2006年01月19日

名物にうまいものがあった

「名物にうまいものなし」という。これ、かなり正解だと思う。かつての私は、旅に出かけるときにいつもガイドブックを調べ「この名物料理を食べるぞ!」と鼻息荒く出かけて行っては現地でしょんぼりすることが多く、夫にはすっかりバカにされている。

 名物には2つある。料理方法がその土地に特殊なものと、○○鶏、××牛みたいな食材だ。この食材の場合、味覚が鈍感なせいか「さすが○○鶏だけあっておいしい」なんて感じた記憶はサッパリない。スーパーで売っている輸入肉を出されても、たぶん絶対に気づかないだろう。

 そんなわけで名物食材はあきらめ、もっぱら名物料理を試すようになった。それでも「ぜひもう一度食べたい」とうなるようなものって、そうそうない。だから、最近では口コミが頼り。島原の具雑煮はネット上の友人に教えてもらい、そのおいしさに唸った。今回も人に教えてもらったおかげでおいしいものにありつけた。

tofu まず佐賀県・嬉野温泉の温泉湯豆腐。入浴させてもらった旅館の女将さんに「おいしいお店を教えてください」と頼んで新八寿司という店を教えてもらった。チラシかニギリがつくランチセットで980円。真っ白で写真映えしない。奥に小さく写っている真っ白なやつだ。

 温泉で豆腐を煮るから、たんぱく質が分解されて角がなくなり、さらにフルフル状態になっている。ゴマだれがカツオの風味もきいていて絶妙の味わいだ。以前、温泉湯豆腐を自宅で作ったことがあるが、こんな豆乳鍋みたいになるまで煮なかった。今度温泉水を持ち帰ったら、あのたれの味を再現して作ってみよう。

tori 別府・三つ葉グリルのとり天はネット上で数年前に教えてもらった。2年前に半日だけ別府に寄ったときは定休日で涙を飲み、今回行ってみたら店が閉まっていて張り紙があったので「すわ閉店か!」とあせったが、近くに引っ越して大きく明るくなっていた。定食(950円)のとり天は、確かにカリッと揚がっていて微妙に甘みのあるタレとよく合い、これまでに食べたとり天の中でもベストといえる味だった。


posted by らくだ at 21:09 | Comment(3) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

集団スリに狙われたみたい…

 楽しい旅の最後にケチがついた。どうも山手線の中で集団(といっても3人)スリに狙われたようなのだ。

 私は貴重品を入れた小さなバッグを斜めがけにして(要するにポシェット状態)、国内旅行用の小さなバックパックを網棚に上げ、恵比寿でドア際の席が空いたので座っていた。

 新宿で乗り込んできて私の前に立った男性2人は明らかにヘンだった。網棚のバックパックを見て、誰の持ち物か確認している様子なのだ。私の隣もその隣もサラリーマン風の男性だから、私の持ち物だってことは一目瞭然。貴重品が入った私のバッグもちらちらみている。2人の周辺の空気が殺気立っているというか、とにかく尋常じゃない。

 私はあちこちに財布を置いてきちゃう人間(今回も1度やった)だけど、こういう勘だけは鋭い(チリのサンチャゴで財布をすられた瞬間に気づき、犯人ともみ合いを演じたこともある)。国内用のバックパックは小さいから片手でも下ろせるので、池袋で降りるときに左手で貴重品の入った小さなバッグを押さえ、右手で網棚から荷物を降ろした。

 案の定、2人は不自然に体を寄せて押してきた。そのときになって横(ドア際)に立っていた男もグルらしいことに気づいた。私が降りるのを邪魔するかのように立っているのだ。「ちょっと何! やめて!」と肘で突いてもまだ押してくる。

 もっと大きな声で「あんたたちスリ?」と言ったら、あら不思議。左手にいた男が何か言い(広東語以外の中国語に聞こえた)、3人してすごい勢いで人をかき分け、わざわざ隣のドアまで移動して降りて走り去った。スリという一言に反応したようだ。周りにいた人がそろって私に注目して恥ずかしかった。

 駅員に知らせようとあたりを見回したものの見つからず、階段を下りて改札に行ってみると、駅員1人に乗客が3人ぐらい乗り換えの相談などで順番待ちの状態。合理化・人員削減もこういうときは困る。

 私の持ち物に手をかけられたわけじゃないから「スリ未遂」ってところだし、ま、いいかと報告せずに帰宅しちゃった。しかし、かえすがえすも不愉快だ。
posted by らくだ at 00:36 | Comment(5) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする
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