彼は2003年2月、独仏がイラク戦争に反対しているのに憤慨、「米国への忠誠を示すため」ドイツ人とフランス人の入店を禁止し、ドイツ語版のメニューも廃止。同6月には人種差別で有罪判決が出て、5000クローネ(現行レートで約9万円)の罰金支払いを命じられたが、支払いを拒否していたという。この店は売り上げが激減、度重なる破壊行為の対象ともなり、店を売却しなければならなくなったという。それでも最後まで我を通すのだから、随分徹底した人だ。
中国にも興味深いレストランがある。吉林市のある洋食店は3月から玄関脇に「日本人は謝罪したあと入店すること」という看板を出し、歴史問題で謝罪した日本人のみ入店を認めているとか(サンスポ)。看板を出して以来、日本人客は1人も来ていないっていうのは、まぁそうだろうな。こちらはそれなりに話題になって国内向けの宣伝になるのかも。そんな店で食事したくないけど、看板だけはちょっと見てみたい気もする。