モニカのときもそうだっけど、クオリティペーパー(高級紙)といわれているニューヨークタイムズやワシントンポストは、プライドが邪魔しているのか、食い付きが悪い。どうも「ドラッジ・リポートなんてジャーナリズムにあらず」とお高くとまっている感じだ。かえって海外のメディアがはしゃいでいる。英テレグラフなんか、相手の顔写真入り記事を出している。報道によると、彼女の名前はAlex Polierでコロンビア大卒の24歳、元AP通信勤務。今は婚約者とケニアのナイロビに身を隠しているそうだ。どうもインターン時代に2年間、ケリー候補と関係を持ったとされている様子だ。
日本ではもう報道されているのかな。それよりもブッシュが父親のコネを使って州兵になりベトナム行きを免れたうえ、その州兵も満足に務めていなかったという疑惑の方がいまのところ注目されているみたいだ。アメリカの高級紙の乗りだからかな。
選挙のときの報道って波があるように思う。マスコミの波が一気にケリーの不倫疑惑に押し寄せたら、ずっと昔のゲイリー・ハートみたいなことになるんだろう。ブッシュの経歴に向いている間はケリーの行け行けムードが続くのかな。現時点で大統領選挙があれば、ブッシュよりもケリー有利との世論調査結果も出ているし、これからブッシュ陣営は女性問題での攻撃を始めるんだろうな。マスコミは最終的にどっちの問題を重視するのか。それが楽しみだ。