2004年07月31日

サッカーを見たら疲れた

 アジアカップサッカーの日本対ヨルダン戦を見たらぐったり疲れてしまった。本当は国歌が流れるところから見ようと思っていたのに、気がついたらゲームが始まっていた。

 29日の中国紙「中国青年報」が観戦客の反日的な行動を戒める記事を載せた(読売新聞)っていうから、効果があったんだろうかと興味津々。でも、日本へのブーイングはまったく変わらなかった。君が代の時もタイ戦みたいなブーイングがあったんだろうか? ゲーム中のブーイングにはもう慣れてきちゃったよ。

 延長でも決着がつかずにPK戦になったときは「あぁ、こりゃもう負けだ」と思ったね。さらに俊介とアレックスが失敗した後はテレビをみるのが怖くなっちゃって、画面を見ずに音だけでゲームを追っていた。ビクビクしているっていう点では、まるでホラー映画を見ているような気分だったな。最後の大逆転にはびっくりだ。よくやった! 感動した!

 これで次は8月3日に斉南でバーレーン戦か。重慶は日本軍が爆撃した都市ということで反日感情が強いという説明を聞いたけど、これでもし斉南に行っても日本へのブーイングが強かったら、マスコミはなんて言い出すんだろう? 余計な心配だといいけど。
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2004年07月30日

「げきを飛ばす」そんなに問題?

 慣用句や熟語の意味を大半の人が取り違えているとかで話題になっている。例えば「げきを飛ばす」。恥ずかしながら、私も常識知らずの1人だ。てっきり「元気付ける」とか「カツを入れる」という意味なんだとばかり思っていた。本当は「自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を求めること」なんだって。

 でも、なんで私を含めて74%もの人が意味を取り違えたかっていうと、そういう誤用に日常的に接してきたからなんじゃないかな。たとえば、高校野球についての朝日新聞の記事
 渡部さんは79年から通算22年間、同校野球部長を務めたほか、93年から10年間は県高野連副理事長も兼務した。表彰の前に錦織正実理事長は「温厚、実直な性格でみんなから慕われている。表に立つ性格ではなかったが、いったん(試合で)ベンチに入ると、選手たちに大きな声でげきを飛ばすなど、内に秘めたる闘志も持ち合わせていた」と渡部さんの人柄を紹介した。
という記事なんて、書いた人は「元気づける」という意味で使っているように思う。これに限らずスポーツ関連の記事にはこの手の「げきを飛ばす」が多い。

 それに広辞苑で「げきを飛ばす」を調べると、
考えや主張を広く人々に知らせて同意を求める。また、元気のない者に刺激を与えて活気づける。
と出ている。なんだ、間違いとは言えないじゃん。辞書が現状に追いついてきたって感じかな。

 言葉なんて進化なのか退化なのか知らないけど、絶えず変わっている。昔は私も「ウザイ」なんて言葉使っていなかったな。そのうち「何気に」とか「超…」とか自然に使うようになるのかもしれない。見慣れない言葉や若者が使っている言葉ってどうも拒否反応を示しがちだけど、頭ごなしに否定していたら、平安時代に「ひらがな」なんて生まれなかったはずだ。
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2004年07月29日

NHKの体質

 数日前のニュースで申し訳ない。NHKの制作費不正流用事件。このニュースを聞いたとき、「さもありなん」て思った。

 私はNHKに謝礼を踏み倒されたことがある。もう随分前の話だ。当時海外で働いていた私が5日間の休暇を取って一時帰国したら、NHKのBSに出てくれないかと打診がきた。かつてお世話になった人から紹介されたという話だったので、深く考えずに快諾した。

 その結果、打ち合わせと収録で2日にわたって渋谷のNHKセンターに呼び出された。5日間の休暇といっても初日と最終日は香港と日本の往復に使うから、2日も費やしたのは痛かった。拘束が数時間でも往復に時間がかかるから半日仕事なのだ。収録が終わったとき、ディレクターはこう言った。「謝礼は現金の銀行振り込みかNHKの名入りボールペンになりますがどちらがいいですか?」 一瞬耳を疑ったね。なんかすごい選択じゃない?

 私はもちろん現金を選び、銀行の口座番号も教えた。次の日には香港に戻り、しばらく日本に帰らなかったけど1年後ぐらいに口座をチェックしたら、NHKからは1円だって振り込まれていなかった。ボールペンと同じ程度の謝礼だから振り込み手数料よりも安かったのかなぁ?

 別に何万円もの出演料が欲しかったわけじゃない。2日間にわたって埼玉の実家から渋谷まで呼び出されたのに交通費も私持ちだよ。なんとなく「テレビに出してやったんだから」みたいな姿勢を感じた。最初に説明してくれれば、貴重な休暇をそんなことに費やさなくて済んだのに。聞かなかった私も悪いけど、若かった私にはそんなこと思いつかなかった。いまにしてみれば、私の謝礼&交通費もひょっとしてどこかで流用されちゃったのかも。
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2004年07月28日

書店も弱肉強食時代

 ジュンク堂のエスカレーター脇に「新宿店10月下旬オープン」と書いてあるのが目に付いた。新宿のいったいどこにできるのだろうと思って店員に聞いてみる。「三越新宿店の4階から上です」という。

 あれ、新宿の三越って昔は2つあって、南口店にテナントを入れたとか聞いことがある。「南口店ですか? それとも昔からある新宿通りに面しているやつですか?」「南口店じゃなくて、紀伊国屋さんの前になります」。紀伊国屋との真っ向勝負に自信満々?

 ルミネの青山ブックセンター(ABC)あとにはブックオフが入るんだったな。8月1日開業とか。本屋も勝ち組と負け組がはっきりしてきた。

 ABCがつぶれたと聞いたときはそれなりにショックだったけど、よく考えてみると私がABCで最後に本を買ったのなんて2年ぐらい前だ。昨年末に閉店した芳林堂の池袋店でもその前1年間で2、3冊しか買っていない。ほとんどジュンク堂で本を選んで買っている。自分がお金を使わないのにつぶれて文句を言うのもおかしいかも。こうなってくると、駅前の弱小本屋がつぶれるのも時間の問題か。ブックオフみたいに本への愛情皆無のところが勢力を拡大するのは悲しい。

 ジュンク堂の5階、国際情勢の棚にイラクで人質になった今井クンが書いた「ぼくがイラクに行った理由」、高遠さんの「愛してるって、どう言うの?」、人質を散々罵っていたライター勝谷誠彦の「イラク生残記」が同じ棚の近くに並んでいて思わず苦笑。批判して批判されてと立場は正反対でも、結局イラク絡みの関わりがお金がになっているのは同じだ。どの本もじっくり読みたい気分にならない内容で、パラパラ見ただけで終わり。

【関連バックナンバー】
青山ブックセンターが閉店(7月16日)
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2004年07月27日

ワシントンポストの失敗

 米民主党大会が始まったと思ったら、ワシントンポストが失敗をしでかした(懺悔記事=登録していないと開けないかも)。民主党大会への出席者やマスコミ関係者を対象に特別版の紙面を合計1万部無料で配布したところまではよかった。

 でも、26日の特別版第2セクションにはケリーとエドワーズの写真の上にELECTION 2000(2000年の選挙)というバナーがでかでかと掲載されていた。担当者が前回の選挙のバナーを使いまわし、うっかり年号の差し替えを忘れたという。

 ただし「記事の内容に誤りはない」ため、回収はしないでそのままにするとか。しかもライバル?の失敗を引き合いに出し、「ケリーが副大統領候補にゲッパートを選んだと伝えたニューヨークポストの一件とは違う」と言い訳。ちとカッコ悪い。民主党大会に最初からケチがついちゃった。最近の世論調査ではブッシュ支持率が盛りかえてしているっていうし、前回の大統領選挙を思い出させるなんて、ちょっと不吉な予感がしないでもない。
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2004年07月26日

「毛布を送るよ」とメールが来た

 アメリカ人の友人から久しぶりのメール。「日本は水害で大変なんだってね。大丈夫? 生活用品は足りてる? 毛布ぐらいだったらアメリカからでも送れるよ」。なんていいヤツなんだ。どうも日本が全国的に豪雨災害に見舞われたと思っているらしい。

 ま、それもそうだよな。新聞に出たとしても見出しは「日本で水害」とかなって、日本海側の一部の都市だなんていうことは、ちゃんと読まないと分からないはず。ニイガタとかフクイなんていう地名は聞いても頭に入らない人だって多いだろう。それに東京は丸焼きになりそうな暑さだなんてことは伝えられていないのかもしれない。ニュース性のある絵になりにくいし。

 中国もそうだったな。にわか雨には降られたけど、6月末から7月にかけて旅行している間、天気はずっとよかった。帰ってくるなり「大雨で大変だったんでしょ?」っていろんな人から言われてびっくり。私の行った雲南省も水害で大変だと伝えられていたということはあとで知った。現地ではそんなニュース全くやっていなかった。

 友人には「いや〜気持ちはありがたいけど、実は東京は猛暑で観測史上の最高気温を更新したんだ。水不足が心配なぐらい。毛布なんて今んとこ触りたくもないんだ」という返事を出す。そしたら「日本てあんなに狭いのに、なんでそんなに複雑な気象分布なんだ?」と返ってきた。う〜ん、そんなこと英語で説明するのは難しい。確かにアメリカにいたときは、天気予報をみてもあの広い国土に前線が1、2本しかない天気図が多く、なんて大雑把なんだろうと思っていたっけ。あ〜、もう返事を書くのが面倒くさい。
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2004年07月23日

スパイウェアがざくざく

 ネットで情報収集していたら、小窓が出てきた。スピードが遅くなっていたらスパイウェアが侵入しているかもしれないという警告だ。別にスピードが遅くなったという自覚症状はなかったけど、こんな警告が出てくると気味が悪い。ウイルスみたいにうざくないとはいえ、個人情報を集められるのも怖いので、グーグルでスパイウェア対策をしようというページをみつけ、AD−AWAREという無料スパイウェア対策ソフトをインストールした。

 マニュアル通りにインストールしてスパイウェアをスキャンしたら、なんと50個も見つかった。びっくり。だって、このパソコン買ってまだ1カ月余り。しかもそのうち10日間は旅行で使っていない。それに、そんなにヤバイサイトを見ているつもりはない。海外サイトの閲覧が多いのがいけないのかなぁ。5年間使った先代のパソコンには一体いくつスパイウェアが潜んでいたんだろう?

 しかし、スパイウェア対策ソフトにスパイウェアが仕込まれていたらアウトだなぁ、などとどこまでも心配性の私だ。
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2004年07月22日

ブッシュとケリーのお笑いアニメ

 これは必見。JibJabのサイトにあるThis Landというタイトルのアニメ。ブッシュとケリーの写真をクリックすると別ウインドウが出てきて閲覧できる。最初にCMを見なくちゃならないけど、もちろん無料。もう5回ぐらい見ちゃった。

 よくできている。声と動きが絶妙。こうしてみると、人材不足は日本の政界だけじゃないんだよな。アメリカ人のこういうユーモアのセンスは好きだ。

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逆タマ大統領は誕生するか(3月3日)
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白骨温泉問題の意外な影響

 白い虚湯、もとい白骨温泉の一部入浴施設で草津温泉ハップを入れて湯を着色していた問題が意外なところに影響を広げていた。映画業界だ。なんでも10月に公開される予定の「ホネツギマン」という映画と白骨温泉がタイアップしていて、テレビでおなじみのあの旅館組合長、小日向義夫氏も推薦の言葉を寄せているとか。

 この映画、「昼は整体士、夜はプロレスラー」が主人公。骨つながりで宣伝担当の人が白骨温泉にタイアップ協力の話を持っていったそうだ。詳しくは「ホネツギマン的裏日記」を参照あれ。この日記では「ホネツギ温泉ツアーを企画」とあるけど、きょうみたどこかの民放テレビによるとJTBが計画していたこのツアーはいったんお流れになり、あらためて「ごめんなさいツアー」みたいなのを企画するかもしれないという。

 なんかよく分からん映画と企画だなぁ。カイロプラクティック(整体)と骨接ぎって同じなの? 別物だと思っていた。そもそも原題はThe naked manだ。でも待てよ。脚本はイーサン・コーエンだっていうから面白いのかもしれない。

 映画の配給会社としてみれば、白骨温泉が話題になったおかげで「ホネツギマン」までメディアで紹介されて知名度もアップしたんだし、ハッピーなんだろうな。「ホネツギマン」は10月レイトショー公開。あたしゃ見ないよ。

【追記】その後見つけたスポーツニッポンの記事によると、予告編は旅館組合長が「ホネツギマンも、うちの温泉に入ればきっと強くなるよ」という部分が入っているので、チラシや予告編の差し替えも検討するとか。話題になってウハウハしているだけじゃなさそうだ。

【関連エントリー】
白骨温泉とマスコミ(7月24日)
草津温泉ハップ(7月15日) 
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2004年07月21日

東京を打ち水で涼しく!

 東京はきのうからきょうにかけての最低気温が30.1度。いよいよ一日中30度台の時代がやってきた。夜になってやっと気温が下がると思ったのも束の間、朝になって太陽が出てきちゃう。太陽のヤツめ、いい加減に休めよ!っていいたくもなる。そしたら午後になって少し曇ってきた。

打ち水大作戦2004 昔ながらの打ち水で東京を涼しくしようというプロジェクトを見つけた。去年は一斉の打ち水に30万人が参加して気温が一度下がったとか。テレビで見たような記憶がある。去年は冷夏だったけど、ことしは猛暑だから盛り上がりそうだ。

 打ち水週間は8月18日から25日の1週間で、「水」曜日の18日と25日の2回、正午にみんな揃って打ち水をするのだそう(雨天なら18日は順延、25日は中止)。100万人の参加で気温を2度下げることが目標だ。私も忘れなかったら&旅行に出かけていなかったら参加しようと思う。

 このプロジェクトのエライところは、ただ単に打ち水をしようっていうのじゃなくて、エアコンの排水やお風呂の残り湯(水)などを二次利用しようっていうところ。詳しくは打ち水大作戦2004のサイトへどうぞ。

【関連バックナンバー】
危険な暑さ(7月20日)
梅雨明け(7月13日)
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中国、SARS隠し告発の医師を解放

 昨年春、北京のSARS感染者隠しを告発したことで知られる医者の蒋彦永氏が19日に解放された。CNNによると、駐中国アメリカ大使館のスポークスマンが21日に確認した。よかった〜。

 もっとも、身柄を拘束されたのはSARSに関してじゃないと思う。ことしの初めだったか、蒋氏は天安門事件に関連した人たちの再評価を求める手紙を全人代に送っていた。拘束されたのがことしの6月1日だってことから考えて、当局は6月4日の天安門事件15周年を意識していたんだろう。同時に拘束された奥さんは、一家がマスコミに情報を伝えないことを条件にして2週間で解放されている。
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2004年07月20日

フィリピン人人質解放

 イラクで7日から人質になっていたフィリピン人のトラック運転手デラクルスさんが日本時間の午後5時ごろ解放された(BBC)。きのうまでにフィリピン軍が撤退しているのだから当然か。まずはめでたい。

 犯人側はこれで勢いづいてもっと人質を取ろうとするのだろうか。日本での報道をみていると、韓国人の事件は隣国の話ってこともあって話題になっていたけど、デラクルスさんのことはあまり伝えられていない。13日にブルガリア人が頭を切り落とされて殺されたのもそんなに大きく扱われなかったな。みんな慣れちゃった?飽きちゃった?

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フィリピンout、ロシアin?(7月19日)
posted by らくだ at 21:08 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする

危険な暑さ

 暑い。朝から日差しが強い。窓から見る景色がいつもよりも人工的に写真みたいに見えた。ほとんど風がないからだろうか東京は午後1時前に39.5度でこれまでの最高記録を更新したとか。甲府も39.9度、千葉の牛久は40.2度だそう。来るところまで来たな。

 子供のころ、30度と聞くと「暑いんだなぁ」と思っていた。うちにも学校にもエアコンなんてなかったし。いまじゃ感覚が5度ほどずれて来ている。週間天気予報をみて「あと3日我慢すれば30度ぐらいまで気温が下がって涼しくなるんだ」と心待ちにするぐらい。要するに30度なら涼しいって感覚だから「真夏日」といわれてもピンと来ない。同じく夜も25度だったら御の字。熱帯夜じゃなくて「寝苦しくない嬉しい夜」って感じだ。

 冬が暖かくなったのはありがたいけど、夏のこの暑さ、なんとかしてくれい。冷夏だった去年は「夏は暑くないとね」と思っていたのだが前言撤回だ。冷夏東京はビルが増えすぎた。それも海側にびっしり高層ビルが立ち並んでいるのがよくない。緑地も少ない。日中外を歩いていると、アスファルトの照り返しと室外機や車の熱風で丸焼きになっている気分。スーツにネクタイ姿の男性も目にするだけで暑苦しい。本人もつらいんだろうけどね。

 テレビでも「外出するだけで危険。熱中症に注意」とか言っていた。政府がシエスタ(昼寝)を奨励してくれないかな。サマータイムの導入よりも支持するな。

 あと、高層ビルの建築を制限するとか、ビルを建てるなら一定面積の緑地も設けなくちゃいけないとかってのもありかな。もう手遅れって感じもするな。ここまできたら、首都機能の移転も本格的に検討してもらいたいよ。

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2004年07月19日

フィリピンout、ロシアin?

 フィリピン軍がきょう、イラクからの撤退を完了したみたいだ。(Manila Times)トラック運転手デラクルスさんを人質にとっている武装勢力は撤退期限を7月末まえ延長していた。随分素早い撤退だな。これでデラクルスさんが無事に解放されることを祈ろう。

 フィリピンは国民の10人に1人が海外で働いているとも言われていて、中東に出稼ぎに行く人も多い。世論がデラクルスさんに同情的になるのも分かる。そもそもフィリピンが送っていたのは51人だけなんだから、撤退してもイラクではそれほど影響ないんだろう。(自衛隊が撤退したら影響はあるのか?)

 犯人グループの要求に応じて撤兵しても、国際的な立場はどってことないんだな。アメリカがフィリピンに文句を言ったという短い記事を読んだぐらいだ。スペインも間接的とはいえ、テロリストの要求を受け入れた格好になったのに、アメリカ以外の国から非難が寄せられて外交上に支障が出るってことはなかったみたいだ。「負けるが勝ち」っていう対応もあるのかも。

 イラク絡みでちょっと気になっている記事がある。STRATFORの16日付の欄に出ている「ロシアがイラク派兵を検討」というやつ。
Moscow is considering a request by the Bush administration to send Russian troops to Iraq or Afghanistan this fall, just before the U.S. presidential election. (ロシア政府はブッシュ政権の要請により、ことし秋の米大統領選の直前にイラクかアフガニスタンに軍隊を派遣することを検討している。=筆者訳)
 出て行く国もあれば、あらたに入ってくる国もある? イラクの各種利権を狙っているとすれば、ちょっと出遅れたね。このロシアの話、ほかのニュースサイトでは一切見つからない。ガセネタ?

【追記】プラウダによると、ロシア外務省のスポークスマンは、イラクへの平和維持軍の派遣を否定した。やっぱりガセネタだったみたい。(7月25日記)
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2004年07月17日

1円チャーター機の謎

 曽我さん一家が日本に来るチャーター機運航の入札価格は1円だったそうだ(NHK)。しかもJALとANAがともに1円で入れてJALが落としたらしい。その後出てきた、共同通信の報道(徳島新聞)では、両社が「1円入札などで競り合った上、最終的にくじ引きで日航が5万円で受注していた」という。競り合うんだったら、普通安くなるような気もするんだが…。

 ジェンキンスさんをジャカルタに連れて行くときは5万円でANAに決まったんだったな。5万円でも話題になっているのに1円てどういうことよ! あたしゃANAとJALが交代で運航するんだと思っていた。ま、実質的にはそういうことになっているみたいだけど。

 工事入札なんかで2つの業者が同金額で入札し、それを交互に選んでいたら、談合とか商法違反てことになって公正取引委員会が乗り出してくるんじゃないの? テレビや新聞にたくさん出て広告効果はあるんだろうけど、コストを大幅に下回る価格の提示は汚い。JALならジャカルタ−成田の定期直行便があるんだからそれで十分だと思う。政府のチャーター機なんてものに無縁だというひがみかな? 

【関連バックナンバー】
ジェンキンスさん早期来日へ(7月14日)
posted by らくだ at 08:47 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内ニュース | 更新情報をチェックする