2005年06月28日

更新怠る東亜日報

 サイパンを訪れた天皇が韓国人の犠牲者を慰霊する「韓国平和記念塔」を訪問したというニュースは突然で意外だった。それだけ昨今の日韓関係に「配慮」しているってことなんだろう。

 はたして韓国ではどんな受け止め方なのかと思って韓国紙の日本語サイトを巡回したら、3紙3様、それぞれの個性が感じられた。22時現在で中央日報はトップページの一番上に「明仁天皇、サイパンの『韓国人慰霊塔』電撃訪問」と大きな扱い。まぁ好意的といってよさそうだ。

 私の探し方が悪いのかもしれないが、朝鮮日報にはこのニュースは見当たらなかった。目に付いたのは「A級戦犯は罪人ではない−日本で主張相次ぐ」って記事ぐらい。

 次いで東亜日報。トップページの扱いは上から3番目(写真ニュースを除く)に「日王、戦争責任に沈黙…追悼を前面に」という記事がある。開いてみると、朝6時すぎのニュースがそのまま残っていて、記事中には以下のような部分がある。
しかし、サイパンで強制労働に苦しんだり、戦乱に巻き込まれて死亡した韓国人犠牲者のための「サイパン韓国人慰霊碑」は訪問対象から除外され、「国内向けの行事」という限界を露呈した。韓国人慰霊碑は日本政府が自国の死亡者のために立てた戦没者碑から徒歩で5分のところにある。

このような日程から分かるように、日王の今度の慰霊巡礼は「日本王室(特に昭和日王)の戦争責任」に関して黙ったまま、戦没者追慕だけの形式を取っている。
 東亜日報のサイトをいつもウォッチしているわけじゃないので、記事を長時間差し替えないのがいつものことなのかどうか分からない。事実と異なる記事を載せていてもマズイって思わないのかな。これだけ長時間放ってあると意図的なんじゃないかと勘ぐってしまう。

【追記】東亜日報のサイトは29日になって「天皇、『4分だけこっそり追慕』」という記事に差し替えた。しかし、見出しからしてアレだな…。(6月29日)
posted by らくだ at 22:44 | 東京 ☁ | Comment(4) | TrackBack(1) | メディア | 更新情報をチェックする
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