2005年09月02日

スイスも航空ブラックリスト発表

 フランスとベルギーが先月末、乗り入れを禁止する航空会社のブラックリストをそれぞれ発表したのに続き、スイスの航空当局も1日にブラックリストを発表した(BBC)。

 といってもリストアップされたのはフラッシュ・エアラインズ(エジプト)とエアー・バン・エアラインズ(アルメニア)の2社だけ。エアー・バンは日本では知られていないものの、ベルギーもブラックリストに入れていたから、本当にかなりヤバイんだろう。

 乗客としては、乗り入れ禁止の前段階で「特別監視中」とか「要注意」リストみたいなのを発表してくれるとありがたい。いろいろと利害関係が絡んで難しいとは思うけどね。当局がだめならどこかの企業が「勝手格付け」みたいなのすればいいのに。「はい、JALは不祥事が相次いだからジャンク級に格下げね」とか…。

 乗り入れ禁止後に特定の航空会社が危ないと言われても、その情報を役立てる機会はあまりないもんな。ま、海外発着で飛行機に乗る場合の選択基準にはなるかもしれない。ここのところ発表されたブラックリストは、個人的にはまったく影響ないな。

 英国が2004年1月に発表したブラックリストによると、赤道ギニア、ガンビア、リベリア、タジキスタン共和国のすべての航空会社のほか、以下の航空会社が乗り入れを禁止されている。
スター・エアー(シエラレオネ)
エアー・ユニバーサル(シエラレオネ)
カメルーン・エアラインズ
アルバニアン・エアラインズ
セントラル・エアー・エクスプレス(コンゴ民主共和国)


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航空会社ブラックリスト−仏とベルギーが発表(8月29日)
posted by らくだ at 20:37 | Comment(3) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする