朝になってから「浅間山の火山灰が都内にも降った」と言っていて驚いた。自分のブログをちゃんとみていれば、昨晩のうちに知っていたかもしれない。都内で火山灰が観測されるのは22年ぶりとか言っていた。一度こういうことがあると、洗濯物や布団を干すのをためらっちゃうな。
2004年09月17日
きのうの天気は「火山灰」
ついさっき気がついた。このブログは各エントリーの最終行にそのときの天気が挿入される。きのうのエントリーを投稿したのは23時ちょうど。天気は、なんと「火山灰」だった。
朝になってから「浅間山の火山灰が都内にも降った」と言っていて驚いた。自分のブログをちゃんとみていれば、昨晩のうちに知っていたかもしれない。都内で火山灰が観測されるのは22年ぶりとか言っていた。一度こういうことがあると、洗濯物や布団を干すのをためらっちゃうな。
朝になってから「浅間山の火山灰が都内にも降った」と言っていて驚いた。自分のブログをちゃんとみていれば、昨晩のうちに知っていたかもしれない。都内で火山灰が観測されるのは22年ぶりとか言っていた。一度こういうことがあると、洗濯物や布団を干すのをためらっちゃうな。
2004年09月16日
栃木の幼児殺人事件
栃木で3歳と4歳の兄弟が殺された事件、いたましいというよりない。一番かわいい年頃なのに。いなくなった当日に撮ったという写真があどけない顔でかわいく写っていたので、さらに痛々しさがつのる。
この事件、ボロボロと意外なというか悲惨な事実が出てくる。犯人と被害者の父親はもと暴走族仲間で、それぞれ1人で子供2人を育てていたとか、犯人が覚せい剤を使っていたとか、以前から子供を虐待していたとか、生きたまま橋から下に落として殺したとか…。
子供は親も環境も選べない。親を含めて周りの人がもう少し気を配っていれば、あの2人は死なずにすんだのに。前向きの対応をしたのが、虐待を疑って警察に通報したコンビニの人だけにみえるのがなんとも悲しい。殺された2人の母親についての報道を見ていないけど、死別したんだろうか?
被害者の父親がきのう記者会見して、クーラーのある部屋を(自分たちが)独占していたということはない、食費も負担していた、などと語っているのをみて、つい「そ〜ゆ〜話じゃないんだよ!」とテレビに叫びたくなってしまった。
誤解を恐れずに書くと、犯人の中に自分と共通する点を見つけてしまったのも事実。犯人は幼児の父親に「うちに住めばいい」と申し出ておきながら、3人が自分の家にいることでストレスをためて犯行に及んだらしい。あたしだって、ついついムリをして他人にいいところを見せた結果、あとになって恐ろしく反省することがしょっちゅうあるよ。要するに「いい格好しい」のバカなんだな。
一番悪いのはもちろん犯人だけど、なんかやりきれない。幼い2人の冥福を心からお祈りする。
【追記】その後の報道で、2人の母親は離婚していたことが分かった。2人に母親の写真をみせたところ、それ以降肌身離さず持ち歩いていたという。
この事件、ボロボロと意外なというか悲惨な事実が出てくる。犯人と被害者の父親はもと暴走族仲間で、それぞれ1人で子供2人を育てていたとか、犯人が覚せい剤を使っていたとか、以前から子供を虐待していたとか、生きたまま橋から下に落として殺したとか…。
子供は親も環境も選べない。親を含めて周りの人がもう少し気を配っていれば、あの2人は死なずにすんだのに。前向きの対応をしたのが、虐待を疑って警察に通報したコンビニの人だけにみえるのがなんとも悲しい。殺された2人の母親についての報道を見ていないけど、死別したんだろうか?
被害者の父親がきのう記者会見して、クーラーのある部屋を(自分たちが)独占していたということはない、食費も負担していた、などと語っているのをみて、つい「そ〜ゆ〜話じゃないんだよ!」とテレビに叫びたくなってしまった。
誤解を恐れずに書くと、犯人の中に自分と共通する点を見つけてしまったのも事実。犯人は幼児の父親に「うちに住めばいい」と申し出ておきながら、3人が自分の家にいることでストレスをためて犯行に及んだらしい。あたしだって、ついついムリをして他人にいいところを見せた結果、あとになって恐ろしく反省することがしょっちゅうあるよ。要するに「いい格好しい」のバカなんだな。
一番悪いのはもちろん犯人だけど、なんかやりきれない。幼い2人の冥福を心からお祈りする。
【追記】その後の報道で、2人の母親は離婚していたことが分かった。2人に母親の写真をみせたところ、それ以降肌身離さず持ち歩いていたという。
2004年09月15日
1年前のお叱りに気づいた
ホームページ用に使っているメールボックスを整理していたら、なんと1年以上も前に受信したのに読んでいないメールがあるのに気づいた。なんて書くと、いかにズボラかがバレてしまうが、このブログについたコメントに今のところきちんと?レスしているのが自分でも不思議な私だ。
それは厳しいお叱りのメールだった。私の旅行記が地元住民の感情にまったく配慮していないという。メールアドレスからみると国内にお住まいの方みたいなので、国内の温泉めぐりの記録がお気に召さなかったみたい。具体的に書いていないので推測するしかないけど、「しょぼい」とか「さびれた」などの言葉を多様するなど、マイナスイメージの言葉を使っているのがいけないのかな。
メールの最後には「1週間の猶予を与えるので、表現を適切に書き直すように」とあった。こわ〜。気がついたのが1年以上たったきょうなので、もちろん手直しなんてしてない。まぁ、読んでいてもたぶん直していないだろうけど。2通目のメールがあるかもしれないとメールボックスをくまなく探したけど来ていなかった。
今になって反論させてもらうと、旅行記なんてレベルの差はあれ所詮、よそ者がよそ者の視点で書くもの。地元住民の機嫌を損ねないようになんて気をつかったりしたら、それこそ無味乾燥で、どこに行っても同じような旅行記になってしまう。私の場合お金をもらって書く文章はいちおう読者を想定して使う言葉を考えるけど、趣味で書き流している文章はそんなことは一切お構いなし。熱くなられても「まぁまぁ」となだめるしかない。これから返事を出すと寝た子を起こすことになりかねないので、このまま放置しちゃおう。
それは厳しいお叱りのメールだった。私の旅行記が地元住民の感情にまったく配慮していないという。メールアドレスからみると国内にお住まいの方みたいなので、国内の温泉めぐりの記録がお気に召さなかったみたい。具体的に書いていないので推測するしかないけど、「しょぼい」とか「さびれた」などの言葉を多様するなど、マイナスイメージの言葉を使っているのがいけないのかな。
メールの最後には「1週間の猶予を与えるので、表現を適切に書き直すように」とあった。こわ〜。気がついたのが1年以上たったきょうなので、もちろん手直しなんてしてない。まぁ、読んでいてもたぶん直していないだろうけど。2通目のメールがあるかもしれないとメールボックスをくまなく探したけど来ていなかった。
今になって反論させてもらうと、旅行記なんてレベルの差はあれ所詮、よそ者がよそ者の視点で書くもの。地元住民の機嫌を損ねないようになんて気をつかったりしたら、それこそ無味乾燥で、どこに行っても同じような旅行記になってしまう。私の場合お金をもらって書く文章はいちおう読者を想定して使う言葉を考えるけど、趣味で書き流している文章はそんなことは一切お構いなし。熱くなられても「まぁまぁ」となだめるしかない。これから返事を出すと寝た子を起こすことになりかねないので、このまま放置しちゃおう。
2004年09月14日
「慣れ」の果ての無力感
まったく「慣れ」は恐ろしい。17歳の少年が運転免許を取る資金を盗もうとして60代の夫婦を刺し殺したというニュース、数年前だったらかなりの衝撃があったと思うんだけど、そんなに驚かなかった。なんせ小中学生が人殺しをする時代だ。「またか…」と思った自分が怖いぐらいだ。マスコミの扱いもそれほど大きくなかった。
バグダッドできょうまた爆発があり47人死んだと聞いても「またか…」だし、人質事件なんて頻繁に起こりすぎて最近じゃあまり伝えられなくなっている。
パウエル米国務長官が13日、イラクには大量破壊兵器がないということを米政府高官として初めて認める発言をした。これは「やっぱり…」って感じだ。フセインという独裁者を駆逐した結果を評価する人はいるのかもしれない。でも、開戦にいたるプロセスは絶対に糾弾されるべきだ。「落とし前」がつけられない当局者だったら、ヤクザの方が人間が上なのではなどとくらだんことを考えてしまう。
まぁでも、国連で非難決議なんてまとまるはずもないし、このまま誰からも責められずにウヤムヤになるだろうな。アメリカは反省も見せずにこれからも好き放題やっていくんだろう。
書いててなんかこう無力感にさいなまれるな。この期に及んでブッシュが優勢ってのもあるんだろうか。おまけにこのブログのサーバーがまた重く、一回書いたエントリーを保存しようとしたらサーバーエラーが出てきてきれいさっぱり消えちゃったよ。きょうは比較的余裕があるのでもう一度似た内容のものをこうして書いている。もうちょっと疲れていたら休載するところだった。
バグダッドできょうまた爆発があり47人死んだと聞いても「またか…」だし、人質事件なんて頻繁に起こりすぎて最近じゃあまり伝えられなくなっている。
パウエル米国務長官が13日、イラクには大量破壊兵器がないということを米政府高官として初めて認める発言をした。これは「やっぱり…」って感じだ。フセインという独裁者を駆逐した結果を評価する人はいるのかもしれない。でも、開戦にいたるプロセスは絶対に糾弾されるべきだ。「落とし前」がつけられない当局者だったら、ヤクザの方が人間が上なのではなどとくらだんことを考えてしまう。
まぁでも、国連で非難決議なんてまとまるはずもないし、このまま誰からも責められずにウヤムヤになるだろうな。アメリカは反省も見せずにこれからも好き放題やっていくんだろう。
書いててなんかこう無力感にさいなまれるな。この期に及んでブッシュが優勢ってのもあるんだろうか。おまけにこのブログのサーバーがまた重く、一回書いたエントリーを保存しようとしたらサーバーエラーが出てきてきれいさっぱり消えちゃったよ。きょうは比較的余裕があるのでもう一度似た内容のものをこうして書いている。もうちょっと疲れていたら休載するところだった。
2004年09月13日
キノコ雲と発電所建設
北朝鮮当局者が9日に起きた大爆発について初の釈明。水力発電所を造るために山を爆破したと語ったそうだ。(産経新聞)
しかし、私のような素人には理解できん。だいたい水力発電所って直径3−4キロもあるキノコ雲ができるような作業が必要なんだろうか?
欧米のメディアはどちらかといえば核実験説にこだわっていたけど、日韓は早い段階でそれを否定する報道が流していて微妙な格差を感じた。
ちょっと不安になったのは、今回を別にしても北朝鮮が核実験をした場合、一般市民にはそれを知るすべがあるんだろうか? 日米韓あたりの政府が「いま明らかにするとタイミングが悪いから隠しておきましょう」みたいな談合をしたらどうなんだろう? 民間サイドから情報を暴露するのは可能なのかな?
【関連エントリー】
幻だったキノコ雲(9月17日)
しかし、私のような素人には理解できん。だいたい水力発電所って直径3−4キロもあるキノコ雲ができるような作業が必要なんだろうか?
欧米のメディアはどちらかといえば核実験説にこだわっていたけど、日韓は早い段階でそれを否定する報道が流していて微妙な格差を感じた。
ちょっと不安になったのは、今回を別にしても北朝鮮が核実験をした場合、一般市民にはそれを知るすべがあるんだろうか? 日米韓あたりの政府が「いま明らかにするとタイミングが悪いから隠しておきましょう」みたいな談合をしたらどうなんだろう? 民間サイドから情報を暴露するのは可能なのかな?
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幻だったキノコ雲(9月17日)
秋刀魚
2004年09月12日
世界経済5つのリスク
懐かしのフレッド・バーグステンが英エコノミスト誌に世界経済のリスクについて寄稿している。記事によると、世界経済は5つのリスクに直面していて、そのうち3つはアメリカに存在する。
バーグステンにしては結構読ませることを書いていて(たぶんエコノミストの編集者がいいんだろう)、ついつい最後まで読んでしまった。ドル安リスクなど、主張していることは昔と変わっていない。時代の波が彼の方に再び向いてきたというところかな。
個人的に印象に残った部分は「中国は(世界経済)成長の新しい牽引車」、「ドルが急落してインフレ率を押し上げれば米金利が2桁になり得ることをマクロ経済モデルは示している」、「ボルカー前FRB議長は5年以内にドルが急落する確率を75%としている」ってあたり。
