ヒューザーの小嶋社長の証人喚問が1月に実現するそうだけど、そんなに引っ張られたらますます理解が難しくなりそうだ。マスコミ報道から感じた「極悪番付」は以下の通り(綿密に報道をフォローしているわけじゃないから、報道陣の意図を読み取っていないかもしれない)。
横綱 総合経営研究所(内河所長)勝手にこんな番付を作って相撲関係者と相撲ファンに怒られるかも…。平成設計という会社をどこにはめこめばいいのか分からなかった。
大関 木村建設(木村社長、篠塚前東京支店長)
関脇 イーホームズ(藤田社長)
小結 姉歯元建築士
姉歯元建築士については「悪魔に魂を売っちゃった人」という位置づけかな。裏側にいた黒幕企業があぶり出されるにつれ、この人を全面攻撃する報道はなくなったような感じだ。
自分からちょっと情報を仕入れて勉強するかと上記各社のホームページをのぞいてみた。総合経営研究所のサイトは構造計算書偽造事件について個々の記事などにコメントしているのだが、まぁこれが左右の余白ゼロで読みにくいことこのうえない。あっさり諦める。
それにしてもトップページの下部にある「経営思想から言えば、フル・ターン・キー サービスの精神でお客様に奉仕したいと願っております」っていうのが私には全く意味不明だった。これ見た限り、ここにコンサルティング頼む気になんてなれない。
ヒューザーのサイトはトップページから「姉歯建築設計事務所による構造計算書の偽造事件について」となっていて、普通の企業のホームページという感じは皆無。イーホームズの藤田社長に3回質問状をぶつけて全然相手にされていない様子がうかがえる。
で、そのイーホームズのサイトは一番まともだ。それでも日本ERIをチクッと攻撃したり、アトラス設計の渡辺社長も公文書偽造を提案したと暴露する文章を書いたりしている(難をいえば恐ろしく文章が読みにくい)。アトラスの渡辺氏といえば最初に偽造を見抜いた人とされていて、メディアの扱いは「一連の事件関連では唯一の正義の味方」だと思っていたのだが火の粉が降りかかってきた?
いろいろな利害関係が絡み合っている様子がうかがえたのは面白いが、結局のところますます混乱して疲れた。