうにない駅で駅員さんに日本語で話しかけられた。

 今回は宿の人は全員日本語ペラペラ。タクシーの運転手さんも1人だけ日本語の単語を少し知っている人がいた。観光業に携わっている人たちはともかく、なんでもないスーパーで食品を実演販売しているおばちゃんまで日本語を話すのにはビックリした。

パンフレット そんなわけで、ハングルが読めなくても、韓国語が話せなくても大丈夫!みたいな安心感に浸っていたのだが、観光スポット明洞の観光案内所で手にしたパンフレットに「いらしゃいません」と書いてあるのが気になった。歓迎されているのかされてないのか分からない。これだけ日本語を操る人が多いのに、わざわざこんなヘンな日本語を書くなんて…と、何か裏側に意図があるのかと勘ぐりたくなってしまった。

 とはいえ、私にも経験はある。前にも書いた記憶があるのだが、香港に住んでいたとき某レストランからメニューの翻訳を頼まれ、注文どおりに邦訳したつもりでいた。

 実際に日本語版メニューを作成するのは現地人。香港人の写植担当者にカタカナが読めるはずもなく、私が「ランチセット」と訳したはずの言葉は、なぜか「ラ」が「ウ」に誤植されたまま完成していた。あの時は心底動転した。それに比べれば「いらしゃいません」なんて、まだかわいいほうだ。
タグ:韓国
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2006年06月09日

ソウルのお気に入り−鐘路タワーのトイレ

鐘路タワー きのうも書いた通りソウルではヨイドの63ビル展望台が改装中だったので、写真の鐘路タワーの最上階(33階)にあるレストランにお茶を飲みに行った。

 夕方の5時半をすぎていたので、すでにディナーのテーブルセッティングが始まっていて、窓際のテーブルは全部予約済み。窓から2番目のテーブルについた。しかも西日が差し込んで逆光状態。コーヒーは1杯8000ウォン(960円)するのはまぁしょうがないとして、たしか同じ金額だったジンジャーエールなんて氷入りのグラスと缶に入ったカナダドライが出てきただけ。レモンのスライス1枚のサービスさえないのに苦笑した。

 ところが、「それじゃ帰るか」という話になってトイレに行ったら、ほぼ床から天井まで一面がガラス張り。レストランよりもずっと眺めがよく、遠くの東大門まで見える(下の写真では確認できない)。しかも順光。トイレに入るのも忘れて写真を撮った。

鐘路タワーからの眺め

 今回の旅行で行った観光スポット?の中では一番気に入った。ここでお茶を飲むのは1年半前に次いで2回目だけど、1回目はトイレに行かなかったのが悔やまれる。高いところから町を見渡すのが好きな私みたいな人にはお勧めのところだ。

 お茶や食事をしなくても、上の外観写真で右側にある柱を通っているエレベーターに乗って33階で降りればトイレはすぐ近くにある(レストランに入らずにトイレに直行できる)。
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2006年06月08日

3日でヒマを出された

 夫の両親と4人のソウル旅行から帰宅。行く前は観光や食事でいかに楽しんでもらうかをあれこれ考えていたのに、実際に行ってみて一番大変だったのはエレベーターやエスカレーターを探すことだった。

 「階段がなければいくらでも歩ける」と言われても、大きな交差点を渡る際に地下道を通らなくちゃならないことも多かった。地下鉄の駅なら1カ所はエレベーターがあるものの、こっちが慣れていないせいで、どこの出入口を使えばラクできるか分からない(韓国の方がバリアフリー化が遅れているように感じたけど、ただ単に慣れていないせいかもしれない)。
 
 事前の情報収集も不十分だったと反省した。ヨイドにある63ビルの60階の展望台から市内を見おろそうと案内したら改装中で上れず、義父の希望で行った鉄道博物館は変則的な振り替え休日で7日はお休み。最終日のきょう(8日)、午後の飛行機に乗る前に片道1時間余りかけて出直すことになった。

 私は一緒に行くつもりでいたんだけど、夫が「明日も鉄道博物館に行ってもしょうがないんじゃない? 温泉でも行って来れば?」と言い出した。確かに私は自分が乗る(乗った)列車には多少の興味はあるものの、列車が置いてあるだけの博物館なんて興味はない。「親子3人水入らずの方がいいの? いや〜温泉に行くつもりなんてなかったから、仕度も予習も全然してないよ〜」と言いながら、自然と声が弾んでいるのが自分でも分かった(夫にも指摘された)。

 で、きょうは帰国前に1人でいそいそとソウル市内の温泉に出かけた。韓国の温泉は温泉らしさゼロのスパ銭みたいなところばかりとはいえ、のびのびできた。自分でいうのもなんだけど、束の間の「水を得た魚」状態だった。写真もたくさん撮った。

 私は学生時代からずっと1人旅をしてきたし、夫との2人旅になっても日中はそれぞれ別々に自由行動していることがほとんどだ。私は温泉に行くかハイキング・トレッキング、美術館めぐり又は本屋を徘徊していることが多い。今回みたいに4人で四六時中いつも一緒というのは全く経験がなく、予想以上に濃密な時間だった。

 結局「良いヨメ」を演じるどころか、3日で婚家からヒマを出されちゃった「至らぬヨメ」というところ。それにもかかわらずウキウキと足取りも軽やかに別行動しているのが私らしい…。
タグ:韓国
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2006年06月04日

出かけてきます

 明日から旅行に出かけるため、雑務整理に追われて家の外には一歩も出なかった。恐ろしく肩がこっている。お気に入りサイトの巡回もおろそかになり、ニュースのチェックもほとんどしていない。明日は始発で出かけるからサッカーも見ないで寝る。

 1週間前に買ったコンデジの正しい使い方は分からないままだ。いろんな機能がありすぎて分からない(といいつつ、実際には何も考えずにただシャッターを押すだけなのだが)。マニュアルを持参して飛行機の中で読むことになった。

 夫の両親と旅行するのは初めて。4日の間一貫して「良いヨメ」を演じ切れるかどうか、ちょっと自信がない。宿泊先に通信環境が整っているそうなので、ヒマがあれば旅先からこのブログを更新できるかも。
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2006年06月02日

オーストラリアはベビーブームだそうで…

 オーストラリアがベビーブームに沸いているそうだ。2005年に生まれた新生児の数は26万1400人と1992年以来13年ぶりの高水準だった。(BBC)。

 BBCの記事はザックリしている。出生率が上昇した理由として、コステロ財務相が「仕事をしていない両親への減税やその他補助金を導入した」ことや、足元の景気が良い上に将来の景気見通しも明るいことを挙げている。しかも財務相が高齢化社会を懸念して声を上げたのはわずか2年前だとか。

 掛け声ばかりで何も変わらない日本にいると、わずか2年でそんな劇的な変化があるってちょっと信じられない。しかも、財務相が主導しているってのが恐ろしく意外だ。コステロ財務相のお手柄だというのなら、日本のアドバイザーになってもらったらどうだろう。

 BBCの記事ではbirth rateが前年比2.4%上昇となっているが、これが日本でいう出生率を指すのかどうかは不明。オーストラリア統計局のリリースによると、total fertility rate (TFR=総出生率)は女性1人当たり1.77で前年の1.75から上昇している。30−39歳のTFRが60年代半ばの水準まで上昇、全体水準の押し上げに寄与した。 
posted by らくだ at 23:23 | Comment(4) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする