2005年05月07日

体重体組成計

 夫の誕生日。前から欲しがっていた机の上に置く棚を買いにロフトへ出かけた。自分でパーツを買って組み立てるやつで、棚板が品切れだったので注文して足の部分だけ持って帰った。私の誕生日も5月なのでついでにビックカメラで体重体組成計(オムロンのHBF−354W)というのを買ってもらった。夫よりも私の方が収穫が大きかった。

050507 普通の体重計から電話みたいなぐるぐるコードが出ていて、それを持って両手両足で測る。体重だけでなくて体脂肪率、筋肉率、内臓脂肪レベル、体年齢が分かるんだそう。さっそく測ってみたら内臓脂肪レベルは3(最高は27)、体年齢は実年齢よりも4歳低かったのには満足したが、体脂肪率が25%ぐらいあったのにうろたえまくった。手で持つところのコードがなんか頼りなく、すぐ壊れそうな予感もするが、しばらくはこれで楽しめそう。

 夜ご飯は夫のリクエストでポキ丼とアジのたたき。ポキ丼はマグロのづけ丼とほぼ同じ。わさびと醤油とごま油で作ったタレにマグロをつけておいて、アボカドの角切りと一緒にご飯の上にのせ、大葉、カイワレ、ゴマ、切り海苔でトッピングしてできあがり。簡単でウマイ! アジのたたきはいまだに3枚おろしが下手なので時間がかかった。疲れた。これに味噌汁とサラダつきとはいえ、バランスの悪い食事だ。

 シュークリームもリクエストされているが作れなかった。クリームはカスタードと生クリームの2種類、粉砂糖を振って上に苺をのせるという細かい注文がついている。んなもの食べていたら体脂肪率が上がるのは必至なので、時間かせぎをして忘れてもらうしかない。

【関連エントリー】
カラダスキャンが壊れた−買って2カ月弱(7月2日)
posted by らくだ at 22:37 | 東京 ☀ | Comment(6) | TrackBack(1) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年05月06日

マスコミの事故報道

 福知山線の衝突事故、あまりにも衝撃が大きかったのでテレビや新聞の報道を熱心に追ってきたのだが、ここにきてあまり見ないようにしている。というのも、アナウンサーが深刻な顔で「新事実が明らかになった」という内容は、事故のあった日の「ボウリング大会の結果が翌日まで職場に張り出されていた」とか「ボウリング大会後の宴会に参加していたのは当初伝えられていたよりも5人多かった」とか「ボウリング大会参加者の13人が事故を知っていた」とか、そんなのばかりだからだ。

 確かに悪いのはJR西日本だし、社内であのような大事故が起きているのにボウリングなんてしているのは不謹慎だ。でも、トップニュースで「新事実」とか言って人数が違うとかスコアが張ってあったとか大げさに伝える価値があるんだろうか。どうも本筋から離れてきているような気がしてならない。

 記者会見の様子も見苦しい。テレビで見ただけだし、そんなに何回も見たわけじゃないのだが、恐ろしく乱暴な口調で詰問する記者がいる(ごく一部だとは思うけど)。置き石説などに翻弄されたイライラもあるのだろうし、被害者を代表しているつもりかもしれない。とはいえ、遺族がJR西幹部に食って掛かるのとは立場が違うはず。あれじゃ社会の木鐸というよりも単なるやっちゃんだ。こういうときこそ冷静かつ客観的な質問を「です・ます」調の丁寧語でするべきなんじゃないのかな。

 JR西が「鉄道マンとしての常識に欠けていた」と自覚するのは当たり前として、マスコミは報道人としての常識を持ち合わせていると胸を張れるのだろうか。 
posted by らくだ at 22:21 | 東京 ☔ | Comment(23) | TrackBack(10) | メディア | 更新情報をチェックする

2005年05月05日

test

テスト投稿
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2005年05月04日

「半日」が「反日」に…

 パッとしないゴールデンウィークをすごしている。

 中国の友人に出したメールにとんでもないことを書いていたことが発覚した。このところ彼女からメールが来ないなぁと思い、前回自分が送ったメールを読み直してギョッとした。「半日ツアーで観光」と書いたつもりが「反日ツアーで観光」と書いていた…。そんなツアーがあったら怖い。

 このところ反日デモなどについて書くことが多かったので、「はんにちつあー」と書いて漢字変換すると「反日ツアー」になってしまうのだ。あわてて「漢字変換を間違えたままヘンな内容のメールを送ってしまった」という釈明のメールを送った。

 おまけにやかんの蒸気で右手首をヤケドした。氷で何時間も冷やしたから痛みはない。水泡ができてはつぶれ、とんでもなく醜い。
posted by らくだ at 23:12 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(1) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年05月02日

自分のズレ具合を再認識したよ

 4月24日に「席を譲らなかった若者」を書いてから1週間あまり。本当にたくさんのアクセス、コメント、トラックバックをいただいた。コメントは600件を超え(二重投稿の削除に失敗するのが怖くてまだそのままにしてある)、「ひとりごと」のつもりだったのが「600人ごと」になった。

 ゴールデンウィーク前半を使ってコメントをあらためて読み返してみた。ひとつはっきりしているのは、若者が年金の話を持ち出さなかったら、私はこの話を書かなかったということ。ハイキング帰りの老人が嫌味を言い、それに若者が「ハイキングできるなら立てるだろ」と言い返しただけなら、たぶん『ワカゾーが逆切れしている』ぐらいにしか思わなかっただろうし、そんな話はほかでも聞いたことがあるように思う。それほど印象に残らなかったはずだ。

 確かに電車の座席と年金は何の関係もない。若者は突拍子もないことを言ったのだが、だからこそ記憶に残った。年金問題が話題になったのは、江角マキコの話から未納三兄弟へとつながっていく昨年のこと。『この若者が2、3年前にいまと同じ立場にいたら、果たして年金の話なんて持ち出したんだろうか?』とか、『自分が彼ぐらいの年だったころは、給料から天引きされる年金保険料のことなんて一切関心がなく、年金のことなんて一瞬だって考えたこともなかった。時代は変わったなぁ』とか、「年金」が出てきたのをきっかけにいろいろと考えさせられた。

 つまり、本来なら『ワカゾーの逆切れ』と思って反感を持ってもいいはずなのに、自分がそのワカゾーの言うことに耳を傾けて『ふ〜ん、そういわれてみれば…』などと思っていたわけで、その自分にびっくりしちゃったっていう単純な話を書いたつもりだった。

 道徳観や倫理観など小難しい話を持ち出すつもりは毛頭なく、やろうとしてもそれだけの才覚はない(試みてもボロが出て恥をかくだけだ)。誰は何をすべきだと断じるつもりもなく、「どちらが正しいと思いますか?」とか「さぁ、みんなで裁きましょう!」呼びかけたわけでもない。どんどん増えていくコメントを読みながら、正直いってきつねにつままれたような気分だった。というわけで、600あまりのコメントを読んで感じたのは「元記事を書いた私が一番ズレてる」ってこと。私らしいといえばそれまでなんだけど。

 ところで、外見では分からない社会的弱者のかたから寄せられたコメントが私の予想以上に多かった。最初のほうに書き込まれたこともあり、心臓を患っているというみさんの体験談が特に印象に残っている。私はどこかで彼女と同じ乗り物に居合わせ、彼女に冷たい視線を送っていたかもしれない。これからはそんなことをしないと断言できる自信もない。それでも彼女のような人がいるってことは、ずっと頭の片隅で覚えているだろう。

(元記事の追記欄を上記のエントリーと同一内容に全文差し替えしました)
posted by らくだ at 23:23 | 東京 ☁ | Comment(10) | TrackBack(3) | 日記 | 更新情報をチェックする