2006年03月06日

南京虫

 全身のあちこちがかゆい。バンコクのホテルで南京虫にやられた。駅前にあるホテルで日本のツアー客も利用しているようなところなのに。

 最終日の夜中になんだかかゆくて目が覚めた。蚊がぶ〜んと飛んでいるわけでもなく、そのまま寝てしまったんだけど、日本に帰ってきてからあちこち赤くプツプツと腫れてきて、猛烈にかゆい。

 学生時代に泊まった安宿で南京虫の被害にあったことはある。まさか、日本からホテルレップを通じて予約できるところで南京虫が出るとは思わなかった。さらに解せないのは、同じ部屋に泊まった夫は何ともない。私のベッドだけ南京虫がいたのかなぁ? それともお肌が敏感なのかしら?

 南京虫は世界的な問題になりつつあることは知っていた。温暖化が進んでいること、人々の国際的な往来が盛んになっていること、強力な殺虫剤の使用が規制されていることが背景だという。

 ニューヨークでは数年前にHelmsley Park Lane Hotelに宿泊した客が南京虫に噛まれたとして訴訟を起こした(後に和解)し、昨年末もペンシルベニア・ホテルに宿泊したスウェーデン人が南京虫の被害にあったとしてホテルを訴えている。

 あたしゃ訴訟を起こす気はないけれど、あのホテルにだけは2度と泊まらないと思う。

【参考】
Hotel Bed Bugaboos(英文) 
posted by らくだ at 23:26 | Comment(3) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする