2005年10月22日

マツケンサンバとオブラディ・オブラダ

 近所の小学校で運動会をやっていた。行進曲として流れていたのはアレンジされたマツケンサンバだ。ずいぶん時代も変わったもんだな〜。

 自分が小学生時代の運動会で使われた行進曲で今でも印象に残っているのは、軍艦マーチ(友だちと私は勝手に「パチンコ屋行進曲」と呼んでいた)、クワイ河マーチ、星条旗よ永遠なれ、オブラディ・オブラダだ。

 オブラディ・オブラダを初めて聞いたのは運動会の行進曲としてだった。ビートルズのオリジナル曲だなんていうことはち〜とも知らず、あくまでパチンコ屋行進曲やクワイ河マーチの仲間として認識していた。そしてなぜだか勝手に「アイルランド民謡」だと思い込んでいた。

 その後、ビートルズのLPでオブラディ・オブラダを聞いても、「アイルランド民謡をアレンジしたんだな」と思っていたのだが、ある日ふと「作詞・作曲/ジョン・レノン、ポール・マッカートニー」とあるのに気づいた。そして周りの人に聞きまくり、オブラディ・オブラダがビートルズのオリジナル曲だってことを初めて知った。あれは高校生の時だったかな。驚愕の事実だった。ビートルズの活動をリアルタイムで知らないとはいえ、人気を集めている(いた)バンドの音楽と学校で使うダサい音楽とはまったく別物だと思い込んでいたから。

 この話を社会人になってから職場でしたら、上司がお茶を吹き出して火傷した。ビートルズマニアだった上司にしてみれば、オブラディ・オブラダは「ビートルズの歌というよりも小学校の行進曲」と言い切る私は宇宙人に見えたのだという。のちの言葉で「新人類」ってやつだ。

 幼稚園や小学校がこのまま来年以降の運動会でもマツケンサンバを使い続けると、何年かのちにはオリジナルのマツケンサンバを知らない世代が聞いて「ブラジルの由緒あるサンバ音楽だ」と思い込んだまま大きくなるかもしれない。そんなおめでたい人間がそう何人もいるとは思わないものの、1人ぐらい私の仲間がいるのではないかと期待している。そのためにも来年以降もマツケンサンバを使ってもらいたい。
posted by らくだ at 10:20 | Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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