奈良市で小学校1年生の女の子が殺された事件、時間がたつにつれて悲惨で異常な事件像が次々に明らかになってくる。テレビで「快楽殺人」とか言っているのを小耳に挟み、すごい違和感があった。こんな悲惨な殺人を「快楽」とは何だ! これほど事実と正反対の言葉はない。
このほかよく使われる私の嫌いなことばに「愉快犯」というのがある。使われるのは決まって不愉快な事件のときだけだ。何で犯罪者側の視点で表現しなくてはいけないんだろう? まったく無関係の私が不愉快になるってことは、被害者はどんな気分になることか。恐ろしく不適切な言葉だ。
ところで、テンプレートを変えようとしたら、途中で画面がフリーズしてワケの分からないレイアウトになってしまいました。明日修復します。
2004年11月19日
不愉快な犯罪用語
2004年11月18日
結婚したい女性は40代で激減?
元記事)。「すぐしたい」と「いつかしたい」を回答した割合の合計が30代の82.0%から40代で44.0%に低下したそうだ。男性は85.4%から74.7%と女性ほどの変化は見せない。
でも、どうなのかなぁ。私の知っている40代独身男女に限れば、明らかに女性の方が結婚願望が強い(キッパリ)。マンション買って自分好みのモダンなインテリアでビシッとまとめ、どうみても押入れ以外に男のいるスペースがなさそうな友人がいる。男の人は「そういう人はもう結婚する気のない人だ」って判断するけど、本人たちは「結婚したら人に貸せばいいんだし…」と言うもんね。そんなに簡単に諦めちゃいないよ。
最近は30代で既に「負け犬」のレッテルをはられちゃうから、なんとなく表向きには「あたしゃ40代だけど結婚したいんです」と言いにくくなっているだけなのでは? 男の人はいいよな。いくつになっても「クリスマスケーキ」とか「負け犬」とか言われないし、多少婚期が遅くなっても若い女性と結婚すればいいんだもんね。
周りの未婚男女、どうも「結婚はしたい(してもいい)んだけど、自分から積極的に動くのはいや」という人ばりだ。ひょっとしたら「結婚塾」みたいなのがこの先有望なビジネスかも。
2004年11月17日
Seesaaがランキング1位に輝いた
ちょっと前から投稿だけじゃなくて夜間の閲覧さえ難しくなったこのブログ、つながりにくい時間帯がどんどん拡大しているような気がする。昨晩、久しぶりに画像まで投稿しちゃった私はバカ? ユビキャスト・ブロガーで画像の投稿をしたことがないので、つい試したくなってしまって。その結果、自分の貼った画像が朝まで確認できないというオチ付きだった。だって開くのに時間がかかってイライラして諦めて…の繰り返しなんだもん。投稿者の自分でさえこんなにイライラするんだから、ほかの人なんかとっくにこのブログを見捨てているかもしれない、と思う。
ブログサーバおそおそランキングによると、11月9日の第6回調査では、わがSeesaaが遅さ1位の栄冠に輝いた。しかも、更新時間は114.58秒と2分近くかかっている(私の実感ではもっとかかる)。2位のヤプログの15.35秒と100秒近い格差がついた。重いのは私のところだけじゃなくてSeesaaユーザーはみな同じなんだと安心すべきか、それともワーストになってしまった事実に悲しむべきか…。悪評高かったライブドアブログって随分改善したんだな。
15日にも書いたとおり、サーバの増強によるアクセス状況の改善に期待できるのは12月中旬とか。Seesaaはテンプレートを増やしたりアクセス解析をつけるなどの付加価値的なサービスを強化するよりも、もっと基本的なところでしっかりしてもらいたいもんだ。無料のサービスを利用させてもらっているのであれこれ言える立場じゃないのは重々承知しているけどさ。
春先もいったん激重になり、MovableTypeの導入に向けて検討を始めたところでサーバが増強されたんだったな。どこかサクサク動くところにログ全部持って引っ越せるんだったら引っ越したい。ムリかなぁ。Seesaaも、一定期間(1カ月とか3カ月とか)更新されないブログを容赦なく消すなどして、対処してもらいたいもんだが、その程度じゃ重さは変わらないだろうか?
【関連バックナンバー】
重すぎませんかSeesaa?(10月24日)
2004年11月16日
中国の土鍋ご飯・ボウ仔飯
久しぶりに食べたものを写真付きで紹介する。中国の鶏飯というか土鍋ご飯を再現してみた。正式名称はボウ(保の下に火)仔飯。これまで2回失敗したので、きょうは気合を入れて。最初から鶏を入れず、20分ご飯を炊いたあとで、下味をつけた鶏とショウガの千切りを入れた。かなり本場に近い味になった。満足。あっという間に2人で平らげた。
M・ハッサンさんらはいま?
