2006年01月31日

プリンターをもらった

 義父母が複合プリンターを買ったから今まで使っていたエプソンのカラリオがいらなくなったと聞き、雨の中をもらいに行ってきた。昨年11月に「欲しいプリンターがないんだよ」という記事を書いたものの、その後もプリンターは買わずに必要に応じて夫のプリンターを使わせてもらっていたのだ。

 インクジェットプリンターだし、以前使っていたキャノンのプリンターがエプソンに変わっただけかもしれない。取説もないので使いながら違いを見極めるしかなさそう。これもかなりの年代物だそうなので、壊れるまで使ってから次を考えよう。

 義母から「パソコンの使い方を教えて、教えて〜」とず〜っと頼まれていたから、ちょっと手ほどきしようとしたら、相手はツワモノだった。「笑顔の写真は金歯が見えちゃうから、フォトショップを使って消しているの」などと言う。あたしゃそんな画像修正したことない…。

 そのくせ、CD−Rというものを普段使っていないからいまだにフロッピー信仰が強い。私が「画像は容量が多いからCD−Rに保存するのが普通です」とやってみせたら、「本当に保存できているかどうか不安だから、別のパソコンを買ってちゃんと(CD−R)に入っているか確認してから、パソコン(ハードディスク内)の画像を消さないと不安で…」と言われた。
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2006年01月29日

東急インと東横イン

 身体障害者向けの駐車場や部屋などを不正改造していた東横インの話、テレビでも間違って「東急イン」とテロップが出たりしていて紛らわしい。私もつい間違えそうになった。

 東急インにとってはすごく迷惑な話に違いない。公式サイトには赤文字のNEWが点滅して「東急インおよび東急グループは、『東横イン』とは一切関連がございません」と強調されている。

 一方、当事者の東横インときたら公式サイトを開いてひるんでしまった。1月も終わりだというのに、なぜか鏡餅の壁紙。一年中この壁紙を使っているのだろうか。ページ下部のデッドリンクはアクセス解析らしい。おまけに黒字にカラフルな文字の「お詫び」がフラッシュニュース形式で次々と現れるのだが、ちゃかちゃか動くせいか、社長の記者会見の印象が残っているせいか、反省がストレートに伝わってこない。

 名前だけでは紛らわしいこの両社、それぞれの公式サイトを一目見れば、もう絶対に間違えようがない。私もこれですっきりと覚えられた。
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日本とパキスタンのマラソン

 大阪女子国際マラソンは下馬評通りヌデレバ選手が勝った。注目している選手が出ていなかったので、私は生中継は見なかった。波乱なき大阪女子マラソンとは対照的に、海外では命がけのマラソン大会がきょう開かれる。

 それはパキスタンの大都市ラホールで開かれる2回目の国際マラソン大会。男女混合で開催されることから、イスラム教の保守派が女性は個別に室内で開かれるレースに参加すべきだと反発。27日の抗議行動に警察は催涙ガスなどで対抗、少なくとも160人を逮捕したという。

 レースは42.195キロのフルマラソンのほか、10キロと5キロの部があり、全体で1万5000人が参加申し込みをしている。海外からも47人のエリートランナーが参加する(日本とパキスタンの時差は4時間だから既にレースは終了しているはずだが、情報はまだ見つけていない)。

 昨年の第1回大会は男女混合ながら平和裏に開催されたが、その後、別の都市で開催された男女混合レースでイスラム教保守派がランナーに危害を加えていた。

 こんな話だけ聞くとパキスタンてすごく遅れているなぁという気もしちゃうけど、そもそもマラソンというのは女性にとっては比較的新しいスポーツで、長いこと参加が禁止されていた。男装した女性ランナーが米ボストン・マラソンに参加、途中でバレてつまみ出されそうになりながらも完走したのは1967年の話だ。

 あと40年したら、パキスタンの女性マラソン・ランナーが世界1を競っているかもしれない。そんな日が来るといいな。

【参考】
All set for second Lahore Marathon(パキスタン紙Dawn)
Tight security at Lahore marathon (BBC)
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2006年01月27日

雲の写真サイト

 英ヤフー!が選んだ2005年のベストサイツ各部門のうち、「最もヘンテコかつすばらしいサイト」にThe Cloud Appreciation Societyが選ばれた。直訳したら「雲の鑑賞協会」とでもいうのだろうか。

 どれどれとギャラリーを覗いたら、不思議な写真がいっぱいで、ついついあちこちクリックしていろいろと見てしまった。何かに似ている雲の写真コーナーで、これなんてまさに人の横顔みたいだ。

 The Cloud Appreciation Societyは個人サイトで開設は昨年1月。毎月700万人が訪れるという。写真を募っているから、雲の傑作写真をお持ちの人は投稿してみてはいかが?
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2006年01月25日

人の心はお金で買えた

 ここんとこ毎日のようにライブドアのニュースばかり。いくらなんでもちょっと騒ぎすぎじゃなかろうか。誰とはなしに「いい加減におしっ!」とピシリ言ってやりたい気になる。

 それにしても掌を返すようなマスコミの態度には、ある意味感動すら覚える。今になって「堀江容疑者は著書の中で『人の心は金で買える』と主張し、多くの人が眉をひそめました」なんて言っている。でも、実際のところ彼は本当に人の心を買ったんじゃないだろうか? もっと正確にいうと、一部の人の心は買えたのだと思う。

 例えば、ホリエモンが武部幹事長をはじめとする一部自民党幹部のハートをがっちり掴んだのは、背景にある資金力が無縁ではないだろう。幹事長は今になって「若者はすべて自分の息子のようなつもりで…」と苦しい弁明をしているのが白々しくてチャーミングだ。

 マスコミはどうよ? どこの局だったか忘れたけど、ホリエモン言動録みたいなコーナーで自家用ジェット機を購入した際のVTRを見せていたけど、ホリエモンの説明を聞く女子アナは「スゴイですねぇ」と手放しで賞賛してキャピキャピ言っているだけだった。いまさらあんなVを流して恥ずかしくないのかねぇ。見ているこっちが赤面しそうだ。

 数字を取るためにホリエモンを利用していたマスコミなんて、心を売ったどころか魂を売ったという感じがしないでもない。それが今になって、こぞって「ざまあみろ」っていう論調なのだから、頭がクラクラしてしまう。

 ホリエモンの逮捕後には塀の中の生活に焦点が移った。きのうあたりからテレビでムネオの姿を2回ほど見た。、食べる物や着る物など拘置所内での生活を「先輩」として得意気に解説していた。なんで話がそんな低レベルな方向に行くんだろう。

 これじゃ「国民はバカだから」と言ったというホリエモンとマスコミは大して変らないじゃない。もっと真面目にこの事件の真相に斬り込んでよ。テレビを見たり新聞を読むよりもネット上で山根治氏の「ホリエモンの錬金術」を読むほうがずっと質の高い情報が入手できる。このような情報を徹底的に調べて、一般人に分かりやすく伝えてくれればいいのに。

 公開されている情報だけでライブドアの自転車操業振りがここまで分かっていたというのなら、去年のニッポン放送株問題のときに手も足も出せなかったフジテレビが間抜けに思えてしょうがない。
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2006年01月23日

世界のトップブランド1位にGoogle、ソニーは10位

 米brandchannel.comが23日に発表した「2005年の世界で最も影響力のあるブランドランキング」で、Googleがトップに輝き、昨年首位だったアップルと入れ替わった。3位は初登場のスカイプ。昨年圏外(11位以下)だったソニーが10位に食い込んでいる。10位までのランキングは以下の通り。
 1位 グーグル
 2位 アップル
 3位 スカイプ
 4位 スターバックス
 5位 イケア
 6位 ノキア
 7位 ヤフー!
 8位 Firefox
 9位 eBay
10位 ソニー
 調査は11月から12月にかけてネット上で実施され、世界99カ国の2528人が投票した。投票者の年齢層は26−35歳が中心となっている。回答者にとってその年にもっとも影響を受けたブランドを好悪問わず尋ねている。アジア太平洋地域のランキングは以下の通り。
 1位 ソニー
 2位 トヨタ
 3位 サムスン
 4位 LG
 5位 HSBC
 6位 シンガポール航空
 7位 ホンダ
 8位 ロンリープラネット
 9位 タイガービール
10位 ハローキティ
 う〜ん、ソニーって「凋落した」とか言われてサウジのアルワリード王子(シティバンクやアップルがつぶれかかったときに投資した)が投資を検討しているなんていう話が伝えられている割に、まだまだ影響力があるんだなぁ。下位ランキングにはバックパッカー御用達のガイドブック出版社ロンプラとかハローキティも混在するという摩訶不思議なランキングになっていてちょっと笑えた。
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2006年01月22日

オサマ・ビンラディンの推薦でバカ売れの本

 アメリカの歴史学者ウィリアム・ブルムの著書Rogue State: A Guide to the World's Only Superpower(邦訳アメリカの国家犯罪全書がバカ売れしているという。なぜかっていうと、あのテロリスト、オサマ・ビンラディンの「推薦図書」だからだ。

 オサマ・ビンラディンが先日久しぶりに発表したメッセージの関連部分は以下の通り(AP通信がアラビア語から英語に訳したものをさらに私が日本語に訳す)。
ブッシュが嘘と抑圧を続ける決意をするのならば「アメリカの国家犯罪全書」を読むといいかもしれない。この本の前書きには「もし私が大統領ならばアメリカへの攻撃をやめさせる。まず、すべての未亡人と孤児、拷問を受けた人に謝罪し、次にアメリカによる諸外国への介入は永遠に終わったと宣言する」と書かれている。
 この発言が伝えられたことで、米アマゾンではこの本の売り上げランキングが20万5763位から一気に26位に躍進したそうだ。これを書いている日本時間22日の午後5時半の時点では20位にいることを確認した(ランキング画面)。

 しかし、オサマ・ビンラディンに評価された学者っていうのはいかなる心境か…と思ったら、ショックながら喜んでいるという。正直な人だ。日本の学者だったりしたら、顔をしかめて「迷惑です」とか言いながら、裏で印税の計算などしていそうな感じだけど。

 この本が数年前に出たとき、本屋でぱらぱらみただけで買わなかった。さっそく図書館で予約というか取り寄せる手続きをしたところだ。

 手続きをしてから気づいたのだが、実はオサマ・ビンラディンは勘違いしていて、上記の記述があるのは「アメリカの国家犯罪全書」ではなくて、ブルムのFreeing the World to Death: Essays on the American Empireというエッセイ集(こっちは邦訳なし)のカバー裏なのだそう。いずれにしてもブルムが相当お気に入りのようだ。
posted by らくだ at 17:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする

2006年01月21日

yuki
 起きてから暗くなるまで雪が降り続くという珍しい冬の1日だった。寒い。一歩も外に出なかった。都心で8センチか9センチの積雪というから、この冬豪雪に見舞われた地方の人にとってみたら「ヘソが茶を沸かす」レベルだろうが、それでもテレビでは「大雪」と伝えていた。電車も間引き運転されていたらしい。

 いつもは静かな住宅街なのに、子供の歓声があちこちで聞こえた。窓からのぞいたら5、6人の子供が短パン姿で雪合戦をしていた。普段は家にいる子供たちが雪に誘われて外に出てきたのかな。自分が子供のころを思い出してちょっと嬉しくなった。

 子供は喜んでも、大人はそういうわけにいかない。雪のせいで標識が見にくいのか、マンションから外を見ていたら一方通行の道を逆走している車を3台も見た。普通は1日に1台あるかないかだ。幸い事故は起きなかったけど、立ち往生している車もあったから見ていてハラハラした。
posted by らくだ at 22:37 | Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2006年01月19日

名物にうまいものがあった

「名物にうまいものなし」という。これ、かなり正解だと思う。かつての私は、旅に出かけるときにいつもガイドブックを調べ「この名物料理を食べるぞ!」と鼻息荒く出かけて行っては現地でしょんぼりすることが多く、夫にはすっかりバカにされている。

 名物には2つある。料理方法がその土地に特殊なものと、○○鶏、××牛みたいな食材だ。この食材の場合、味覚が鈍感なせいか「さすが○○鶏だけあっておいしい」なんて感じた記憶はサッパリない。スーパーで売っている輸入肉を出されても、たぶん絶対に気づかないだろう。

 そんなわけで名物食材はあきらめ、もっぱら名物料理を試すようになった。それでも「ぜひもう一度食べたい」とうなるようなものって、そうそうない。だから、最近では口コミが頼り。島原の具雑煮はネット上の友人に教えてもらい、そのおいしさに唸った。今回も人に教えてもらったおかげでおいしいものにありつけた。

tofu まず佐賀県・嬉野温泉の温泉湯豆腐。入浴させてもらった旅館の女将さんに「おいしいお店を教えてください」と頼んで新八寿司という店を教えてもらった。チラシかニギリがつくランチセットで980円。真っ白で写真映えしない。奥に小さく写っている真っ白なやつだ。

