2004年07月17日

1円チャーター機の謎

 曽我さん一家が日本に来るチャーター機運航の入札価格は1円だったそうだ(NHK)。しかもJALとANAがともに1円で入れてJALが落としたらしい。その後出てきた、共同通信の報道(徳島新聞)では、両社が「1円入札などで競り合った上、最終的にくじ引きで日航が5万円で受注していた」という。競り合うんだったら、普通安くなるような気もするんだが…。

 ジェンキンスさんをジャカルタに連れて行くときは5万円でANAに決まったんだったな。5万円でも話題になっているのに1円てどういうことよ! あたしゃANAとJALが交代で運航するんだと思っていた。ま、実質的にはそういうことになっているみたいだけど。

 工事入札なんかで2つの業者が同金額で入札し、それを交互に選んでいたら、談合とか商法違反てことになって公正取引委員会が乗り出してくるんじゃないの? テレビや新聞にたくさん出て広告効果はあるんだろうけど、コストを大幅に下回る価格の提示は汚い。JALならジャカルタ−成田の定期直行便があるんだからそれで十分だと思う。政府のチャーター機なんてものに無縁だというひがみかな? 

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posted by らくだ at 08:47 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内ニュース | 更新情報をチェックする