その結果、モナリザは83%幸せで、9%うんざりしていて、6%怖がっていて、2%怒っている。そして全く驚いていないそうだ。うんざりの9%は原文ではdisgustedとなっているので、この単語を「うんざりしている」と訳すか「むかついている」と訳すかで、印象は随分違いそうだ。
世界の多くの人がなんでそんなにモナリザに関心を持つのか、正直いって私には分からない。何年か前にルーブルで実物を見たときも「ふ〜ん、これかぁ。予想よりも小さいなぁ」程度の感想しかなかった。絵そのものよりも、それを見ている日本人観光客を観察していた時間のほうが長かった。