2005年08月01日

「きみに読む物語」

きみに読む物語
きみに読む物語
 久しぶりに小説を読んだ。変わった話というか風変わりな構成だった。大人の童話(韓流ドラマ?)みたいな過去と、あまりにも現実的かつ厳しい現在が対照的。数時間で一気に読んだ。ラスト近くの手紙の文章が切なくて泣ける。

 この本、心に残る部分が若者世代と熟年世代で違うと思う。どちらかといえば倦怠期の熟年世代にお勧めしたい。私にこの話を教えてくれたのも50代のオッサン(Kさん、ごめんなさい)だ。

 映画化作品を見逃してしまった。そんなに話題になっていなかったようだけど、興行的には成功したのかな。私の好きなジーナ・ローランズが出ているので、DVDが出たら見てみよう。
posted by らくだ at 23:13 | Comment(4) | TrackBack(0) | 書評・芸能など | 更新情報をチェックする
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