2004年10月31日
2004年10月30日
ミャンマーへ行ってきます
きょうからミャンマー旅行に出かけます。10日に帰国するまでたぶん更新できません。ご了承ください。最近はミャンマーにもネットカフェができているそうなので、時間があればひょっとすると投稿できるかも。でも、移動だらけの旅なのでネットカフェに寄る時間があるかどうか微妙。
つい先日失脚したキン・ニュン首相の息子が大手のネット接続サービスを経営しているともいうし、安定した通信環境があるかどうかは不明です。
2004年10月29日
米紙はケリー支持が優勢
もう1週間もない米大統領選、米国の新聞の間では圧倒的にケリー支持が優勢だ。しかも2000年の前回選挙でブッシュを支持した新聞がケリー支持に「転向」するのが目立っている。
Editor & Publisherが毎日更新している Daily Endorsement Tallyという記事によると、ケリー支持は28日に13紙増えて162紙となった。対するブッシュ支持を紙面で打ち出しているのは129紙どまり。前回選挙でのブッシュ支持からケリー支持に寝返ったのは全部で38紙。一方、ゴアからブッシュに転向したのはたった6紙だ。ケリー人気が盛り上がっているじゃんというよりも、ゴアってつくづく人気がなかったんだなぁって感じだ。発行部数でみるとケリー支持が合計1840万部、ブッシュ支持が1180万部(新聞の名称と前回の選挙で支持した候補の一覧はリンク先の記事参照)。
気がつけば先物市場でもブッシュ相場とケリー相場はかなり接近している。反ブッシュの立場から楽観的にみればこの程度なら誤差の範囲内かも。でも、 世論調査の一覧をみると、まだまだブッシュ優勢なんだよな。どうか現段階の浮動票があと数日でケリーにどっと向かいますように。
2004年10月28日
マスコミの横暴はどこまで許される?
ったくマスコミってのはどこまでやれば気が済むんだろう? 私が新潟県中越地震の被災者でどこかに避難している身だったら、もう切れて「おめ〜らいい加減にしろ! 被災者は見世物じゃない!」って騒いでいるに違いない。だって、寝ているところでも、風呂に入っているところでもお構いなしにカメラが入ってきてコメントを求めているんだもの。プライバシーが保てるのは仮設トイレの中ぐらい? 実際にマスコミに抗議している人もいるのかもしれないけど、もちろんそんな映像をテレビが流すとは思えない。
現場で「被災者のストレスが高まっています」とかレポーターがキンキン声で言っているけど、その一端はマスコミにも責任があると思う。支援物資や義援金をもらうために自分を殺して我慢しなくちゃいけないのかね。 孫をなくしたという老女、目の上が黒く腫れ上がっていたけど、ズケズケといろんなことを聞かれていたなぁ。
23日に地震が起きた直後からヘンな感じだった。NHKはあちこちの役場と電話をつないで「いまどんな状況でしょう?」とか聞きまくり。停電している上に電話もつながりにくい状況で、役場の人だってそんなに状況をつかんでいるはずないじゃん。それにテレビの人と話をしているぐらいだったら、情報収集とか対策とかに動いたほうがいいに決まっている。NHKだけじゃなくて、民放も横並びで特番になったから同じようなことをしていた。あれで初動が遅れたと言われても仕方ないのでは?
なかには電話で話している最中に大きな余震が来て相手の声が途絶えているのに「もしもし、いま余震ですか? 」とかうるさく言うキャスターもいた。テレビをみているこっちだって先方の恐怖が伝わってくるのに、「こっちはテレビなんだからあんたは話して当然」みたいな態度でむかついた。
2日前になるが26日には蓬平地区に入った報道陣6人が立ち往生、自衛隊のヘリで救出されたという( 時事通信)。短い記事しかみつからず、どこの社の人たちか分からないけど6人ということはテレビ局かな。あるいは活字メディアの人が数社つるんで出かけた? どっちにしても絶対にあってはいけない不祥事で、こういう話がテレビニュースなどで全然報道されずにさらっと短信で終わってしまうのには納得いかない。
2004年10月27日
イラクでまた人質事件
朝方テレビをつけてビックリ。アルジャジーラの映像として、日本人の男性がイラクで捕まったと伝えられていた( アルジャジーラのニュース)アルジャジーラによると、犯人グループは「日本の部隊に所属する人物」とか言っていたけど、髪の毛の伸び具合とかよれよれのTシャツ姿をみるかぎり、とても自衛隊とか政府関係者には見えない。その後、単なる旅行者の香田証生さん(24)と確認された。
ビデオの中で「すみません」と謝っていたから、てっきり春先の人質事件で「自己責任」とか「自作自演」とか大騒ぎになったのを受けのことなんだろうと思ったら、ことしの1月にワーホリ目的でニュージーランドに向けて日本を出て以来帰国していないというから、日本での大騒ぎを肌で実感しているわけじゃなさそう。所持金は100ドルとか20ドルとか言われているし、泊まるところも決まっていなかったみたいだ。それなのにすんなりビザが下りて国境はフリーパス状態だったんだろうか? イラクに所持金の検査をやるような秩序があるわけないか…。
今回の事件、ザルカウイが絡んでいるのならマジでやばそう。香田さんが助かるには、「向こう見ずな旅行者を殺しても何も変わらない」ということに犯人側が気づくしかないのでは。まぁ、テロリストにそういう思考が働くかどうかは大いに疑問なわけだが。犯人は香田さんが単なる旅行者だと分かったうえで、それじゃ格好がつかないからと自衛隊関係者に仕立てあげたんだろうか? そうだとしたら極めて危ない。万が一間抜けな犯人が勝手に自衛隊関係者だと思い込んでいたとしたら、あるいは希望が持てるんだろうか。
人の命に差はないとは思う。日本人同胞の無事な帰国を願う気持ちだってある。でも、英国とイラクの二重国籍を持ちイラクで長年人道支援活動をしてきたのに人質になっているマーガレット・ハッサンさん( 所属団体のプレスリリース)にはなんとしても助かって欲しいという思いに比べると、正直言って香田さんへの同情心は限りなく小さい。私ってすご〜く冷たい女かもしれない。
【追記】その後の報道によると、バスを使っての入国ではビザのチェックはなく、香田さんはビザを取得していないもよう。 現地の29日(日本時間30日未明)、バグダッドの北部バラドで遺体がみつかり、身体的特徴から香田さんに違いないとみられている。2004年10月26日
キューバ 終わりの始まり?
キューバが11月8日以降、米ドルの流通を禁止する( 毎日新聞)。恐ろしく時代に逆行する政策だ。旅行者はドルを兌換ペソに交換しなくちゃならず、しかも手数料を1割徴収するんだとか。自分で自分の首を絞めることになりそうだ。
というのも、キューバは既にドル経済圏。ドルの流通が自由化されたおかげで、商店の店頭ではモノが増え、貧富の差は大きくなったとはいえ生活は豊かになった。2000年に行った時はベネトンショップができていたし、デパートでブランド品を(ニセモノかもしれないが)売っているのに驚いたもんだ。「ドルを手にいれれば豊かになれる」と知った一部の人々の勤労意欲も向上していた。実質的な資本主義経済は4年前の段階で既に後戻りできないところまで来ているように感じた。
これが兌換ペソ本位制になれば、経済状況も10年ぐらい逆戻りすることになりそう。95年に初めてキューバに行ったときは経済がようやく自由化されつつあった時代。デパートの店内は照明もまばらで薄暗く、ショーウインドーを覗き込むと幅1.5メートルぐらいあるケースの中にボルトとナットが3組あるだけ、なんてこともあった。もちろん店員はやる気なし。民宿は何軒かあったけどまだ非合法だった時代だ。
兌換ペソなんてキューバの外に出たら紙くずと同じ。キューバ人だって「トイレットペーパーにも使えない」とジョークを言っている。店頭の輸入品は大幅に減るに違いない。海外からの送金はユーロとカナダ・ドルを奨励するようだけど、旅行者もユーロは自由に使えてユーロ本位制みたいになるのだろうか? 仮にうまくいくにしても、時間がかかりそうだ。その前に資本主義経済のうまみを知った人たちが反旗を翻すかもしれない。そろそろカストロに引っ込んでもらってもいいだろう。でも次に出てくるのはラウル(弟)なのか?
中越地震でクリック募金受付中
新潟県中越地震の緊急募金を下記のサイトで受付中。1クリックするだけで1円の義援金を寄付できます。1日1回のクリックしかカウントできないそうです。8時45分ごろの段階で2万8000円近く集まっていて、4万円まで受付るそうです(今朝の段階では2万クリックまで受付となっていたのを引き上げたらしい)。関心のある方は http://bokinpark.com/index.htmlへどうぞ。
2004年10月25日
メール事情 ネパールVSミャンマー
ネパールでトレッキング中の父からメールが来た。いや、正確にいうとガイドとして父と一緒にトレッキングしているネパールの人から届いた(父はパソコンなんて絶対に触ったこともないはず)。
幸いなことに、今回のトレッキングで2番目の難所のティリチョク峠(5270メートル)を越え、いまは標高3500メートルのマナンという村でメールを書いているという。すごいな。ネパールをトレッキングしているときに立ち寄るような村からhotmailで世界各地にメールを送れちゃうんだ。これからトロン峠(5416メートル)を越えるというので、無事を祈るメールを出しておいた。なんか不思議な気分だ。
一方、19日のエントリー「ミャンマー政変」で書いたエアー・マンダレーからは一向にメールが来ない。というか、ホームページから「インターネット予約」をしたら13日に1回だけメールが来て、その後はうんともすんとも言ってこない。こっちからは3回も催促というか問い合わせのメールを出したのに。いいかげん諦めて、現地の旅行会社に頼んだ。メールで依頼したらその日のうちに「予約しました」と返事が来て一安心。
【関連バックナンバー】元気な老人、ネパールへ(10月11日)
2004年10月24日
ブログ閲覧に異常発生中
このブログに異常が発生中です。たとえば右のサイドバーにある「最近のコメント」から「オレオレサギ被害者の体験記」についた新しいコメントを読もうとしてクリックしても、コメントどころか記事も出てきません。自分のコメントがいけないのかと思って最後のコメントを削除しようとしても、重くてコメント管理画面にたどり着けない。ふぅ…。Seesaaブログ全体の問題じゃなくて私のだけかなぁ? CSSなど一切いじっていないのになぜだろう?
私のパソコンの異常かもしれませんが、訪問してくださるみなさんも一部の記事が正常に閲覧できないかもしれません。ご了承くださいませ。
【追記】サービス元のSeesaaに問い合わせた結果、コンテンツ設定項目によっては表示速度が遅くなるということで、Java Scriptを利用しているコンテンツを右サイドバーに移すようアドバイスされました。 また、投稿したはずのコメントが行方不明になってしまったことについては、サーバーへのアクセスが集中しているときはコメントの反映に時間がかかることもあるとの説明でした。しかし、行方不明になったまま数日たっている理由は分かりませんでした。 サーバーの強化などを検討中ということなので、それに期待して待つしかないかもしれません。しつこい架空請求
21日のエントリー「架空請求が来た!」で紹介したのと同じメールがまた来た。文面も同じでLove, Star系列がどうとかこうとかいう話。振込先は東和銀行の上尾支店で名義人は忘れた(もうメールを消去してしまった)。
このメールが夫に来たのがきのうの夜。こっちも架空請求に負けないしつこさで110番したものの、地震のせいか電話がつながらない(いざというとき110番て役に立つのか?)。午後10時ごろつながって、再び「地域の警察に…」「それならわざわざ電話しない」というやりとりの末に届け出たら、今回はしばらくして地域の警察から電話がかかってきたそうだ。「東和銀行なんてありますかねぇ? 振り込んでいませんよね」程度だったという。
最初私も「東和銀行なんてあったっけ」と思ったけど、実在する銀行だった。失礼しました。
重すぎませんかSeesaa?
Seesaaブログが異常に重いんだが…。これまでは重いといっても、私だけの問題だった。要はエントリーを書いて投稿しようとするとサーバーエラーで消えちゃったり、投稿にえらく時間かかったり。
それがここ数日はアクセスにも異常に時間がかかるようになっている。夜になると自分のブログを開くのに数分かかることもある。前は投稿に数分かかっても、アクセスだけはシャキ〜ンとできていたのに。今朝は昨晩のうちについたコメントをみようとして画面を開くのに数分かかり、返信を書いて投稿ボタンを押したら5分たっても画面が一部しか出てこない。 Seesaaからのお知らせには障害報告がないから、私だけの問題なのかなぁ。過去ログがたまると消さないといけないんだろうか? Seesaaブログのトップページにアクセスするのも異様に時間がかかるから、過去ログの問題じゃないような気がするんだが。
「シーサー ブログ 重い」とググって仲間を見つけようとしたら、「ブログサーバおそおそランキング」というのを見つけた。この最新調査によると、悪名高いライブドアブログがワーストで、わがSeesaaは5位。(2位Doblog、3位gooBlog、4位ヤプログ)。シーサーよりも重いのが4つもあるのを喜ぶべきなんだろうか。ちなみに一番軽いのはエキサイト・ブログだった。
投稿が重いのはどうにか我慢するとして、アクセスに時間がかかるのを訪問者のみなさんは我慢できるんだろうか? ちと心配。
2004年10月23日
地震!
日本はどうなっているんだ? 台風、地震が入れ替わりにやってくる。天災が多すぎる。新潟の一部地域は震度6強。東京でも結構長い時間ゆさゆさと揺れて嫌な感じ。乗り物酔いをするタチじゃないのに、なぜか長めの地震があると酔いそうになる私だ。最初に揺れたのが午後6時前。我が家周辺では震度3〜4らしい。それから2、3回は余震を感じた。揚げ物を作るのをちょっと躊躇してしまった。
新潟では余震でも震度6クラスがあるそうで、とんでもなく不安な夜だろう。民放テレビもこぞって地震関連の特別番組を組み、テレビ東京すら一時は地震関連のニュースを流していた。でも、そんなに素早く被害状況が把握できるはずもなく、ほとんど同じ情報の繰り返し。夜10時すぎの時点で死者3人、負傷者200人以上と伝えられている。明日の朝にならないと、被害の全容は分かりそうにない。
2004年10月22日
米大統領選−最新の世論調査
米大統領選についての世論調査結果一覧表Real Clear Politicsを見つけた。これによると、ラルフ・ネーダーを入れた場合、14件の調査で11件がブッシュ有利、互角が2件でケリー有利はわずか1件。2つめのブッシュ対ケリーのガチンコ勝負では8件中7件がブッシュ有利で互角1。
先物相場もディベートでのケリー盛り返し効果が一巡しちゃって、よほどのことがない限りOctober Surprizeの逆転には期待できそうにない。
11月上旬はミャンマーに行くからしばらく結果を知ることができない。米大統領選挙に合わせて旅先を選んでいるワケじゃないんだけど、4年前はキューバにいたな。
2004年10月21日
架空請求が来た!
いよいよ我が家にも架空請求のメールが来た! といっても、私じゃなくて夫の話。携帯に送られてきた。発信元は夫の携帯メールアドレスになっている。あまりにも有名で、もうこの手口にひっかかる人もいないとは思うけど、用心のため全文転載する(誤字もそのまま転載)。
貴方がご利用になった有料サイトLove、Star系統の利用料金の入金確認が20日現在が取れておりません。既に貴方の個人情報調査(自宅勤務先等)は終了しており、公開前の最終通告といたします。サイト利用料、損害遅延金合計118000円を平成16年10月22日PM3時迄に下記郵便口座へ必ず入金ください。(振込名は携帯電話番号)郵政公社 記号10030番60723791ニシカワテルヒサ
「勤務先等」と書かれても、夫は長年自営業で会社勤めをしていない。明らかに「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」式の詐欺メールだ。どうしようか相談した末、警察に届ければ口座を閉鎖することもできるだろうということで夫が110番。用件を告げたら「電話番号を教えますから、地域の警察に届けてください」と言われたそうだ。要するに、こちらから通話料を払って電話を掛けなおせってこと。夫が「それだったら、あらためて電話することはないと思いますよ」と言った結果、「でしたら、こちらで承って地域の警察に情報を回します」と向こうが折れたようだ。架空請求なんて地域に関係ないと思うのだが…。あまりにも110番通報が多くて、あちこちに回さないとパンクするということか。それだったら、切らずにそのまま地域の警察に回せるシステムとか、110番通報があったら自動的に発信地を特定して地域の警察に回すシステムとかがないと、恐ろしく無駄なような気がした。
【関連エントリー】 しつこい架空請求(10月24日)2004年10月20日
トラックバックを考える
ブログを始めて8カ月。最初は「トラックバックってブログ同士が横につながれて意見が共有できるからおもしろい」と思ったもんだが、最近はほとんどトラックバックを送ることがなくなった。要するに、いまだにマナーが分かっていないから自信がないのだ。というか、ブログって恐ろしくマメな人向きなんじゃないかと思うきょうこのごろだ。トラックバックを使いこなせていない自分にもどかしさもある。
というのも、トラックバックされた際にいわゆる「トラバ返し」をしたり、「トラックバックありがとうございます」なんていうコメントをする人が多い。私もしていたことがあるけど、最近は全くといっていいほどしていない。ぐ〜たらな性格というのもあるけど、なんかちょっと私のノリじゃないと思うんだよね。
きょうたまたま見かけた「コンサル会社ペーペーの思いつきコラム」というブログで「こんなトラックバックはイヤだ!」というエントリーを見つけた。 招かれざるトラックバックを(1)訴訟タイプ(2)訴訟ぎりぎりタイプ(3)検索&トラバタイプ(4)スパムタイプ(5)トラバはするけどノーリンクタイプ−の5項目に分けて説明している。
まず我が身を振り返ってみると、(5)の相手のブログにリンクをしないでトラックバックだけ送るっていうのを最初の数カ月やっていた。同じ話題について書いているブログならトラックバックしてもいいもんだと思ってた。記事の中で先方へのリンクを張らずにトラックバックすると気を悪くする人もいることは、数カ月前に友人から聞いて知った。それ以来、文中でリンクするか文末で「参考サイト」として紹介したところだけトラックバックするようにしている。
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