 温泉で豆腐を煮るから、たんぱく質が分解されて角がなくなり、さらにフルフル状態になっている。ゴマだれがカツオの風味もきいていて絶妙の味わいだ。以前、温泉湯豆腐を自宅で作ったことがあるが、こんな豆乳鍋みたいになるまで煮なかった。今度温泉水を持ち帰ったら、あのたれの味を再現して作ってみよう。

tori 別府・三つ葉グリルのとり天はネット上で数年前に教えてもらった。2年前に半日だけ別府に寄ったときは定休日で涙を飲み、今回行ってみたら店が閉まっていて張り紙があったので「すわ閉店か!」とあせったが、近くに引っ越して大きく明るくなっていた。定食(950円)のとり天は、確かにカリッと揚がっていて微妙に甘みのあるタレとよく合い、これまでに食べたとり天の中でもベストといえる味だった。
posted by らくだ at 21:09 | Comment(3) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

集団スリに狙われたみたい…

 楽しい旅の最後にケチがついた。どうも山手線の中で集団(といっても3人)スリに狙われたようなのだ。

 私は貴重品を入れた小さなバッグを斜めがけにして(要するにポシェット状態)、国内旅行用の小さなバックパックを網棚に上げ、恵比寿でドア際の席が空いたので座っていた。

 新宿で乗り込んできて私の前に立った男性2人は明らかにヘンだった。網棚のバックパックを見て、誰の持ち物か確認している様子なのだ。私の隣もその隣もサラリーマン風の男性だから、私の持ち物だってことは一目瞭然。貴重品が入った私のバッグもちらちらみている。2人の周辺の空気が殺気立っているというか、とにかく尋常じゃない。

 私はあちこちに財布を置いてきちゃう人間(今回も1度やった)だけど、こういう勘だけは鋭い(チリのサンチャゴで財布をすられた瞬間に気づき、犯人ともみ合いを演じたこともある)。国内用のバックパックは小さいから片手でも下ろせるので、池袋で降りるときに左手で貴重品の入った小さなバッグを押さえ、右手で網棚から荷物を降ろした。

 案の定、2人は不自然に体を寄せて押してきた。そのときになって横(ドア際)に立っていた男もグルらしいことに気づいた。私が降りるのを邪魔するかのように立っているのだ。「ちょっと何! やめて!」と肘で突いてもまだ押してくる。

 もっと大きな声で「あんたたちスリ?」と言ったら、あら不思議。左手にいた男が何か言い(広東語以外の中国語に聞こえた)、3人してすごい勢いで人をかき分け、わざわざ隣のドアまで移動して降りて走り去った。スリという一言に反応したようだ。周りにいた人がそろって私に注目して恥ずかしかった。

 駅員に知らせようとあたりを見回したものの見つからず、階段を下りて改札に行ってみると、駅員1人に乗客が3人ぐらい乗り換えの相談などで順番待ちの状態。合理化・人員削減もこういうときは困る。

 私の持ち物に手をかけられたわけじゃないから「スリ未遂」ってところだし、ま、いいかと報告せずに帰宅しちゃった。しかし、かえすがえすも不愉快だ。
posted by らくだ at 00:36 | Comment(5) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2006年01月08日

休載のお知らせ

 除夜の鐘とともに煩悩を振り払い、密かに「ことしは真面目にブログの更新をする」と目標を立てたのもつかの間、昨年末と同程度の更新しかしていなくて新年早々お恥ずかしい…。さらに申し訳ないことに、9日から出かけるのでしばらく更新できません。

 出先で更新する可能性もわずかながらあるものの、次回の更新は19日か20日ごろになる可能性大です。
posted by らくだ at 20:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | お知らせ、訂正など | 更新情報をチェックする

2006年01月06日

ブラックアウト

 昨晩、パソコンで文章を書いていたら、いきなり画面が真っ暗になった。この冬になって2回ブレーカーが下りているけど、あんな感じ。違うのは、部屋の電気もエアコンもそのままで、パソコンだけウンともスンともいわなくなったことだ。

 ひ〜〜〜〜〜。電源が入らない。このままパソコンが使えなくなったら、業務・趣味で利用しているメールアドレスや、旅に出る前に提出しなくちゃいけない原稿がパーだ。思い出しながら書くにしても、ネットカフェに行ってやらなくちゃいけないのか? IEのお気に入りに登録しているサイトもひとつずつ見つけ直さなくちゃいけないのか? などと考えたら気が遠くなってクラクラきた。

 明日(つまりきょうのこと)になったら富士通のサポートに電話するしかないと思っても、メールを見なくちゃ自分の顧客番号すら分からない。原稿の提出が遅れるかもしれないという連絡もできない。メールを使い始めて15年、インターネットを使い始めて10年余り、利用できないとまるでダルマ。何もできない自分に愕然とした。

 夫がググッて調べてくれたところ、コンセントを抜いてしばらく置けば直ることもあるというので、コンセントを抜いて寝たら朝方には復活していた。ブラックアウトした時点で上書きしていなかった部分は消えちゃったけど、それ以外のデータも無事だった。一安心。すっかり怖くなって、1行書くごとに上書き保存している。
 こんな目に遭ったのは初めて。原因は静電気なのだろうか? 湿度は40%以上あるんだけどな。不測の事態に備えてメールアドレスのバックアップを取っておかなくちゃ。
posted by らくだ at 18:26 | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2006年01月04日

「戦後最低の寒さ」

 別に朝日新聞を目のカタキにするつもりはない、とまず言い訳しておく。ついつい引っかかってしまったのが、この「東日本と西日本、12月は戦後最低の寒さ」っていう見出しのついた記事。

 12月の気温が(ある条件で)もっとも低かったというのは分かる。それって「最低の寒さ」なんだろうか。正しいような気もするのだが、考えているうちに「最低の寒さ」なのか「最高の寒さ」なのか、頭がこんがらがって分からなくなってきた。「戦後一番の寒さ」としてくれれば私の頭にもすんなり入ってくるのに。

 2段落目にある「月の平均気温と平年との差は、東日本でマイナス2.7度、西日本で同2.8度で過去最低」という表現も、私にはすごく分かりにくかった。「平年との格差が過去最低」と読めてしまうからだ。マイナスが大きいということで「最低」という言葉を使ったのだろうが、私としてはどうもすっきりしない。平年と比べてのマイナス幅が過去最大だったというような表現がいいな。

 この記事、本紙に載るときには見出しなど少し表現が変わるのだろうか。
posted by らくだ at 21:31 | Comment(3) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2006年01月03日

ある正月の風景

20060103 というほど大げさなものでもないけど、我が家マンションのゴミ捨て場(右側に見える灰色のドア内)の外まで、ゴミ山がすごいことになっている。年末年始でゴミの収集がないからだ。不燃ゴミなんてタイミングが悪いのか2週間も集めに来ない。

 収集日にゴミをまとめてくれる人たちもしばらくお休みだから、ゴミの分別もめちゃくちゃ、袋も指定されていないものを使ったりと、多くの住民がやり放題。明日が仕事はじめであろうゴミ担当者はちょっとかわいそうだ。

 正月というと決まって初詣とか寒中水泳とか帰省・Uターンラッシュの画像ばかりなので、こんな写真で天邪鬼振りを発揮してみる。
posted by らくだ at 21:23 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

イラク旅行の米高校生が無事帰国

 両親にも行き先を告げずにイラクへ行った米フロリダ州の高校生ファリス・ハッサン君(16歳)が1月2日、無事に帰国した。

 ハッサン君は高校で潜入ジャーナリズムについて学びイラク行きを決心。両親にも黙ったまま自分のお金で航空券を買い、12月11日に出発した。12月13日にクウェートに着いてから初めて両親に連絡をした。もっとも、クウェートからのイラク入国には国境で拒否されて失敗。ベイルート、レバノン経由でクリスマスに空路バグダッド入りした。

 私が想像するに、彼にとって幸運だったのはイラク人に見えることだ。彼自身はアメリカ生まれで当然アラビア語も話せないが両親はイラク出身。苗字だってウィリアムズとかじゃなくてハッサンだ。何も話さないで服装にも気を使えばイラク人に見えないこともないだろう。

 それでもずっと黙っているわけにはいかない。混雑する市場でアラビア語の会話集を取り出す危険に気づき、27日になってAP通信のバグダッド支局を訪問。自分は両親にも言わずにバグダッドにやってきたと話したため、AP通信が大使館に連絡、軍用機でクウェートに連れ出された末にアメリカに帰国したというのが一部始終だ。

 印象的なのは、マイアミ国際空港から自宅へ帰る父親の車の中でAP通信の電話取材に応じたハッサン君が語ったセリフだ。「僕がどんなに嬉しがっているかを知ってもらいたいんだ。マスコミはとても、とっても僕に親切だった」

 日本だったらどうだろう?「自己責任」「まだ高校生なのだから保護者の責任」「学校の指導方法に問題はなかったのか」などという議論が延々と続きそうだ。アメリカでもこれからそういう議論が始まるのだろうか。何はともあれ、ハッサン君が無事に帰国できてよかった。

【参考】
Boy, 16, smiling at end of his Iraq escapade(Miami Herald)
US teenager home after Iraq trip (BBC)
posted by らくだ at 11:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする