2006年04月05日

オレオレ詐欺関連の協力依頼は続く

 1年近く前からこのブログを読んでくれている人には意外かもしれない。このブログに関し、これまでメディアから取材協力のお願いが一番多く寄せられたのは、例の「席を譲らなかった若者」ではなく、オレオレ詐欺関連の記事だ。

 具体的にいうと、2004年9月7日に書いた「オレオレ詐欺被害者の体験記」と同9月19日に書いた「オレオレ詐欺被害者の体験記2」だ(と思う。ほかに書いていないから)。

 私は実際にオレオレ詐欺の電話を受けた人のブログを読んで書いただけで、私自身や家族が詐欺の被害に遭ったり遭いそうになったわけではない。それでもコメント欄には実際に被害に遭った方からの書き込みもあり、コメント欄で取材への協力を呼びかける人も出るなど、それなりの盛り上がりを見せた。

 盛り上がったのはコメント欄だけじゃない。大手メディアからフリーライターまで、取材への協力を求めるメールは20通以上届いたと思う。

 何て書いてあるかというと、不思議なことにこれがほぼ100%といっていいほど同じなんだな。曰く「オレオレ詐欺関連の番組(記事)を作成(執筆)するところで、オレオレ詐欺の被害者に取材したいと思っています。つきましては、是非らくださんのお話をうかがえないでしょうか?」

 「あなたのブログにコメントを書き込んだ被害者を紹介してください」じゃなく、あくまで私に話を聞きたいという。どうせ、いろんなサイト主催者に同文のメールを送りつけているだけで、私の書いたことなんて読んじゃいないんだろうなぁ、とは思ってみるものの、ひょっとして全文読んだうえで私が被害者だと思い込んでいるとしたら、私の表現力に問題ありだ…と落ち込んだりもする。

 「私のブログのこの2つの記事を読んでいただければ分かる通り、私は被害に遭っていません。被害者からの書き込みもありますが、本人がメールアドレスを公開していないので、こちらから連絡を取ることはできません。それでも役に立つのであれば協力いたします」と返信すると、そこでおしまい(唯一、公共放送のディレクターが丁寧な返事をくれた)。

 オレオレ詐欺がほとんど話題にならなくなった今年に入ってからも、まだメールは来ている。ここにきてようやく元締めがつかまったとかで、また「被害者の談話が取りたいので、らくださんと直接話したい」というメールが来た。

 返事を書きながらちょっと悪ノリ。「被害者じゃないので、被害者の立場からお話することはできませんが、個人的な感想としては、こういう人(犯人)たちはある意味稀有な才能を持っていると思うので、キレイな体になったらほかのところで才能を発揮してもらいたいと思います。劇団「オレオレ」を立ち上げるとか…」と書いておいた。
posted by らくだ at 21:47 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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