2004年10月10日

ブッシュにディベート不正疑惑

 9月30日にあった1回目の米大統領選ディベートでブッシュが遠隔操作されていたという噂がここ数日というもの米ブログ界(一例のTalk Left=写真つき)でまことしやかに広まっている。あと追いでニューヨークタイムズ(登録していないとアクセスできないかも)などが伝えていると思ったら、英BBCも出てきた。

 NYTとBBCともに写真入り(NYTのほうが鮮明)なのでご覧くだされ。そういわれてみると、確かにブッシュのジャケットは背中部分の上のほうに横長の長方形のあとがある。シワには見えない。しかし、これだけで「通信装置が仕組まれていて、話し方のアドバイスを受けていた」という話につながってしまうのだとしたら飛躍しすぎの感もあるけど、コードとか何か見えたのかなぁ。いまのところそういう情報は目にしていない。まぁ、いつものように支離滅裂な話をしたり、どもったり話に詰まったりしていて、アブグレイブも発音できないぐらいだからそういう疑惑が浮上してもおかしくないのかもしれない。

 まぁ私も10月1日のエントリー「第1ラウンドはケリーが勝利だそうで」で書いている通り、ブッシュは「突っ込みどころ満載の矛盾発言が出てくる」という期待を裏切ってくれちゃったからね。みんなも同じように感じていたってことかな。(もっとも、これは全映像を見たわけじゃなくてやりとりの全文を読んでの印象。あとになってから各種報道をみると、無言部分とか言葉に詰まっている部分も多かったみたいだ)

 ちなみに、ブッシュ側のスタッフは「シワかヒダ」と説明しているし、ジャケットを作った業者も同様だそう。NYTは「なぜシワかヒダが四角形をしているかの説明はなかった」としていて結構まじめ。なんかスキップしたくなるような楽しい話だ。ちなみに「防弾チョッキ説」はブッシュ側が否定している。
posted by らくだ at 22:10 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする