2004年11月30日
冬のスマタ
喪中はがき
しばらくして、ようやく分かった。ネット上のつきあいがある友人だった。会ったこともないし頭の中にはハンドルしかインプットされていないから、本名だけで思い当たる人がいなかったのだ。資料のやりとりで住所を交換したときは、そういう資料が来るって分かっているから本名しか書いていなくても何も違和感がなかったんだよな。
自分が出すときはちゃんと本名の脇に「らくだ」って書こう。でも、かしこまっている喪中はがきに平仮名で「らくだ」って書いてあるのってバカっぽいな。
きょうは妙なメールもきた。本人は不正を告発しているつもりらしいんだけど、なんで私のところに送ってくんの? 「このメールは営利を目的としたものではないので、違法性はありません」と居直っているのが恐ろしく不愉快だ。まだ営利目的の方が許せるよ。そろそろまたメールアドレスを変えないと、ヘンなメール5通にまともなメール1通の割合になってきた。ウイルスは減ったけど。
2004年11月29日
ブログ復活
おかしなもので、トラブルがないときは「あ〜書く時間がない」とか「ネタが皆無」とかうなっているくせに、いざアクセスできなくなるとちょっと寂しくなるもんだ。メンテ中にお越しいただいたみなさま、どうもすみませんでした。
Seesaaのメンテナンス終了とほぼ同時にISPからメールが来ていた。私のメインサイトを置いているのはISPのサーバで容量は50MBまで。とっくに足りなくなってXREAの無料アカウントを取った。きょうになって「ホームページ容量を50MBから300MBまで増やせます」という。よく読むと追加料金月額262円。高すぎる! こっちはドメインを取り、サーバーをレンタルしてサイトを引越しするつもりだ。果たして年内に引越しできるだろうか?
【追記】うちのISPときたら、追加料金が必要な新サービスを宣伝するメールを送りつけたあとでメール送受信に障害が発生しているという…。またか。2月はサーバ移転のあとで1日以上メールが送受信できなくなり、やっとつながったと思ったら「サーバ移転記念キャンペーン」のメールが届いていたっけ…。
2004年11月27日
「テレビの嘘を見破る」
それじゃ、どこまでが許容範囲なのか。著者はそういう議論は不毛とみなして「伝えたいことがあれば、 そのために考えられるありとあらゆる最善の方法を考える、というのが作り手の原点」だと言い切る。う〜ん、そうだとしたら、 ドキュメンタリーはジャーナリズムではなくて芸術なのかもしれない。「感動を与えたり受けたりするためには、お互い少々の悪事、 不正に目をつぶるという作り手と見る側の共犯関係が存在するのも厳然たる事実」と言われてもねぇ。 勝手に共犯者にしないでくれと言いたくもなる。
また、著者は「やらせ」はバレナイと断言する。NHKのムスタンでやらせが発覚したのは、 不満を抱いた現地スタッフが朝日新聞の記者にちくったからだ。
全体的なテーマを一言でまとめると、「事実の意味が正しく伝われば、それがどのように記録されたかは問題ではない」ということ。書名の 「テレビの嘘を見破る」と内容がチグハグに感じた。このようなタイトルをつければ書店で目を引いて売れるだとうという安易な (編集者や営業サイトの)発想だとしたら、ちょっと酷すぎる。
2004年11月26日
日曜から月曜にかけアクセス不能に
お知らせです。このブログのサービスを提供してくれているSeesaaでサーバセンターの移転と回線増強を実施するため、28日
(日)正午から29日(月)の正午ごろまで、当ブログにアクセスできなくなります。作業状況によって時間帯が多少ずれるかもしれません。
果たして29日の午後からサクサクっと行くんだろうか? JUGEMのように泥沼にならないことを祈るばかりだ。
2004年11月25日
日本の奥さま連中は乱暴?
ヨン様が再来日とかでテレビがうるさい。成田空港の到着ロビーには奥さま連中が大集合。
ふとテレビに知り合いが映ったような気がした。似すぎている…。本人の可能性は8割以上とみた。そうか、ヨン様ファンだったのか。
しかしねぇ、ファンが怪我しないか心配といいつつ、自分は10億円の傷害保険に入るってどういうこと?
ファンの殺到で自分が怪我したらどうしようってことでしょ。言ってることとやってることがなんとなくチグハグなような気もするのだが…。
要するに日本の奥さまがたは乱暴だとみなされているってことじゃ? などと書くと、ヨン様ファンが乗り込んできて暴れたりするんだろうか?
ヨン様のどこがいいのか、なぜ奥さまファンが多いのか、私にとっては謎だらけだ。でも、
中高年の女性がワクワクドキドキして若さを取り戻すのはいいことだよな。
2004年11月24日
ダン・ラザー降板のモヤモヤ
降板するのは24年間に渡って務めてきた「CBSイブニングニュース」のアンカーで、来年3月の話。CBSをやめるわけじゃない。さらに問題になった「60ミニッツ」の特派員は続けるという。挨拶では「90年代の終わりから降板を考えていた」とか言っていて、なんか、いかにも「ラザーゲートは関係ありませんよ」といいたげだ。ラザーゲートというきっかけもあったことだし、この際後進にすっきり道を譲ってもいいんじゃないの?
NBCナイトリーニュースのアンカー、トム・ブロコウも引退するとか。ひとつの時代が終わるなぁ。
【関連バックナンバー】
ラザーゲートの顛末(9月22日)
2004年11月23日
どっちなの?
毎日新聞
皆川優太ちゃんは、21日に3歳の誕生日を迎えた。けがは回復したが、余震を怖がっている。亡くなった母親の貴子さん(39)と姉の真優ちゃん(3)の話をすることはないという。
西日本新聞
優太ちゃんは毎日のように近所を三輪車で走り回り、やんちゃぶりを発揮しているが、時折死亡した母貴子さん(39)と姉真優ちゃん(3つ)のことを尋ねるといい、周囲の心境は複雑だ。う〜ん、これはどういうことなんだろう? 書き手はたぶん親族か誰かに話を聞き、その人が言った通りに書いたんだろう。それにしても2つ並べるとなんか間抜けな感じがする。どちらにしても「かわいそう」という同情を誘うのは同じだから大勢に影響はない、といわれればそれまでなんだけど。どっちでもいいようなことを「ニュースだ!」と押し付けられてもねぇ。
ヤフー・ジャパンの編集者が意図的にこの2つの記事を隣り合わせに掲載したのか、単に何も考えていないのか、ちょっと気になった。
投稿テスト
ユビキャスト・ブロガーのバージョンが3つぐらい新しくなっているのに気づき、あわててダウンロード。で、投稿してみる。
(ここは改行)うまく改行を認識するかどうか。これまでは改行を押せば1行あいたのに、
新しいテンプレートにして以降は改行でもShift+改行でも同じになってしまった。
(ここはShift+改行を2回)Seesaaが重い夜の時間帯はユビキャストブロガーで書くほうがラクなのでこっちを使いたいのだが…
RSSTIMES復活
今朝になって、RSSTIMESが日本時間の表示に戻っているのを発見したので、さっそく再導入。ちと右に飛び出てしまったかな。Seesaaが重いからなるべく夜早い時間帯にエントリーを書いているつもりだったのに、これを見る限りではエントリーの時間は従来とそれほど変わっていないようだ。
RSSTIMESに弊害があるとしたら、ついつい書き込み時間をばらけさせたくなって、ヘンな時間にちょっとムリしてエントリーを書きたくなることかな。
2004年11月22日
郵便局で注意されちゃった
「このブルマというのは地方の名前ですか?」日和見な私は、現地でビルマと言ったり書いたりした人には住所の末尾に国名をBurma(Myanmar)と書き、ミャンマーと言った人には単にMyanmarと書いていた。
「いいえ、ミャンマーは昔ビルマっていってたので、英語表記でビルマって書いたんですけど」
「カッコの中にミャンマーって書いてあるから大丈夫ですよね」こんな検閲があるとは思わなかった。軍事政権はそこまで「ミャンマー」にこだわっていたか。郵便局のお兄さんのアドバイスにしたがって、Burmaの部分を黒く塗りつぶした。ちきしょ〜。情けない気分で敗北感を味わった。もともとビルマに届いたあとで内容を検閲される可能性はあると思い、政治的なことは一切書かなかった。手紙の中でビルマという言葉を何回も使っているから、検閲に引っかかって届かないかもしれない。
「これまではちゃんと届きました?」
「さぁ、ミャンマーになってから出すのは初めてなもんで」
「実は3年ほど前、ミャンマーあての郵便物にはビルマと表記しないよう向こうの政府から強い要望がありまして、確実に届くためにもなるべくビルマと書かないでいただきたいんです」
「……」
ちょっと甘かったな。ビルマかミャンマーかという問題、実はたいした違いはないのだそう。ミャンマーが文語、ビルマが口語とされている。日本語ペラペラのあるビルマ人は「本来だったら、日本と書いてニッポンと読むかニホンと読むかみたいな話」と説明してくれた。ところが、実際にはミャンマーというかビルマというかは軍事政権を支持するか否かの「絵踏み」になっている。私が自由にビルマと書けるのは、この狭いブログの世界だけみたいだ。
【関連バックナンバー】
ビルマの大物政治犯、15年ぶりに釈放(11月20日)
ビルマの温泉(11月10日)
2004年11月21日
ようやくSP2をインストールした
Firefoxも結構使いやすいかも。どちらをメインで使うか迷うところだな。
Seesaaが重くなる夜の時間帯はFirefoxの方が軽いような気もする。ポップアップ広告のブロック機能もいい。グーグルのツールバーでも防げなかった
Drudge Reportのポップアップというかポップダウン広告もシャットアウトしてくれる。あれ、本当にウザイからな。たまにマイクロソフトの警告に似せた画面でクリックをうながす広告とか出てきて、最初は知らなくてクリックした結果、たぶんこの時にスパイウエアを仕込んじゃったと思う。
それにしても、テンプレートを変えたらユビキャスト・ブロガーからの投稿で改行を認識しなくなってしまったのは何でだろう? いちいち記事編集で直すのも大変だ。Seesaaが軽かったらSeesaaの管理画面から投稿するんだけど。
ポーランド人女性の人質は無事に帰国
イラクで人質になっていたポーランド人女性がいつの間にか帰国していた(BBC)。いきなりポーランドで記者会見したってヘンな話だ。解放までの詳しい経緯は発表されていない。首相は何らかの作戦を展開したような匂わせ方をしているけど、あるいは犯人側と取引したのかも。何はともあれ、無事でよかった。しかし、こうしてみるとマーガレット・ハッサンさんとその遺族が気の毒でならない。
2004年11月20日
ビルマの大物政治犯、15年ぶりに釈放
この2人はアウン・ン・スーチーの影にかくれてあまり知られていないけど、それだけに悲惨といえるかもしれない。かなり厳しい拷問を受けたらしいとは聞いた。私の旅行がちょっとずれて今ビルマにいればなぁ。いろんな人の意見が聞けるたのに。ちょっと残念だ。
ビルマではいろんな人といろんな話をした。政治の話はタブーだと思い込んでいたのに、向こうから飛び込んできた。まず、空港ビルを出て最初にあったタクシーの客引き。「Welcome to Burma」と言われて「なんでミャンマーと言わないの?」と突っ込んだら、プッと吹き出すふりをして「ミャンマーなんていうのは政府の役人だけ」とキッパリ言い切った。それからあわてて周りを警戒する振りをしてみせニヤリ。
町を歩いていても、私が日本人だと分かって「日本は民主制なんでしょ」と聞いてくる人も。ミン・コウ・ナインらが逮捕されるきっかけとなった88年の革命後、「大学が閉鎖されちゃったので、大学に行けなかった。だからロクな職業に就けない」と話してくれた人もいた。
単なる旅人の印象だけど、アウンサン・スーチーは少し求心力をなくしているのではないかなぁ。海外からの投資も観光客もシャットアウトすることで政府の生命線を断ち切ろうという彼女のやり方に反対だとして「ビルマは十分に貧しいのに、さらに立ち遅れてしまうのではないか」と危惧する人もいたし。
スーチーを絶対的に支持しているという人には意地悪な質問をしてみた。「彼女は海外から観光に来ないでくださいと言ってますよね。彼女の言うことを聞いて私が来なかったら、こうして意見を交換することもできなかったし、それを日本に持ち帰って伝えることもできないわけでしょ」と言ってみた。明確な答えは返ってこなかった。
みんなが聞きたがったのは、キン・ニュン前首相の更迭がどのように伝えられたか。「保守化が一層進み、民主化が遠のくという論調で統一されていた」と説明したら、ほとんどの人は「何も変わらないと思う。だって、これ以上悪くなりようがないんだから」と言っていたっけ。だから、きょうのミン・コウ・ナイン釈放のニュースをどう解釈すればいいのか、正直言って私には分からない。
ちょっと模様替え
模様替えした最大の理由は無料ブラウザのFirefox1.0だ。インストールして自分のブログをあけたら、適当にCSSをいじってきたのがモロバレ。IEだとごまかして見せてくれるんだね。なんていうか、パンダの白と黒が逆になったかのような間抜けな感じがしていたたまれなくなった。そこであわててSeesaaデザインプレートさんからテンプレートをいただいてきたってわけ。
ところで、朝になったらドイツからメールが来ていた。メインサイトのドメインを譲って欲しいいう。マジ? だってさ、http://www.ad.cyberhome.ne.jp/~mee/なんていうURLを持ちたいっていう人がいるなんて信じられない。長くて無意味なだけじゃない。URLにadという文字が入っているからノートンが広告とみなしてアクセスを拒否することも多いっていうのに。とても本気とは思えない。もし本気だとしても、このURLは自分で選んだわけじゃなくて、ISPから一方的に割り当てられたものだから、譲るも譲らないもないんだよね。それにドイツでne.jpドメインて使えるのかなぁ。
不思議すぎるメールだ。何か裏があると怖いから、返事は出さずにおこう。