6番目のリスクとしてグリーンスパンが2年以内にFRB議長を退任する見通しっていうのを入れてもいいのに。後任者は大変だ。ひょっとしてミラー元議長のようになったりするかもしれないんだし。
ちょっと前までは各国当局者に「日本が世界経済の足を引っ張っている」とか散々責められたけど、日本はリスクと名指しされていない。日本の景気がよくなったとホッとするべきか、それとも中国にとって代わられてお役御免なのか…。
1)米経常収支の赤字が再び急増して米ドルが急落するリスク
2)手が付けられなくなっている米財政赤字
3)保護貿易主義の台頭
4)中国経済のハードランディング
5)原油相場が60−70ドルまで上昇する可能性
バーグステンにしては結構読ませることを書いていて(たぶんエコノミストの編集者がいいんだろう)、ついつい最後まで読んでしまった。ドル安リスクなど、主張していることは昔と変わっていない。時代の波が彼の方に再び向いてきたというところかな。
個人的に印象に残った部分は「中国は(世界経済)成長の新しい牽引車」、「ドルが急落してインフレ率を押し上げれば米金利が2桁になり得ることをマクロ経済モデルは示している」、「ボルカー前FRB議長は5年以内にドルが急落する確率を75%としている」ってあたり。
6番目のリスクとしてグリーンスパンが2年以内にFRB議長を退任する見通しっていうのを入れてもいいのに。後任者は大変だ。ひょっとしてミラー元議長のようになったりするかもしれないんだし。
ちょっと前までは各国当局者に「日本が世界経済の足を引っ張っている」とか散々責められたけど、日本はリスクと名指しされていない。日本の景気がよくなったとホッとするべきか、それとも中国にとって代わられてお役御免なのか…。
2004年09月11日
ニョッキ
旅仲間の家にお呼ばれ。片道2時間かけて出かける。寄るご飯にみんなでニョッキ(ジャガイモで作ったパスタ)を作って食べた。
来週からアメリカ旅行に行くっていう人もいたけど、なぜか「同時テロから3周年」という話題はまったく出ずじまい。場を白けさせたらまずいと思って私も自重した。こうしてみんなの記憶から少しずつ事件の記憶が染み出し、段々と薄れていくようだ。
来週からアメリカ旅行に行くっていう人もいたけど、なぜか「同時テロから3周年」という話題はまったく出ずじまい。場を白けさせたらまずいと思って私も自重した。こうしてみんなの記憶から少しずつ事件の記憶が染み出し、段々と薄れていくようだ。
2004年09月10日
持ちつ持たれつ−アルカイダとブッシュ
アルカイダのナンバー2ザワヒリのビデオをアルジャジーラが放送した(アルジャジーラの元記事=英文)。911の3周年を控えて何もこの時期に…と思わないでもないけど、テロリストが出てきて何か言うたびに「テロとの対決姿勢」を強く打ち出しているブッシュに支持が集まるような気がする。選挙を控えたこの時期、テロリストが何かしてくれたほうがブッシュ陣営には都合がいいのでは? ましてしゃべるだけなら実害もないんだし。
一方のテロリストは、自分の命も惜しくない連中。ブッシュをはじめとする(彼らにとっての)極悪人はいわば彼らのエネルギー源だ。テロリストの心理は私には知るすべもないけど、こういう連中ときたら「悪いのはいつも他人」という考え方なんだろう。第一目標の敵を倒したらそれで満足して「ユートピア」に安穏としているとも思えない。望み通りに敵を全滅して初めて「自己責任」にぶち当たるのかな。
こうしてみると、お互いにとって相手の存在は「好き勝手にやる言い訳」って感じがしないでもない。突き詰めていくと「卵が先か鶏が先か」っていう話になりそうだ。
一方のテロリストは、自分の命も惜しくない連中。ブッシュをはじめとする(彼らにとっての)極悪人はいわば彼らのエネルギー源だ。テロリストの心理は私には知るすべもないけど、こういう連中ときたら「悪いのはいつも他人」という考え方なんだろう。第一目標の敵を倒したらそれで満足して「ユートピア」に安穏としているとも思えない。望み通りに敵を全滅して初めて「自己責任」にぶち当たるのかな。
こうしてみると、お互いにとって相手の存在は「好き勝手にやる言い訳」って感じがしないでもない。突き詰めていくと「卵が先か鶏が先か」っていう話になりそうだ。
2004年09月09日
休載します
きょうは休載します。NHKのことを書くつもりだったのに、ちょっとバタバタしていて時間がなくなってしまった。
変わらないコルカタ
サッカーW杯予選の日本・インド戦。ハーフタイムを利用してお風呂に入り、出てきたら、スタジアムが停電して後半が始まっていなかった。あたしが留学していたころと同じじゃない!
当時は1日20時間の停電なんてこともあったな。特に多かったのが、夜テレビで人気ドラマを見ていて、いいところに来るとブチッと画面が黒くなり、翌朝まで電気が来ない展開。ホームステイしていた家は自家発電の設備がなく、試験前は夜でも30度以上あるのにランプをつけて勉強したんだっけ。雨季には電話が1カ月ぐらいウンともスンとも言わなくなるのも当たり前だった。
きょうの日印戦が始まったころはは「インドは変わったなぁ」と感じてた。スポンサーの日本企業の広告にちょっと違和感があって。私が住んでいたころのインドって外資系企業なんて表立った活動はしていなくて、こういうイベントの広告は国産の「コンパコーラ」とか「グルコビスケット」だったもんだ。だから隔世の感があるなぁと昔を思い出していたところだった。突然の停電は「コルカタは変わっていないよ」と告げているように思え、なんだか嬉しくなちゃった。
当時は1日20時間の停電なんてこともあったな。特に多かったのが、夜テレビで人気ドラマを見ていて、いいところに来るとブチッと画面が黒くなり、翌朝まで電気が来ない展開。ホームステイしていた家は自家発電の設備がなく、試験前は夜でも30度以上あるのにランプをつけて勉強したんだっけ。雨季には電話が1カ月ぐらいウンともスンとも言わなくなるのも当たり前だった。
きょうの日印戦が始まったころはは「インドは変わったなぁ」と感じてた。スポンサーの日本企業の広告にちょっと違和感があって。私が住んでいたころのインドって外資系企業なんて表立った活動はしていなくて、こういうイベントの広告は国産の「コンパコーラ」とか「グルコビスケット」だったもんだ。だから隔世の感があるなぁと昔を思い出していたところだった。突然の停電は「コルカタは変わっていないよ」と告げているように思え、なんだか嬉しくなちゃった。
2004年09月07日
「オレオレ詐欺」被害者の体験記
ここ数カ月ず〜っと不思議だった。オレオレ詐欺が話題になってから随分たつのに、相変わらず引っかかる人がいるってこと。『これだけ報道されているのに、不振な電話がかかってきても疑わないもんかなぁ。あたしなら絶対引っかからないのに』などというヘンな自信を持っていた。
ところがひょんなことからオレオレ詐欺のターゲットにされた人の体験記を読み、なるほど〜とうなってしまった。前言撤回。手口の巧妙なことときたら、私の想像をはるかに超えている。単純な私なら絶対に引っかかってしまうだろう。
この体験記は全5本のエントリーとして紹介されている。長いけど、ぜひ一読をお勧めする。その1はこちらからどうぞ。Filtration 実体験!オレオレ詐欺の手口1
【関連エントリー】
オレオレ詐欺被害者の体験記その2(9月19日)
ところがひょんなことからオレオレ詐欺のターゲットにされた人の体験記を読み、なるほど〜とうなってしまった。前言撤回。手口の巧妙なことときたら、私の想像をはるかに超えている。単純な私なら絶対に引っかかってしまうだろう。
この体験記は全5本のエントリーとして紹介されている。長いけど、ぜひ一読をお勧めする。その1はこちらからどうぞ。Filtration 実体験!オレオレ詐欺の手口1
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オレオレ詐欺被害者の体験記その2(9月19日)
2004年09月06日
幻だった3回目の地震
あたしゃ地震が嫌いだ(好きな人がいるとも思えないが…)。きのうの2回の地震、東京なんて震度2だったのに、いつもの地震よりも長いことゆ〜らゆ〜らと揺れたので酔うんじゃないかと思った。その後の寝付きも恐ろしく悪かった。
普段は横になって数秒で眠るとも言われている私。いつもなら眠りも異常に深い。真夜中に震度4の地震があったのに全然知らなかったなんてことも1度や2度じゃない。そんなこともあって、きのうは「ここで寝ると、大災害を知らずに眠り続けるかもしれない」と不安になってしまい、寝付けなくなった。
その寝ぼけた頭で静岡くんだりまで出かけたのが悪かった。午後の早い時間、駅の売店にずらりと並んだ夕刊には「再び強い地震」と大見出しが出ている。『夕刊に出ているってことは、きょうの午前中に3回目の地震があったんだ!』と思い込んでしまった。
なんせこっちはボ〜っとしている。静岡あたりで売っている新聞は早版で、朝刊には昨晩の2回目の地震のニュースが間に合わないなんてことは頭からスッポリ抜けてしまっている。まったく赤の他人に「3回目の地震」のことを尋ねてしまった。「ハァ?」という反応。自分の大ボケに気づくまで数分かかった。あ〜恥ずかしい。知らない人にむやみに話しかける癖も直さなくちゃ。
普段は横になって数秒で眠るとも言われている私。いつもなら眠りも異常に深い。真夜中に震度4の地震があったのに全然知らなかったなんてことも1度や2度じゃない。そんなこともあって、きのうは「ここで寝ると、大災害を知らずに眠り続けるかもしれない」と不安になってしまい、寝付けなくなった。
その寝ぼけた頭で静岡くんだりまで出かけたのが悪かった。午後の早い時間、駅の売店にずらりと並んだ夕刊には「再び強い地震」と大見出しが出ている。『夕刊に出ているってことは、きょうの午前中に3回目の地震があったんだ!』と思い込んでしまった。
なんせこっちはボ〜っとしている。静岡あたりで売っている新聞は早版で、朝刊には昨晩の2回目の地震のニュースが間に合わないなんてことは頭からスッポリ抜けてしまっている。まったく赤の他人に「3回目の地震」のことを尋ねてしまった。「ハァ?」という反応。自分の大ボケに気づくまで数分かかった。あ〜恥ずかしい。知らない人にむやみに話しかける癖も直さなくちゃ。
2004年09月05日
ブッシュ勝利の嫌な予感
嫌な予感はちょっと前からあったのに、認めたくなかったんだ。でも、ここに来て、無視するのが難しくなってきた。11月の大統領選、ケリーは極めて危ないといわざるを得ない。
なんつ〜か、今回の選挙は「ブッシュ対ケリー」じゃなくて「ブッシュ対反ブッシュ」みたいになっている。それだけケリー本人に求心力がないってことなんだろう。どうもパッとしないもんね、あの人。
米タイム誌の世論調査では、現段階で大統領選挙があったらブッシュに投票する人が52%、ケリーは41%。ニューズウィークの世論調査でもブッシュ支持が54%、ケリーが43%と大きく水を開けられた。
これだけだったら「共和党大会が終わったばかりだから、一時的な反発だよ」と言い訳もできそうだけど、さらに気になっているのは、私が選挙のたびに注目している米アイオワ大の政治先物市場だ。相場推移のグラフを見れば分かるとおり、水色の民主党(ケリー)とオレンジ色の共和党(ブッシュ)の格差はこのところ広がっている。それはさておき、6月初めからを振り返ってもケリーの相場がブッシュを上回っている時期は民主党大会の時期を中心にほんのわずかしかない。
この相場は各種世論調査よりも信頼性があるとされている。というのも、人気調査じゃないから。この政治市場、投資した候補が勝てば1ドル戻ってくるけど、負ければゼロになる。だから好き嫌いに関係なく、勝ちそうな人の相場が上がることになる。
なんだかんだといっても、アメリカ人はブッシュを選んで国を委ねるつもりなんだね。我が家は政権が変わったらアメリカへ旅行に行こうという話になっている。一体いつ行けることやら。アメリカに足を踏み入れないとなると、大好きな南米を再訪する日も遠い。
なんつ〜か、今回の選挙は「ブッシュ対ケリー」じゃなくて「ブッシュ対反ブッシュ」みたいになっている。それだけケリー本人に求心力がないってことなんだろう。どうもパッとしないもんね、あの人。
米タイム誌の世論調査では、現段階で大統領選挙があったらブッシュに投票する人が52%、ケリーは41%。ニューズウィークの世論調査でもブッシュ支持が54%、ケリーが43%と大きく水を開けられた。
これだけだったら「共和党大会が終わったばかりだから、一時的な反発だよ」と言い訳もできそうだけど、さらに気になっているのは、私が選挙のたびに注目している米アイオワ大の政治先物市場だ。相場推移のグラフを見れば分かるとおり、水色の民主党(ケリー)とオレンジ色の共和党(ブッシュ)の格差はこのところ広がっている。それはさておき、6月初めからを振り返ってもケリーの相場がブッシュを上回っている時期は民主党大会の時期を中心にほんのわずかしかない。
この相場は各種世論調査よりも信頼性があるとされている。というのも、人気調査じゃないから。この政治市場、投資した候補が勝てば1ドル戻ってくるけど、負ければゼロになる。だから好き嫌いに関係なく、勝ちそうな人の相場が上がることになる。
なんだかんだといっても、アメリカ人はブッシュを選んで国を委ねるつもりなんだね。我が家は政権が変わったらアメリカへ旅行に行こうという話になっている。一体いつ行けることやら。アメリカに足を踏み入れないとなると、大好きな南米を再訪する日も遠い。