たとえばこれ)。
ひょっとして、人質になっている英国のマーガレット・ハッサンさんかポーランド人女性なのでは、と思って大元のCNNのサイトをはじめ、あちこち海外のニュースサイトをのぞいたのに、どうもそれらしいニュースがみつからない。探し方が悪いのかな。それとも、身元が明らかになるまで何らかの自己規制みたいなのが働いているんだろうか(あるいは英大衆紙のサイトあたりには出ているのかもしれないけど、そこまで探していない)。日本のメディア各社も書き逃げというかなんというか、続報が全然出てこないのはなぜなんだろう。そろそろ身元がわかってもいいはずなのに。どうも不自然だ。
Wikipediaのハッサンさんの項には末尾に「ファルージャで11月15日、金髪ないし白髪の女性が両手足を切断され、のどを切られた遺体で見つかったが身元は確認されていない」としたうえで、ポーランド人女性は金髪だったと説明しているだけだ。香田さんの最初のときのように別人であることを祈るしかない。
一方、ファルージャで代表取材した米英のテレビにより、海兵隊員が非武装で負傷している捕虜を「死んだふりをしている」として射殺したことが明らかになった(
CNN)。日本で放映されたのは、射殺した瞬間の画像はなくてかなり編集されていたとはいえ、見ていて気分が悪くなった。こういう映像が世界に流されることで、また米英(と日本など)の敵は増えそうだ。
米軍関係者は「ファルージャを解放した」と涼しげな顔をしていたけど、「解放」と「制圧」じゃ全然違うな。まさにものはいいよう。
【追記】上のエントリーを書いて24時間もたたないうちに、メディア各社はハッサンさんが射殺されたようだと伝えた(BBC)。最後の望みも消えたのか。暗い気分だ。イスラム教徒のみなさん、アラーの神はこんなことを許さないはずでしょう。あなたちの同胞の暴走をどうにかして止めてください。
2004年11月15日
アクセス改善は12月中旬ごろ
アクセスやコメントの投稿に時間のかかる状態が続き、ご迷惑をかけております。サービスを提供してもらっているSeesaaによると、21時から1時の時間帯にサーバにつながりにくくなっているそうです。サーバの増強により事態の改善が見込まれるのは12月中旬ごろとのころ。あと1カ月ほどかかりそうです。
2004年11月14日
謝るアメリカ人
Everybodyというサイトに集結しているので、おヒマな人はご覧くだされ。まぁ、いまさら謝られてもしょうがないわけだが、いまだに「不正集計があった」とか未練がましく言っている連中よりもいいな。仮に不正集計があったとしても、4年前で懲りてキチンとしたシステムを導入させなかったのが悪いんだし、今回は同情を集められない。
マイケル・ムーアは「華氏911」の続編を作るそうだけど、どれほど効果に期待できるかな。今度はブッシュ礼賛映画をつくって「あの下品な映画監督がほめるような大統領はダメ」って路線を狙ったりしたらどうだろう? などと無責任に書いておく。
2004年11月12日
BBSが逝った
うぅ…サーバートラブルでもないのにBBSの書き込みが全部消えた。かろうじて残っているのは過去ログのみ。書き込んでいただいたみなさん、どうも申し訳ありません。
既に書き込んだ投稿を修正して投稿ボタンを押したら「Lock is Busy」とエラーメッセージが出てきた。こんなの初めて。しょうがなく掲示板に戻るボタンを押したら、たどり着いたのは書き込みが1件もないBBSだった。何が悪かったんだよぉ。2月にもキレイさっぱり消えてくれたが、それはサーバー側のミスだった。理由が分からずに貴重な書き込みが全部消えてしまうというのは気味が悪い。
過去数日の書き込みはメールを見れば復活できそう(書き込みがあるとその全文がメールで送られてくるようになっている)。でも、どっぷり落ち込んじゃって、きょうはしょうがコーラを飲んでもう寝ることにする。ふんっ!
2004年11月11日
ビルマで涙の再会
覚えているのはタンテーという町だったということと、お医者さんの家がバス(というか乗り合いトラック)乗り場の近くだったということだけ。だから、現地に行って目指すお医者さんを探し出すのには苦労した。そして、ようやく探し当てたと思ったらお医者さん自身は96年に亡くなっていた。でも、助手をしていた奥さんが私のことを覚えていてくれ、涙の再会を果たせた。そりゃまぁびっくりしてた。20年以上もなんの音沙汰もなく、急に訪ねたんだから。でも、すご〜く喜んでくれた。それ以上に、世話になったことを私がずっと忘れないでいたことに驚いていたようだった。
おみやげとしてソニーのラジオ(ビックカメラで買った安いやつ)と来年の浮世絵カレンダーを持参していたんだけど、お医者さんの家には我が家にもないDVDプレーヤーがあり、恥ずかしくなっちゃってカレンダーだけ渡してきた。トホホ…。もっとまともなお土産買って行けばよかったなぁ。しょうがないから家族の写真をたくさん撮り、日本から送る約束をして今回はちゃんと住所も聞いてきた。
話は終わらない。それからビルマ国内を旅してラングーンに戻り、いよいよ明日は帰国という夕方、夫とラングーン川をフェリーで往復して夕日を見物することにした。帰りのフェリーに乗る船着場で写真を撮っていたら、若い男性が妙に改まった丁寧な英語で「ちょっとお話してもよろしいでしょうか?」と声をかけてきた。日本語でも習い始めた人かなぁ、物売りか何かだとウザイなぁと思いながら、いぶかしげに「何でしょう?」と聞き返したら、「あなたは数日前、タンテーに医者を探しに行きませんでしたか?」と言う。ひっくり返るほど驚いて口をパクパクしちゃった。
おめでたい私は『あたしってなんでそんなに有名人なの?』とか真剣に思ったね。よく話を聞いてみたら、この人は亡くなったお医者さんの4人の子供のうちの1人(誰もあとを継いでいない)。私が先日会ったお医者さんの姪御さんと一緒にラングーンからタンテーに戻るところで、その姪御さんが私を見かけて「あれ、あの人はこの前訪ねて来た日本人だよ!」と教えたので、帰りのフェリーに乗り込もうとしている私を人ごみを掻き分けて追いかけてきたという。人口500万人とも600万人ともいわれるラングーンで、こんな偶然なめぐり合いもあるんだね。これも何かの縁だと感動した。
彼によると私のことは一族の間で大ニュースとなっているとか。またお医者さんがなくなってから奥さんは元気をなくしてふさぎ込んでいたけど、私が訪ねていったことを本当に喜んでいたと感謝された。行ってよかったなぁ。
2004年11月10日
ビルマの温泉
ちょっと手抜き。インレー湖で入った温泉の写真と説明はBBSにアップしたので、関心のある方はこちらからどうぞ。http://rakudaj.s56.xrea.com/x/joyfulyy.cgi#getno20
現地では「ミャンマー」という国名を口にした人は2人しか会わず、「ミャンマーなんていうのは政府関係者とその支援者だけ」と嘲笑する人が多かった。多くの一般市民は今でも「ビルマ」を使っているので、ここでは今後「ビルマ」と表記します。
留守中のあれこれ
無事に旅行から帰ってきた。留守中にあったニュースはまだ十分に把握していない。今のところブッシュ再選、楽天がプロ野球に参入、ジェンキンスさんが禁固30日と名誉除隊で落ち着いたことぐらいしか知らない。
マンダレーでみたBBCでは米大統領選は接戦だと伝えていたのに、帰ってくると「地すべり的勝利」と書いているところもあり、あたしゃまだよく分かっていない。悪いほうに向けての心の準備はできていたから、淡々と事実を受け止めた。
それにしても投票の直前になってビンラディンがこざっぱりした服装で出てきてアメリカ国民に呼びかけたりしたのが、有権者の神経を逆なでして最後まで迷っていた浮動票がブッシュに流れたんじゃ…などとうがった見方をしたくもなる。上下両院とも共和党が過半数を維持というのはさっき知ったばかり。
リベラル派はすでに4年後をにらんでヒラリー・クリントンに期待しているみたいだ。ヒラリーは恐ろしく切れるし、理路整然と自分の考えを説明できる人だ。でも、人間的な魅力という点ではどうだろう? どうも冷たいイメージがつきまとう。
ブッシュが勝ち、ドルが対ユーロで最安値を更新、米軍がファルージャ制圧に動き始めた。きのう読んだシンガポールのストレーツ・タイムズ紙がAFP電として伝えたところでは、ニュージーランド移民局のウェブサイトにアメリカからのアクセスが急増、普段なら1日平均2500件なのに、ブッシュ勝利の翌日は1万300件と4倍に膨らんだとか。電話とメールによる問い合わせも8件から300件に増えたという。アメリカってなんか三流コミックのような国だな。