2005年06月02日

「哀愁でいと」が止まらない

 ここ数日、トシちゃんこと田原俊彦の「哀愁でいと」がエンドレスで頭の中を駆け巡っている。覚えている歌詞は「バイバイ哀愁でいと赤い稲妻」の部分だけなので、そこだけ繰り返し流れているような気分だ。

 なんで急にこんなことになったのか分からず、自分でも気味悪いと感じていたのだが、二子山親方の告別式のニュースを見て謎が解けた。貴乃花親方の髪型のせいだ! あのこんもりした違和感のある髪型は、まさしく昭和末期のアイドル路線。無意識のうちにトシちゃんを思い出していたらしい。ひょっとして奥さんの景子さんは聖子ちゃんヘアだったりして、と観察したら普通の結い髪だった。ホッとしたものの、正直いうとちょっと残念でもある。

 もともと大相撲にはそれほど関心がない私、何年も前に話題になった洗脳とか兄弟の確執とか、二子山親方がどんなに素晴らしい力士だったかなど、そんなことはどうでもいい。なぜかあの髪型だけが気になってしょうがない。

 どうもあの髪型をみていると、「相撲人気を復活させるぜ!」という意欲に燃える相撲部屋の親方というよりも、「アナタ昭和はホントいい時代だったのよぉ」という昭和ノスタルジーを感じてしまう。角界の先行きは大丈夫なのかと余計な心配をしてしまった。 
posted by らくだ at 22:18 | 東京 ☔ | Comment(7) | TrackBack(1) | 書評・芸能など | 更新情報をチェックする
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