2005年08月03日

窓からですか?

 エールフランス航空のA340がトロントのピアソン空港でオーバーランの末、黒煙を上げて炎上。309人の乗客乗員は全員無事で、カナダのラピエール運輸相は「奇跡」と表現した(BBC)。派手に燃え上がったのは、全員避難したあとだったようだ。よかった。

 続報で避難した乗客のインタビューを聞いた。女性の乗客だった。100%正しく聞き取れた自信はないが、こんなやりとりがあった。
テレビの人:How did you get out? (どうやって脱出したんですか?)
乗客:I jumped.(飛び降りました)
テレビの人:From the window? (窓からですか?)
乗客:No. (From)the door.(いいえ、ドアよ)
 インタビューしていた人は、もちろんすごく真面目だった(日本人の話す英語に聞こえた)。こっちは飲んでいたウーロン茶を噴き出しそうになり、鼻に入って痛くなっちゃったよ。飛行機の窓から脱出するなんて、これまで1秒だって考えたことなかった。この人はいつもどんな飛行機に乗っているのだろう?

 物理的に不可能とはいえないかもしれない。窓がきれいサッパリと割れるか吹き飛べばね。その場合、頭から出るのか、足から出るのか…。やっぱり頭からかなぁ。そしたらそのまま地面に頭から落ちそうだな。

 こっちはすごく真剣に見ていたのに、「窓からですか?」のひとことで、すっかりおちゃらけ気分になってしまった。
posted by らくだ at 20:34 | Comment(7) | TrackBack(0) | メディア | 更新情報をチェックする

ネット書評バトルの広告効果

 7月19日に「ネット書評バトルの行方」というエントリーを書いた際、コメント欄で「ネット上で書評バトルが話題になったことで、本と著者の知名度が上がって結果的に宣伝になっていたりして…」と書いたのだが、「ひょうたんから駒」になったかもしれない。

 話題の新潮新書「会社は誰のものか」を私のところからアマゾンに飛んで購入した方がいる。1500円未満の本は送料が別途かかるから、アマゾンで買う人なんていないかと思っていた。アマゾンの売上ランキングだって1000位以内に入っていたこともある(3日未明は1692位)。さらに先日池袋のジュンク堂に行ったついでに新書の棚を探してみたのだが、この本は見当たらなかった(ジュンク堂のホームページで検索すると在庫3冊と出てくるが)。6月に出たばかりだったら少なくとも数冊はすぐ分かるところに並んでいるのが普通だと思う。要するにこの本はそこそこ売れているのだ。

 ひょっとして今回のバトルは計算しつくされた奇抜な新マーケティング手法で、私を含めてみんな釣られているんじゃないかと思えてきた。著者の吉田望氏は電通出身だっていうしさ。普通の人がいくら頑張ったって、いくら宣伝費を使ったって、本と著者の名前を短期間でここまで広く周知させることは難しいと思うんだよね。

 古舘なら「出版界の自爆テロ」とか表現するのかもしれないが、私なら「捨て身の宣伝活動」ってところかな。吉田氏自身のブログのまとめ記事「炎上顛末記」から先日のエントリーにトラックバックがあったことで、さらにそんな感じがしてしまうのだが、勘ぐりすぎだろうか。
posted by らくだ at 00:47 | Comment(4) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする
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