今朝テレビをつけたら関連ニュースをやっていた。前原代表が「次の衆院選で政権交代するためには人心一新が必要だ」と言ったというところまではフムフムと聞いていたのだが、その次にアナウンサーが「後継候補は小沢氏か菅氏が軸になる」とか言っていたのでのけぞった。
『人心一新というより「ゾンビ集団の先祖返り」みたいじゃん』と思った瞬間、飲みかかった紅茶を噴き出して咳き込んじゃった。紅茶が鼻から出てくる(汚くてすみません)し、痛くて目から涙は出てくるし、テーブルの上は汚くなるし、一気にティッシュを十数枚使った。
ったく何であたしがこんな痛い目に遭わなくちゃいけないのよ、と朝からご機嫌斜めの私だった。
ところが、である。しばらくたってから鼻の調子が快調なことに気づいた。通年性アレルギー性鼻炎のうえに花粉症を併発しているこの時期、鼻は詰まっていてあたりまえなのに、なぜかスースーする。
ちょっと考えてみて、紅茶で「鼻うがい」をしたせいだと思い当たった。厳密にいうと、「鼻うがい」ってのは鼻から塩水を吸って口から出すらしい(そんなワザが私にできるはずもなく、やったことはない)が、私がやったのは逆ルートでしかも使ったのは紅茶だ。それでも「鼻うがい」には違いない。心なしか夜になった今でも調子がいい。
私にとって前原民主党の最大の功績は、花粉症の症状を軽減してくれたってことだ。どうもありがとう。
それにしても、民主党がここで小沢サンという切り札を出してくるとすれば、手持ちのカードは出尽くす感がある。次の選挙で惨敗したらそれこそ「分裂」「解党」が現実味を帯びてきそうだ。かといっていつまでも温存していると、切り札の時価はどんどん下がっていくような気もする。さてどうなるのだろう。