といってもリストアップされたのはフラッシュ・エアラインズ(エジプト)とエアー・バン・エアラインズ(アルメニア)の2社だけ。エアー・バンは日本では知られていないものの、ベルギーもブラックリストに入れていたから、本当にかなりヤバイんだろう。
乗客としては、乗り入れ禁止の前段階で「特別監視中」とか「要注意」リストみたいなのを発表してくれるとありがたい。いろいろと利害関係が絡んで難しいとは思うけどね。当局がだめならどこかの企業が「勝手格付け」みたいなのすればいいのに。「はい、JALは不祥事が相次いだからジャンク級に格下げね」とか…。
乗り入れ禁止後に特定の航空会社が危ないと言われても、その情報を役立てる機会はあまりないもんな。ま、海外発着で飛行機に乗る場合の選択基準にはなるかもしれない。ここのところ発表されたブラックリストは、個人的にはまったく影響ないな。
英国が2004年1月に発表したブラックリストによると、赤道ギニア、ガンビア、リベリア、タジキスタン共和国のすべての航空会社のほか、以下の航空会社が乗り入れを禁止されている。
スター・エアー(シエラレオネ)
エアー・ユニバーサル(シエラレオネ)
カメルーン・エアラインズ
アルバニアン・エアラインズ
セントラル・エアー・エクスプレス(コンゴ民主共和国)
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