さっそくJewというキーワードで検索してみる。一番上に表示されたのはJew Watchというサイトだ。中身は見ていないけど、確かに刺激的な言葉が並んでいる。Jewish Genocides Today and Yesterday(ユダヤの大量虐殺きょうときのう)、Jewish Terrorists(ユダヤ人のテロリスト)などなど。
グーグルの説明によると、jewという言葉が反ユダヤ的な意味合いで使われることが多いのが一因だという。偏見のない人は、Judaismや Jewish、Jewish peopleというキーワードで検索する傾向があるそうだ。確かにこれらの言葉で検索すると、まとも?なサイトが上位表示される。
検索結果から悪意のあるサイトを外すか、検索結果の表示を調整するように求めるオンライン署名の動きもあったようだ。グーグルでは「当社の客観性と自動ランキングシステムのために、要望に対応できません。当社が検索対象から外すのは、法律により強制された場合と、検索結果を悪意により操作しようとする動きがあったときだけです」としている。
グーグルが検索結果を調整できないなんて知らなかった。大型IPOを控えて経済界を牛耳っているユダヤ人コミュニティからの批判に敏感になっているのかな〜などと勘ぐってしまった。