2005年04月30日

電波時計

 電波時計が届いた。夫がNHKラジオの取材に協力したのでその謝礼として送られてきたのだ。電波時計の実物って初めて見た。電池を入れてリセットして、時間が自動的に合う瞬間を見届けるまで7、8分。それが終われば普通の時計とまったく同じなので、あっというまに興味がなくなった。

 最初「電波時計が送られてくる」と聞き、NHKのことだからアンテナとか稲妻マークのついている時計のことを「電波時計」と言っているのではないか、悪くすれば何も送られてこないのではないか、と警戒していた。というのもかつて私が「NHKの名入りボールペンか銀行振り込み」という謝礼の選択を迫られた末に何ももらえなかったことがあるから(詳しくは昨年7月のエントリー「NHKの体質」を参照)なのだが、カシオが作っている本物の電波時計だった。何か笑える話があるんじゃないかと密かに期待していたのに。人徳の差か…。
 
 きょうは時間がなく、無理やり過去のエントリーにリンクを張って手抜き。
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2005年04月29日

自首求める上海公安のサイト

 きのうだったか上海市の公安局が16日の反日デモで破壊行為をした人にネットで自首を求めているというニュース(一例の毎日新聞)を見かけたので、そのサイトを探したらすぐに見つかった。「上海市公安局敦促違法犯罪嫌疑人投案自首」(アクセス殺到しているのか開くまで時間がかかる。)で、市民から提供された写真の一部、19枚が掲載されている。

 日本のテレビで繰り返し破壊活動の現場をみていた身にとっては、1枚目の写真でちょっと拍子抜け。奥のほうで破壊活動をしているんだろうか? よく分からない。写真4と写真5は画質も違うし日付と時間の有無から違うカメラで撮っているとみられるが、帽子の人は同一人物に見える。写真6と写真7、写真13と写真14にも同一人物とみられる人が写っている。写真15から写真18(とくに16と18)は、撮影者が群集に向かい合っているはず。一般市民がこんな写真を撮っているのかなぁと不思議になる。

 というわけで、写真の選択・掲載基準がいまいち理解できない。もっと過激な破壊行為をしていた人だっていたのに。みせしめになったこの人たちは罪人扱いしても大丈夫と言う当局のお墨付きっていうことか。これだけ時間がかかったのも、出していい写真といけない写真を選別していたからかも。

 写真のうえに掲載されている中国語、漢字をみているだけでなんとなく分かったような気になる。念のため、ヤフーのウェブ翻訳を浸かって訳してみたら、最初の文章は
「近日は、公安機関は調査することを経過して、求まったワンセットの4月16日に乗じて日デモした器を渡って石塊を投げ捨てて、店などを打つことを打って社会秩序活動した不法をかき乱して罪を犯す容疑の人をつかんで、そのうちの屋敷ワンセットの16人はすでに機関を摘発して逮捕することを認可されて、26 人はカ所治安が拘留される」
となった。字面だけみて想像したほうがはるかに分かりやすい。自動翻訳が実用化されるまで時間がかかりそうだな。それともこれは無料だから?

【関連バックナンバー】
日中外相会談(4月17日)
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2005年04月27日

「電車遅れりゃハラキリ」といわれても

 福知山線の脱線事故、死者が100人を超えるのは確実になった。こんな大きな鉄道事故が日本で起きるなんて思っていなかったからショックだ。「行ってきます」と出て行った家族や「また来週」と別れた同僚・友人が事故に巻き込まれてしまったという人をテレビでみると、こっちまで悲しくなる。『あまりマイクを向けないで』と思いつつ、テレビを食い入るように見てしまう私だ。

 海外でも大きく報道されたようで、お見舞いメールが何通か来た。日本に来たことのない人のメールは内容がほぼ一緒。「電車が90秒遅れていたからあせっていたらしいと報道されていたけど、最初は90分の間違いかと思った。どの報道も90秒としているけど誤報じゃないの?」という具合だ。「たとえ90分だったとしても、それほどひどく遅れているわけじゃないのに。日本人て理解できない」(カリフォルニア在住アメリカ人)という人もいる。

 彼らは通勤に電車を利用していないし、日本の大都市圏の過密ダイヤを知らない。90分遅れてもいいじゃないと思うのも理解できる。そうかと思えば「日本人は命がけで電車を運転しているんだって? 電車が遅れたらハラキリするって報道されていた」(イギリス人)なんていう物騒なメールもある。電車が遅れてハラキリ? そんなの聞いたことないよ。「一体どこの新聞だかテレビがハラキリなんていっているの?」と返事を出したら、BBCのこの記事を教えてくれた。確かに一段落目に
One Japanese station manager committed suicide a few years ago because his trains were late, and the country is widely considered to have one of the best rail safety records of anywhere in the world.
「日本のある駅長は数年前、列車が遅れたことを理由に自殺した。日本は鉄道の安全性では世界で最も優秀な国のひとつとされている」(らくだ訳)と書いてある。友人にとっては「自殺=ハラキリ」ということらしい。しかし、こんな事件あったかなぁ。私は覚えていない。 
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2005年04月25日

アクセスが…

 マジでアクセスカウンターが壊れたのかと思った。きのうの段階では65000台だったような記憶があるのに、いまみたら74077だよ。1日で9000もアクセスがあるはずないじゃない。

 不安になってSeesaaブログのアクセス解析画面(どこにアクセス解析があるのか探すのに5分かかった)を久しぶりに見てみたらぶっとんだ。訪問者数6118、ページビュー(閲覧延べ回数)9031となっている。しかも、きのう書いた「席を譲らなかった若者」のアクセスが75%を占めている。コメントやトラックバックをたくさんいただいたなぁとは思っていたが、関心を持ったブロガーがあちこちで紹介してくれたらしい。

 こんなにアクセスあると、弱小サイトオーナーの私としては嬉しさを通りこして怖いよ…。でもたくさん紹介してくれてありがとうございます。読んでくれた人にも感謝。
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2005年04月24日

席を譲らなかった若者

 「お年寄りを大切にしよう」なんていうのは昭和のキレイごとなのか。きのうは社会と自分の意識の変化に気づかされる小さな事件があった。

 電車の座席はほぼ埋まり、車内には立っている人がちらほらいる程度。私の向かい側座席の前には男性1人、女性2人のハイキング帰りらしい高齢者が立っていた。私に背中を向けているから時たま見える横顔で判断するしかないが、60代半ばぐらいか。彼らの目の前の座席には若者2人と50代ぐらいの女性1人が座っている。若者は2人とも茶髪、1人はサングラスをしていた。

 この人たちに気づいたのは、この高齢者組の男性が「最近の若い者は年寄りを立たせても平気なんだから」「ちょっと前は罪悪感からか寝たふりをしたもんだが、最近じゃ寝たフリもしないからふてぶてしい」などと、かなり大きな声で話しているのが耳に入ってきたからだ。どうも自分の前にいる若者に席を譲らせて女性2人を座らせたかったらしい。

 ここまで嫌味っぽく言われると、まったく関係ない第三者の私だってちょっと気分が悪い。すっかり眠気が覚めてしまった。反対側にいる私が席を譲れば、もう1人ぐらい誰か立ってくれるだろうと思って腰を浮かせかかった瞬間、サングラスの若者が口を開いた。

 「あんたたちさぁ、山は歩けるのに電車では立てないの? それっておかしくない? 遊んできたんだろ? こっちはこれから仕事に行くところなんだよ。だいたいさぁ、俺みたいなヤツが土曜日も働いてあんたたちの年金を作ってやってるんだって分かってる? 俺があんたみたいなジジイになったら年金なんてもらえなくて、優雅に山登りなんてやっていられないんだよ。とにかく座りたかったらシルバーシートに行けよ」

 細部の表現は覚えていないながら、こんな感じ。チャラチャラしているように見える若者の意外な発言に正直言ってビックリ仰天した。「お年寄りに席を譲りましょう」とか「お年寄りを大切にしましょう」などというキレイごとを聞いて育ってきた世代の私にしても、彼の言っていることは正論に聞こえた。あたしって壊れてきているのかな? 浮かせかかった腰を再び降ろしちゃったよ。3人の高齢者は凍りついたように黙りこくり、次の駅で降りていった。ほかの車両に乗り換えたのかもしれない。

 なんつ〜か、世代間の断絶というか格差を思い知らされたな。そういえばいま一番元気でお金を持っているのってシルバー世代なんだよね。戦後の復興と日本経済の躍進を引っ張ってきた彼らが「よく働いたんだからゆっくり楽しもう」「若い人から尊敬されて当たり前」と思っているのも理解できる。

 一方、若者世代ときたら、自分の納めた年金保険料は自分のための積み立てじゃなく、いま現在支給されている年金の原資。自分が受け取る年金なんてこの少子化社会で支えられるはずないって分かっている。消費税だって時期はともかく2ケタになるのは必至。これまでのような高度成長も望めない。将来に悲観的になるのもムリはない。そんな世代のハザマにコウモリみたいな私の世代がいるってワケか。

 政治家は「ニート対策」とか口先では言うけれど、この若者を納得させられるような説明ができるのだろうか? なるほど若者の勤労意欲が低下するのも無理ないな〜と思った次第。自分が子供だったころとは社会がずいぶん変わってきていることを実感した。

【追記】 4月24日にこのエントリーを書いてから1週間あまり。本当にたくさんのアクセス、コメント、トラックバックをいただいた。コメントは600件を超え(二重投稿の削除に失敗するのが怖くてまだそのままにしてある)、「ひとりごと」のつもりだったのが「600人ごと」になった。

 ゴールデンウィーク前半を使ってコメントをあらためて読み返してみた。ひとつはっきりしているのは、若者が年金の話を持ち出さなかったら、私はこの話を書かなかったということ。ハイキング帰りの老人が嫌味を言い、それに若者が「ハイキングできるなら立てるだろ」と言い返しただけなら、たぶん『ワカゾーが逆切れしている』ぐらいにしか思わなかっただろうし、そんな話はほかでも聞いたことがあるように思う。それほど印象に残らなかったはずだ。

 確かに電車の座席と年金は何の関係もない。若者は突拍子もないことを言ったのだが、だからこそ記憶に残った。年金問題が話題になったのは、江角マキコの話から未納三兄弟へとつながっていく昨年のこと。『この若者が2、3年前にいまと同じ立場にいたら、果たして年金の話なんて持ち出したんだろうか?』とか、『自分が彼ぐらいの年だったころは、給料から天引きされる年金保険料のことなんて一切関心がなく、年金のことなんて一瞬だって考えたこともなかった。時代は変わったなぁ』とか、「年金」が出てきたのをきっかけにいろいろと考えさせられた。

 つまり、本来なら『ワカゾーの逆切れ』と思って反感を持ってもいいはずなのに、自分がそのワカゾーの言うことに耳を傾けて『ふ〜ん、そういわれてみれば…』などと思っていたわけで、その自分にびっくりしちゃったっていう単純な話を書いたつもりだった。

 道徳観や倫理観など小難しい話を持ち出すつもりは毛頭なく、やろうとしてもそれだけの才覚はない(試みてもボロが出て恥をかくだけだ)。誰は何をすべきだと断じるつもりもなく、「どちらが正しいと思いますか?」とか「さぁ、みんなで裁きましょう!」呼びかけたわけでもない。どんどん増えていくコメントを読みながら、正直いってきつねにつままれたような気分だった。というわけで、600あまりのコメントを読んで感じたのは「元記事を書いた私が一番ズレてる」ってこと。私らしいといえばそれまでなんだけど。

 ところで、外見では分からない社会的弱者のかたから寄せられたコメントが私の予想以上に多かった。最初のほうに書き込まれたこともあり、心臓を患っているというみさんの体験談が特に印象に残っている。私はどこかで彼女と同じ乗り物に居合わせ、彼女に冷たい視線を送っていたかもしれない。これからはそんなことをしないと断言できる自信もない。それでも彼女のような人がいるってことは、ずっと頭の片隅で覚えているだろう。(5月2日午後11時20分全文差し替え=この追記の内容は5月2日のエントリーと同一内容です)

【関連エントリー】
雑誌取材を断った(5月8日)
譲る年齢、譲られる年齢(5月30日)
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2005年04月22日

壊れちゃった日本人

 最近、理解を超越した人が多すぎる。まぁ、ちょっと前から増えているとは思っていたけど、ここまでいろいろあると絶句するしかない。覚えているものだけいくつか列挙する。

(1)奈良の58歳の主婦が昼夜を問わず近所に大音響の音楽を流したり大声を挙げるなど迷惑行為を長年にわたって繰り返し傷害罪で逮捕された。

(2)大阪の地下鉄駅で点字ブロックの上に荷物を置いていた老人に絡んだ男が、老人をホーム下に突き落として頭部を骨折させた。電車が入ってくれば死ぬかもしれないと理解していた。防犯ビデオの映像がテレビで放映されたので自首。

(3)大阪市の78歳の老女がマンションのベランダで鉢置き台につまずいたのに立腹、2つを27階から投げ捨てる。下を通り掛かった女性は間一髪セーフ。老女は殺人未遂容疑で逮捕。

(4)東大阪市で17歳の少年が4歳の子供の頭をハンマーで殴る。「通り魔みたいに大量殺戮したかった」という少年がハンマーを買ったのは2年前だった。(テレビのアナウンサーがで「通り魔する」と動詞扱いしていたのにもビックリ)

 (1)の騒音おばさん、被害者の撮ったビデオをテレビで見る限り、まともな精神状態とは思えない。当然、弁護側はそういう作戦に出るだろう。これで精神に何らかの疾患があるという判断が下されたら、あんなに大々的に報じちゃったマスコミは大丈夫なのか?

 なぜか、過去1、2週間の出来事で覚えているのを拾ったら大阪と奈良に集中していた。奈良は小学3年生の誘拐殺人犯の初公判もあったな。「第二の宮崎勤か宅間守に…名を残したい」と言っていたなんて、すでに名前さえ覚えていないっていうのに勘違いも甚だしい。いったいこういう人たちってどこで壊れちゃったんだろう? 私も壊れるときがやってくるんだろうか。
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2005年04月21日

植村冒険館

植村冒険館 所用で蓮根を通ったら「植村冒険館60メートル」という看板を見つけた。板橋区民だった冒険家・植村直己の記念館があることは区民報などでたびたび目にしていたが、行ったことはなかった。せっかくなので、ちょっと寄り道する。

 入口で「入館無料」の表示を確認して入ってみた。1階はアウトドア関連の図書館、2階が展示室で古いパスポートとか登山用具などが展示されている。70年のエベレスト登頂で使ったテントはあまりにもちゃっちいというか、古臭いのでビックリした。いまだったら形も素材も随分違うことだろう。

 父親が山男だったせいで彼の著書「青春を山に賭けて」は知らないうちに我が家にあったから、学生時代に何回か読んだ。野宿まがいの旅をするきっかけの1つだったかもしれない。彼がマッキンリーで行方不明になったときは本当に心配したものだ。時間がたつにつれ、心配は諦めに変わっていったっけ。

 いまにして振り返れば、植村直己は本能に突き動かされて冒険を始めたものの、本人の意思とは別のところで「ビジネスとしての冒険」にどんどんはまっていったような気がする。月日は流れ、自称「冒険家」がなりふり構わずスポンサー探しをする場を見たこともある私は、最近の「冒険」には感動を覚えなくなってしまった。

 植村冒険館に展示されている植村直己の写真をみているととても大冒険家には見えない。まったく服装を気にしない地方からポッと出てきたような恐ろしく小柄な人。最近はこんな風貌の人見かけなくなったなぁ。パネルに向かって「久しぶり〜」と手を振りたい気分になった。

■植村冒険館
板橋区蓮根2−21−5 
電話03−3969−7421
10:00〜18:00 月曜・年末年始休館 
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2005年04月19日

光のリレーに参加したものの…

 17日の「光のリレーに参加するぞ」に書いた通り、「WPY2005 Physics enlightens the world」に参加、8時17分から19分ごろまで電気を消したのだが、本当に光がリレーされているのかどうか、このサイトで世界の状況をみてもピンと来ない。このイベント、果たして成功しているのだろうか? 夫には「そんなの聞いたこともない」と言われちゃったし、知名度と実施度はどのぐらいなんだろう?
posted by らくだ at 20:36 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(2) | 話題 | 更新情報をチェックする

2005年04月18日

ライブドアとフジテレビ和解

 これでやっと、あまりワケの分かっていなさそうなマスコミがつまらないニュースを追い掛け回すのも終わり? とことんまでやって欲しかったような気もするのだが、マスコミの大騒ぎぶりにはうんざりしていたので、よしとしよう。

 しかしフジテレビはTOB価格に上乗せしてニッポン放送株を買い取るわけで、TOBに応じた連中とかその株主とかから訴訟を起こされないのかね? 根回し済み? 

 いきなり乱入してきて「ホリエクン」などとえらそうにしていたSBIの北尾はどうしてんの? と思ったらプレスリリースが出ていた。最終的には借株をフジテレビに返すんだって。
posted by らくだ at 23:14 | 東京 ☔ | Comment(1) | TrackBack(0) | 国内ニュース | 更新情報をチェックする

2005年04月17日

日中外相会談

 日中外相会談の冒頭テレビカメラが入っているところの談話で、中国の李肇星外相が「中国はこれまで一度も日本国民に申しわけないことをしたことはない」「今大事な問題は日本政府が台湾問題、人権問題、特に歴史問題で中国国民の感情を傷つけていることだ」(NHKニュースより)と話していた。

 ちょっと待ってよ。破壊活動や怪我人まで出ていることは申しわけないことじゃないの? それに中国に「人権問題」なんて持ち出されたくないよ。なんだかな〜。このままじゃ絶対に分かり合えないぞ。

 もともと私には分からないことが多い。テレビを見ていると、識者と呼ばれるエライ人たちが「デモの背景には中国の地域格差や農地接収などの問題がある」とおっしゃっている。確かに去年中国に行って、貧富の格差がすごく広がっているなぁとは感じた。でも、今回のデモをテレビで見ている限り、デモをしているのは都市の富裕層のいわば「持てる者」。地方の「持たざる者」がネットや携帯で情報をやり取りして日本に怒りをぶつけているとは思えない。都市部の若者が地方の不満を代弁しているとも考えにくい。

 私の無責任かつ勝手な想像では、高度成長を遂げてきた中国都市部のニューリッチが傲慢になってきたのでは? 彼らはこれまでも日本は嫌いだったけど、経済的・技術的にかなりレベルが上だと思ってきた。それが急速な発展で「日本なんて恐るるに足らず。アジアで一番の国は我が中国。日本みたいにしょぼい国が国連の常任理事国になるなんて許せない」というようにナショナリズムが台頭してきたように感じる。

 日本製品不買なんて騒いでいるけど、彼らは本当に日本製品を何も持っていないのだろうか? 家族は? テレビの突撃レポーターがデモ参加者に質問してくれないかな。
posted by らくだ at 23:01 | 東京 ☀ | Comment(7) | TrackBack(1) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする

光のリレーに参加するぞ

 4月19日、アインシュタインの没後50年と相対性理論などの発表100周年を記念する光のリレー「WPY2005 Physics enlightens the world」が世界で開催される(詳しくはこのサイト)。

 4月18日(現地時間)に米プリンストンを光が出発する。一般の参加は簡単。一時的に家などの電気を消すことにより、その光を浮かび上がらせるんだそう。日本は19日の20時から21時ごろがその時間帯になる。上記サイトで参加登録した。必要な住所は市区町村まで。登録完了画面に「2005年4月19日の午後20:17に、部屋の電気を消灯願います」と出てきた。登録したメールアドレスには「20:17 に部屋の電気を2分間消灯してください」というメールが来た。このぐらいなら簡単だ。忘れないように携帯のアラームをセットした。

 きょうの日経新聞の春秋がこの光のリレーについて書いているのだが、内容はきな臭い。このイベントにあわせて韓国の漁船が竹島を取り囲むんだそう。2分間電気を消しているうちに仲間内で衝突なんてことがないように気をつけたほうがいいよ。
posted by らくだ at 09:51 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(4) | 話題 | 更新情報をチェックする

2005年04月15日

リンクしてもらっちゃいました

 「旅するらくだ」という宿泊予約サイト(もちろん商用)からメールが来た。うちのブログをリンクしたという。

 早速教わったページ「旅するらくだのこぶろぐ」をのぞきに行ったら「海外、国内のあらゆる旅のおはなし」として紹介されていた。ちと恥ずかしい。だってこのブログにはあまり旅のことを書いていないからなぁ。たぶん「らくだ」つながりでリンクしていただいたのだと思う(どうもありがとうございます。恐縮です)。これからちょっと意識して旅の話を増やそうかなぁ。

 この「旅するらくだのこぶろぐ」は、自分から登録して参加することもできるみたいなので、旅のブログを書いている人は参加してみてはいかが? 上記サイトの左側に参加登録URLへのリンクあり。
posted by らくだ at 23:07 | 東京 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | Web&ブログ | 更新情報をチェックする

2005年04月14日

「青森駅」はイイ!

青森駅 ラジオで耳にしたマニ☆ラバというグループの「青森駅」という歌が気に入っている。もともと青森の地域限定デビューだったのが、13日に全国発売されたそうだ。青森県の県別チャート(なるものがあることを初めて知った)では1位を独走中だとか(スポニチの記事)。

 上京する彼女との別れの歌で、内容は昭和っぽくてすごく切ない。いまの10代、20代の人たちよりも中年受けしそうな気もする。もう少し話題が広がれば、全国チャートでも結構いいところまで行くとみた。

 地方出身のアーティストというとなぜか沖縄の人ばかり。このヘンで北の方から出てきてもよさそう。青森駅で終日この歌を流すなど、地元ぐるみで応援しているのもいいな。
posted by らくだ at 21:19 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(1) | 話題 | 更新情報をチェックする

「男の隠れ家」が来た!

 夜の10時。ちょうどお風呂に入ろうというところでインターホンが鳴った。今頃何が届いたのだろう?と思ったら、雑誌「男の隠れ家」の編集の人が事前に電話もせずにやってきたのだった。

 12月末に発売された2月号に協力したものの、いつまでたっても貸した写真が返ってこない件について説明にきたのだ。外注(害虫)ライターが普通郵便で送ったものが行方不明になっているという。その行方不明の写真はよりによって夫に提供してもらったものだった。夫は写真の管理にすごく厳しい。

 私は1月以降メールで再三「いつ返していただけるんですか?」などとちんたら要求していたのが甘かったようだ。きのうになって夫が「今日中に俺の手元に戻るようにしてくれ!」と電話をかけたら、事態が急に動き出した。といっても行方不明になっているというのが分かっただけなのだが。

 この一連の話、あまりにもイタイので、第三者が読めば楽しめるのかもしれないが、こっちはすっかり元気を吸い取られてしまっている。で、全部片付いた時点で改めて経緯について書くつもり。それにしても、友人・知人の写真を借りていたら信用問題になるところで、被害を家族にとどめられたのは不幸中の幸いだ。

【追記】
 郵送したのは3月8日か9日という話だったのに、次の日には2月27日などと言われたかと思ったら、夫の写真(紙焼き)だけは帰ってきた。あとは私のCD−Rなのだが、「調べます」というメールが来てからそろそろ1週間だ…
posted by らくだ at 00:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年04月12日

ブッシュもiPodユーザーだった

 ブッシュ米大統領がiPodを愛用しているという(BBC)。昨年7月に娘からプレゼントされたってことはiPod Shuffleじゃなさそうだ。よかった。一緒じゃなくて。

 ローリング・ストーン誌のレビー記者がブッシュのプレイリストを見た感想。「大統領が好きなアーティストは大統領を好きではないのが面白い」。なるほど。リストの一部が載っているけど、それほど趣味がだぶっていなくてホッとした。ブッシュのお気に入りは以下の通り。
John Fogerty: Centerfield
Van Morrison: Brown-Eyed Girl
Stevie Ray Vaughan: The House is Rockin'
The Knack: My Sharona
Blackie and the Rodeo Kings: Swinging from the Chains of Love
Country stars Alan Jackson, George Jones, Kenny Chesney
Classic rockers Eric Clapton, Robert Palmer, Bryan Adams
 私も聞くのはエリック・クラプトン、ロバート・パーマー、ブライアン・アダムスぐらい。まさかブッシュがミスチル聞くわけないし、最近追加した昔のブルース・スプリングスティーンも聞かないだろう。私はカントリーってほとんど聞かないな。ケニー・ロジャースとウイリー・ネルソンだけかも。

 しかし、マウンテンバイクに乗るときに聞くっていうんだけど危ないのでは? 私は自転車に乗っているときは怖くて音楽なんて聴けない。街中でなければ音楽聴きながら自転車に乗ってもいいんだろうか。禁止されていないのかどうかが気になる。
posted by らくだ at 23:34 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする