かくいう私も数日前まで、コメント欄とメールで不思議な人への対応に追われていた。例の「席を譲らなかった若者」に関する取材依頼が来て断ったというエントリー「雑誌取材を断った」に対し、マスコミで働くという人から「イヤな気持ちになった」「私たちは生半可なキモチでやってるワケじゃない」という意見が寄せられ、相手にしているうちに向こうが十分いい加減だということを自分(たち?で)証明した挙句、「もう来ない」と捨て台詞を残して去っていったのだ。メールも数通交換した。
ひとまず一段落した(と思いたい)のだが、なんつ〜か後味が悪い。自分の対応に反省しきりだ。煽り・荒らしは無視しようと思ってきたのだが、実際に扇動されるとついつい大人げなく反撃してしまった。自らの器の小ささを露呈したわけで、ここ数日は自己嫌悪に陥っていた。また「こんな人が次から次に登場したら、やってらんないな〜」と思うと、あまりブログを書く意欲がわかず、あたりさわりのない話題に終始。それでさらに自己嫌悪に陥るという悪循環になっていた。
春先以降に急増したコメントの中には「らくだは知障」「らくだの親は障害者」「らくだの心の狭さについて大学のゼミで話し合った」「作り話に決まっている」というのがあった。そういうのは「ふ〜ん、私の文章を読んでそういう風に受け止める人がいるんだ」と思っただけで終わったが、自分と関係ないところで議論をふっかけられた(というレベルに達しているかどうか疑問だが)ら、相手しないわけにいかないと思ったのがそもそもの間違いか。
反省しているとはいえ、これからブログを書き続ける上で煽り・荒らしに冷静な対応ができるかっていうと、あまり自信はない。ブログなんていつやめてもいいや、と思っている。