2005年12月12日

キャッシュレスのナシモトさん

 12日付のワシントンポストに東京特派員が書いた日本の電子マネー事情の記事(無料登録していないとアクセスできないかも)が載っていた。私はクレジットカードさえそれほど使わない現金経済の女なので、この記事が外国の話のように感じられた。

 記事は不動産業に携わるナシモト・トオルさん(36)の話で始まる。彼がピシッと着こなしているピンストライプのスーツのポケットには硬貨なんて入っていない。昼ごはんはスシバーに行って45ドル(5400円!)の代金を電子マネーで払う。「今では財布を持ち歩かないこともしょっちゅうだ」そうだ。

 これが平均的な日本人の姿だとして伝わるのはなんだか抵抗あるなぁ。記事は昼ごはんを何人で食べたかなんて書いていなくて、ただ to settle his $45 lunch tabとかNashimoto had paid for his meal of sea urchin, eel and raw fish and was hustling back to workとかとある。先入観なく読めば1人で昼ごはんを食べたような感じなのだ。職業といい、服装といい、バブル期を彷彿とさせる人だなぁ。

 こんな人、私の周りにはいないのだが、記事によると、一部のスーパーでは全売上げの最大40%が電子マネーによって支払われているという。知らないうちに時代に取り残されちゃったかもしれない。

 電子マネーが日本で普及してきた(というか現金がうとんじられている)理由として挙げられているのは、最低額紙幣の1000円札が8.3ドルに相当するってこと。アメリカでは最少額紙幣は1ドル(120円)だから、「日本では小額の買い物をするのに6種類の硬貨を財布からひきずりださなくちゃならない(のが面倒)」というのだ。アメリカに住んでいたとき、お釣りの1ドル札が財布の中にたまって私はいつも困っていたので、この説明はとても新鮮に感じられた。 
posted by らくだ at 22:35 | Comment(8) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする
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