2005年10月04日

差額ベッド代

 父が入院した。入院自体は10日ほど前からわかっていたので別に驚いてはいない。私は盲腸で入院したことしかないし、家族もほとんど大きな病気をしたことがないので病院とはあまり縁がない。病院というのがこれほど不可解なところだということを知らなかった。

 まず、入院日が当日まで確定しない。4日か5日と言われていて、きょうの朝方かかってきた電話で一度は「やはりベッドが空きませんでした」と言われ、その後30分もしないでもう一度電話があり「幸運なことに(差額ベッド代が一番高い)個室が空きました。ご希望の部屋とは違いますがどうしますか?」と言われたという。

 本人はきょう入院するつもりで仕度しているから、つい「はい」と答えてしまう。で、その自己負担の差額ベッド代ってのが1日2万1000円するわけ。私が憧れている大抵の温泉旅館に泊まれちゃう金額だ。病院とは縁がない私にしてみれば『これは絶対に高すぎる!』って感じて憤慨しちゃうわけだ。

 ちょっと調べてみると、病院側が差額ベッド代を請求できるのは患者側の希望がある場合に限る、という厚生省の通知が出ている(参考サイトはこれとかこれ)。ところが、いったん入院が決まると「午前中に手続きしてください」とせかされたそうで、父は差額ベッド代の支払い合意書みたいなのに署名済みだった。あたしゃ病院側に何かちょっと言ってやりたい気分なんだが、父は「これからのこともあるから波風を立てたくない、余計なことは言わなくていい、おとなしく払う」というのだ。その気持ちも分かるから黙っていることにした。

 この病院にかかることになったのは、近所の医者から紹介されたというか回されたから。それで初めて行ってみると「入院してください」という話になった。セカンドオピニオンなんていう余裕はなかったな。これで差額ベッド代を払うのを拒否したら「うちでは診察できません」て言われてたらい回しされるんだろうか? ちなみにこの病院、病室の中で一番部屋数が多いのはこの2万1000円の病室だそうだ。今回は仮入院みたいな短期入院だからいいものの、本入院になったらどうしよう。

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posted by らくだ at 21:46 | Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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